最近、明け方に東の空を見ると圧倒的に明るく光っている星が見えます。
いわゆる明けの明星です。
明けの明星は金星のことで、太陽よりも西側に位置している時期にあたります。
そして、6月1日(日)に金星が西方最大離角を迎えます。
西方最大離角とは、地球から見た時に、地球よりも太陽に近いところを回る
天体が太陽の西側に最も離れることをいいます。
太陽から離れているため、観察のしやすい時期です。
今が明けの明星の見頃ですので、ぜひ早起きをして東の空を眺めてみてください。
朝4時頃には東の空の高度15°あたりに見えます。
さらに、金星ほどの明るさがあれば、昼間の青空の中に肉眼で金星を
見ることができます。昼間に星が見えるなんてちょっ不思議ですね。

太陽‐金星-地球の位置関係
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