4月11日(火)の夜に空の中で金星とすばる(プレアデス星団)が接近します。
今回は午後8時00分頃で考えると、2.5°ほどの距離に近付いています。
手をのばして見た時の指の幅が約1°ですので、指2本分ちょっとくらいの近付き具合です。
金星が-4等、すばるは2等なので、かなり明るさの違いがありますが、星空のきれいな
場所であれば、なんとか肉眼でも確認できると思います。双眼鏡を使えば、同一視野に
両方の天体を確認でき、さらに詳しい姿を観察することができるでしょう。
午後8時の位置でいえば、西北西の空、高度約20°あたりに見えます。
また、数日間観察すれば、すばるなどの星々に対する金星(惑星)の動きも捉えることが
できますので、ぜひチャレンジしてみてください。