毎年、みずがめ座η流星群が、GW頃に活動期を迎えます。
今年のピークは5月7日の0時頃と予想され、前後数日は比較的多くの流星(1時間に
10個程度)が流れます。ただし、今年は6日が満月なので、前後数日を考えても、ほぼ
一晩中月明かりに邪魔をされてしまい、観察の条件としてはとても悪いです。
観察のおすすめは、6日の夜から7日の明け方にかけてです。
この流星群は、ハレー彗星によってバラまかれた塵によって引き起こされるもので、
南半球では1年うちで最も活発な流星群の1つとして観測されるのですが、北半球では
放射点(流れ星がそこから放射されたように見える場所)が低いため、あまりたくさん
見ることはできません。今年見られるのは、1時間に5個程度かと思っています。
流れ星を見つける一番良い方法は、楽な体勢で、なるべく空の広い範囲をキョロキョロ
せずにボーッと探すことです。
頭の真上あたりを中心に広い範囲をぼうっと眺めるのがおすすめです。
とても魅力的な現象ですので、ぜひ流れ星探しにチャレンジしてみてください。
何気なく空を見上げた瞬間に流れてくれるかもしれませんよ。