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呉市かまがり天体観測館

呉市かまがり天体観測館のブログです。
イベントや星空情報等を掲載していきます。

H-ⅡA、最終号

2025-06-27 13:06:04 | 天文ニュース

6月29日(日)の未明に最後のH-ⅡAロケットである50号機が種子島宇宙センター
から打ち上げられる予定です。これでH-ⅡAロケットは退役となり、H3ロケットが
後を引き継ぐことになっています。

H-ⅡAロケットの最終号機に搭載されるのは、温室効果ガス・水循環観測技術衛星
(GOSAT-GW)で、地球上での二酸化炭素やメタンガスの濃度分布、水循環変動
などの観測を宇宙から行い、温室効果ガスの排出源の特定や排出量の把握、水循環
変動の予測による気象・水産・航行支援に貢献することなどを目的にしています。

打ち上げのライブ中継も予定されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。

詳しくはこちらへ
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Asteroid Day(2025)

2025-06-26 13:00:21 | 天文ニュース
6月30日は小惑星の日です。

これはツングースカ大爆発が起こった6月30日にちなんだもので、
この日の前後には世界中で様々なイベントが開催されています。

その中でも Asteroid Day は、小惑星や彗星などの地球衝突への
危機意識を高め、地球に暮らす人々が未来の世代に何ができるか
考えるためのキャンペーンです。

6月28日(土)には「アステロイドデースペシャルトーク」が
開催される予定ですので、興味のある方はぜひご参加ください。

開催の概要は以下のとおりです。
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日 時:2025年6月28日(土)13:00~16:00(JST)
会 場:メイン 相模原市立博物館
    オンライン配信 YouTube
    ※サテライト会場もあります。
内 容:【2024 YR4 セッション】
     「2024 YR4について何が起こったのか」 吉川 真(JAXA)
     「2024 YR4の地球衝突確率」      竹内 央(JAXA)
     「2024 YR4に「はやぶさ2」を向かわせる?」 津田雄一(JAXA)
     「NEOの観測と2024 YR4プレカバリー」 浦川聖太郎(日本スペースガード協会)
    【アポフィス セッション】
     「アポフィスについてのこれまでの経緯」 吉川 真(JAXA)
     「アポフィスへのミッション1:DESTINY+」 山本高行(JAXA)
     「アポフィスへのミッション2:RAMSES」 豊田裕之(JAXA)
     「アポフィスへのミッション3:衝突実験で表面を探る」 橘 省吾(東京大学)
     「アポフィスの観測、掩蔽観測」 吉田二美(産業医科大学・千葉工業大学)
     「2029年のアポフィスの見え方」 浦川聖太郎(日本スペースガード協会)
主 催:NPO法人 日本スペースガード協会、JAXA、相模原市立博物館
協 力:星空公団、日本惑星協会、宮城県角田市、(公財)角田市地域振興公社、国立天文台
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すごい天文台が始動!

2025-06-20 11:38:39 | 天文ニュース

2025年6月24日(火)午前0時(日本時間)にヴェラ・C・ルービン天文台が
捉えた最初の画像が公開予定です。このファーストルックイベントはYouTube
でストリーミング配信されるようですので、興味ある方はぜひご覧ください。

ヴェラ・C・ルービン天文台はチリのパチョン山に建設された天文台で、渦巻
銀河の平坦な回転曲線の観測からダークマターが存在することを実証した天文
学者ベラ・ルービン(Vera C. Rubin)さんにちなんで名付けられました。

口径8.4mの広視野光学赤外線望遠鏡(サーベイ専用)が設置されており、一度
に満月40個分という広い範囲を32億画素ものカメラで捉えることができます。
これは天文台から見える全部の空を数日で観測できるほどの驚異的な能力です。

ちなみに、一晩の観測で得られるデータ量は15 TBにもなります。

今後10年間はサーベイ観測を続け、ダークマターの性質の解明や太陽系天体の
カタログ化、天の川銀河の構造と誕生などに挑戦していく予定です。

天文学の世界のあるゆるテーマに画期的なインパクトをもたらすと考えられて
いる天文台ですので、これからの活躍が本当に楽しみです。

詳しくはこちらへ(英語のページ)

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種子島宇宙センターの特別公開(2025)

2025-06-18 13:14:33 | 天文ニュース
7月13日(日)に種子島宇宙センターの特別公開が実施されます。

打上げ設備を巡るバスツアーや打ち上げ管制室の見学、スペシャル講演会など、
たくさんの催しが予定されていますので、興味のある方は今のうちから準備を
進めておいてください。催しによっては予約制になっているものもありますので、
早めに対応されることをおすすめします。

また、これから随時追加される情報も見逃さないようにしましょう。

詳しくはこちらへ

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高校生の活動発表会(2025)

2025-06-13 13:50:49 | 天文ニュース

7月21日(月・祝)に高校生による天文活動の発表会が行われます。

観測から解析・結果まで高校生たちが自分自身でが行った天文学の様々な分野
の研究を発表する場です。特に同じ志を持つ同年代の方々は、全国の仲間たち
がどんなレベルの研究に挑んでいるのかを知るよい機会になると思います。

発表ありでも参加のみでもOKですので、ぜひ参加してみてください。
※参加には申込が必要です。

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タイトル:第15回高校生天文活動発表会 -天文高校生集まれ!!-
日 時:2025年7月21日(月・海の日)午前10時から午後5時(予定)
会 場:対 面   大阪教育大学天王寺キャンパス 西館1階ホール 他
    オンライン Zoom
内 容:高校生の天文関連活動、研究成果の発表と交流
対 象:高校生と顧問教員、指導者、保護者
    ※発表をする生徒・教員・保護者以外の参加もOKです
定 員:対 面   先着順で160名まで
    オンライン 先着順で300接続まで
参加費:無料
締 切:7月14日(月)または定員になり次第
講 演: 「金星探査機あかつきが解き明かす大気スーパーローテーションの謎」
      高木征弘 氏(京都産業大学理学部宇宙物理・気象学科 教授)
主 催:高校生天文活動発表会実行委員会
共 催:大阪教育大学
後 援:日本天文学会、日本天文教育普及研究会

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