「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村(11) なんちゃって登山@阿弥陀岳の麓あたりは朝飯前

2020-11-18 11:00:00 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
また朝が来た。

薪ストーブのおかげでほんのり暖かい。外は寒いんだけどねぇ~。



薪はほぼ燃え尽きたが、ストーブ本体やこの煙突(↑)はまだ温まっているのだ。

この仕組みを考えた発明王のフランクリンに感謝しよう。

山荘の真東は高い阿弥陀岳なので日の出は遅いけれど、周囲は徐々に明るくなってくる。



外気温はマイナス2度。



明るくなって来る時間帯だが、三井の森を歩いている人はまだいなかった。



ここは管理事務所がある別荘地だから利用しなくても管理料を取られるが、まあそれだけのことはある。

冬場の降雪時の除雪作業は大きな3台の除雪車を使い頻繁に行われる。それがなきゃ冬場はここへたどり着けないし。

見過ごしちゃいそうなポイントだが、敷地内で道路に接した部分の幅50~60cmは、管理事務所により常に草刈りが行われている。

下の画像(↓)でも道路脇の敷地は笹がないでしょう?



そのサービスがなければ、道路脇から笹やら雑草が伸びて来て側溝を多い、道路にもはみ出して来てしまう。

こちら(↓)も側溝の横はずっと草刈りが行われている。これを別荘地全体について常に行うのはかなり大変な作業のはず。



また寒冷地でのアスファルト舗装は深さがかなり必要なインフラ工事(でないと凍結時に地面が持ち上がってしまう)だ。

しかも二車線。ろくにクルマも来ないのに。

で、アスファルト舗装を完璧にすると、今度は豪雨の時にアスファルトの上を大量の雨水がすごいスピードで流れることになる。

それは水を大量に下へと流し落とすことになるので、その結果、しっかりした側溝も必要となる。



すると今度は側溝が詰まる心配が生まれ、その詰まったものを取り除く作業も必要となるし、場所によっては急に流れ落ちる水量を調整するために、調整池を途中に設けることも必要となったりする。

別荘地って、ただ山を削れば出来るってわけではないのだ。便利にしようと手を加えるほど、また別の手当てが必要となる。自然ってなんでもそうですね。

ゴミ問題も同様。管理事務所によるゴミ管理がなければ、我々はここでゴミを処理できなくなる。

ゴミを捨てに行きましょう。バケツに入ったのが瓶と缶とペットボトル。手前の袋が原村や富士見町共通の燃やすごみが入った袋。



山荘から700m(「0.7」と表示があるでしょ?)で到着する。



ちょっと徒歩ではしんどいのでクルマでごみ捨て。

こちらがゴミステーション。これも管理事務所によって管理されている。



ところが昔も今も、ルール無視の別荘オーナーが多い。



やめましょう、だらしないことは。

● 燃やすごみは原村指定の有料専用袋に入れましょう。
● 金属製品、スチール缶、ペットボトル、電池、アルミ缶、燃焼ごみ・・・。全部厳格に分けましょう。
● ペットボトルや瓶に付いたプラスチック部品は取りましょう。
● タイヤやスキー板や電化製品などの規定外なものは粗大ゴミであり特別料金が必要で、管理事務所に相談しよう。

あったりまえでしょ。管理事務所も原村の清掃業の人たちも、別荘オーナーの「旅の恥はかき捨て」的ゴミ捨てのやり方をきっと軽蔑していることだろう。これでは別荘オーナーの品格が疑われてしまう。誰かがここでいい加減な捨て方をすると、管理事務所がその始末をあとでせねばならず、そこで余計な手間がかかることになる。また決められた有料ゴミ袋を使わなかったり、特別料金が必要なゴミをこっそりここに放置することは違法だ。そしてその負担を他人に押し付けていることになる。そういうことをずっとやっていると、やがて管理料が上がるよ。

空が明るくなって来た。



ここで八ヶ岳のお勉強。

今から21年前の月刊誌Outdoorだ。廃刊になってもう何年だろう。



この号は今やお宝。八ヶ岳情報の宝庫だ。

観光的な話題から登山、学術的なものまで、いろいろ掲載されているよ。



その中には、かつての八ヶ岳連峰がどれほどのものだったかなんて記事もある。



八ヶ岳もかつては連峰全体がおそろしく大きくて、とても高い山だった可能性が大。

八ヶ岳山麓全体をもっと応援しよう!

富士山なんて、小さい小さい(笑)。

ということで、これから朝飯前の登山。「●●●なんて朝飯前」って言葉があるが、これは本当に朝飯前の「なんちゃって登山」。



ここ(↑)で別荘地は終わり。原村の建物はこのあたりが最高地点なんだ。

ではここから登山。ちょっとだけね。



阿弥陀岳まで行けるんだけど、山荘自体がすでに標高1,600mという位置にあるから、そこにいるだけですでに登山した気分に浸れるというズルい状態。



有利だよねえ。

ナラの大株の右横を周って上りましょう。



どんどん上がるぜ。



これをご存じですか?



午留岩というらしい。



以前はこんな表示はなかったなあ。

なんて読むのかな? ごりゅういわ? わかんないわぁ~。どういう意味なんだろ。

カラマツ、シラカバ、ナラが大半を占める区域を抜けると、時々モミの木が見られるようになる。



これ、重要なポイントだ。

諏訪の一大イベント、あの御柱祭で御柱として坂道を延々と下って行くのはモミの木。

原村の温泉も「樅の木荘」なんて言うでしょ。

諏訪大社には上社と下社があるが、原村は上社に属する。前回の御柱祭の上社の御柱はこちら。



立派な木が得られず、信州の他地域から持ち込まれることも多いという。

モミの木君、ここで立派に育ってね。



途中から開けた場所に出る。開けたところに最初に育つのがシラカバだ。



こちらはカラマツばかり。でもその間にモミの苗木が見える。



ね、ほら。



ここで道が直角に曲がる。私が来たのは右から。これから行くのが左。



まっすぐ、やや下りの傾斜。疲れた体に心地よい下り。



そしてこんなところに出る。



私が来たのはこの三井の森別荘地からの道。



この先をどんどん登れば阿弥陀岳まで行ける。下りれば舟山十字路で、そこは有名な阿弥陀岳登山口のひとつ。



ここを上がるか? いやぁ~、まだ朝飯食べてないもんな。



もうこんな高いところまで来たんだし、そろそろ戻りましょう。



で、もと来た道を帰り始める。



楽だわ、楽だわ。

下りってなんて楽なのかしら。

登山より下山が好き💛 楽なんだもん💛



よくこんな巨岩がここにあるよね?って思いたくなるほど、大きな岩があちこちにある。



チョー大規模で暴力的な噴火があったのでしょうね。

開けてきましたよ。



あらぁ~、三井の森が見える。なんて気楽な登山。



山道を下りたところが自分の山荘。こんな楽なことある? なんちゃって登山、大好き。



この山荘の基礎工事の時も巨岩が次々と出た。

これ、みんなそう。全部記念にそのまま並べて置いてある(普通は捨てるらしいが)。



こちらもね。



自分が登って来たところを振り返る。



さて、お腹が減ったよ。

朝ごはんにしよう。

カントリー・キッチンのライ麦パンを食べようね。



おいしそう。きっと酸味が効いているんだろうね。クルミも入っている。



朝から運動すると、おいしいわ。



【つづく】
コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八ヶ岳西麓原村(10) 山荘に戻ったらすでに午後も遅くになって、すぐにドガティ君の運動@八ヶ岳中央農業実践大学校の広場

2020-11-17 00:00:22 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
甲州まで行ってギャラリーで器を見て、富士見高原のカントリー・キッチンでゆったりとランチして、山荘に戻ったらもう夕方が近い。

そこでまたドガティ君の運動に出かけましょう。

山荘から標高で400m近く下がるとこちらに到着する。



また原村の農場だ。

「それそれ、その新しいおもちゃを投げてくださいな」



咥えてかみかみ。かみかみ。ドガティ君の幸せな時間。



そこでいきなりそのおもちゃを遠くへ投げる。とりゃぁっ!



おもちゃを捉えたら、走って戻る。

どんだけ走るねん?と問いたくなる風景。君は走り過ぎだ。



ひゅぅー!



彼は浮いている(↑)。地面に足がついていない。

またおもちゃをかみかみ。



そんでもってまた走る。



「おかーさん、もっともっと投げてくれよ」



なんてことを繰り返すのだ。



場所を変えてここでも新しいおもちゃが登場。



ドガティ君の興奮は続くのでした。

また山荘へ戻る。



クルマのドアを開ければ落ち葉だらけ。



シラカバ、カラマツ、カエデ・・・。

今日も平和な山荘。毎日が楽しいね。



数日でずいぶんカエデの葉が落ちた。



それでもまだまだ楽しめる山荘周辺の紅葉。



カラマツの葉が黄色くなってきた。



山荘に到着した初日はもう少し緑が混じってたのにね。



山荘前の道路も、徐々に赤茶色くなる。



カラマツの葉が全部落ちたら冬の準備だ。



道の上にどんどん積もるカラマツの葉。



ギャラリー夢宇で購入した器で、諏訪の酒である横笛を飲もう。



いい器を買っちゃったな。



井出久弥先生の作品。



やがて午後6時になり、ドガティ君の夕飯。



昨年購入したサクラの薪を今燃やしている。



ナラやクヌギほどじゃないが、結構いいね。

朝から遊びすぎたドガティ君はもう就寝。ストーブ前の特等席だ。



燃やせるサクラはまだまだあるよ。



毎日が楽しい、八ヶ岳西麓原村。



【つづく】
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八ヶ岳西麓原村(9) Mariah CareyでAll I Want For Is Christmas Is You♪ そして老舗の域に入ったカントリー・キッチンでランチしてライ麦パンを買って帰ろう

2020-11-15 14:26:50 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
甲州の夢宇谷から、信州側に戻る。

これも貼り付けちゃおう。気が早いけど。



マライヤ・キャリーで今や古典の部類のクリスマス・ソング。

この人は明るいからいい。

これのバックコーラスをやりたい。「And Iぁぁ~~~~~♪」って(笑)

そして富士見高原を行きましょう。



誰もがご存じのカントリー・キッチンへ。



あら、おいしそうなキノコ。食べられるのかどうかは知らないが、香ばしく見えることは確かだ。



こちらがカントリー・キッチンのレストラン。



ここは、かなりの変遷を経ている。

たしか創業者は関西人で元々はFM大阪の関係者だったはず。違うかな? もはや記憶があいまいだけどね。その創業者であるオーナーが自らレストランに立って働いておられたのを記憶している。当時、レストランの上のフロアでは趣味のインテリア雑貨がたくさん販売されていた。しかし今ではこのお店のオーナーは別の会社だ。それも歴史だね。

そんなカントリー・キッチンの前で記念撮影のドガティ君は、晩秋のファッション雑誌のモデル気取り。落ち葉がいいね。



鉢巻道路からこの青い看板が見えたら、どうぞ入ってみてね。



ドガティ君にとっても、今日は忙しい日だね。

あっちこっち移動してばかり。



ここでランチする人はこのドアから入るのだが、我々犬連れ族はまず代表者だけがここからは入って、「テラスへ入っていいですか?」と問うことから始まる。



そしてテラスへ直接移動して、店内を通らずしてテラス席へ入るのだ。

途中チョコレートがいっぱい落ちていた・・・なんて、これを手で拾ったら大変よ。



これは鹿のうんち(笑)。

これも高原地帯でのハプニング。

この階段からテラス席に入りましょう。



犬の水はタダですよ。飲みたいだけ飲んでね。



イイ感じの席でランチしましょう。



「おりこうにしてないと、フードをもらえませんよ」と妻がドガティ君に言い聞かせている。



でもおりこうになんてしていられないドガティ君は立ち上がって「何かくれくれ」運動中。



まずはサラダ。



カラマツやらシラカバの葉がどんどん落ちて来る特等席だ。



「ボクはなにかもらえないのですかねぇ?」



諦めなさいね。厳格なルールのもとに生きることも大事なのよ。

私自身は違うけど((´∀`))ケラケラ



カントリー・キッチンは本格派のベーカリー部門も経営。

そこで焼かれたパンも出て来る。



こちら(↓)はなにかわかりますか?



とっても濃厚なエビのスープ。

山で海、みたいな。すっごくおいしい。

次は真鯛のポワレ。ますます山で海になるよ。



分厚い真鯛の切り身がたっぷりあった。

しかも皮の部分がカリッと焼いてあって、香ばしいのだ。



何ももらえない不満げなワンコ。



仕方がないから外でも見よっと。



この寒い時期にテラス席に座る人は少ないが、ワンコ族のみなさん、ぜひカントリー・キッチンをお使いくださいね。



「結局ボクには、水以外何もなかったな・・・」



これは最後のプリン。かなりのボリュームです。



さあ、山荘に戻りましょう。

あまりにゆっくりしすぎた。



パンを買いましょう。隣の建物でね



ライ麦パンを購入。酸味があるよ。



まだまだ八ヶ岳山麓の話が続きますよ。
コメント (22)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八ヶ岳西麓原村(8) 甲州に入り、大泉のギャラリー夢宇谷へ行こう

2020-11-14 09:22:58 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
赤や黄や茶色になった葉が落ちることが続いた。



クルマの屋根の上はカラマツの葉だらけ。



「おとーさん、どこかに出かけますか?」



そうだね。ドガティ君も甲州に行ってみるか?

鉢巻道路をすっ飛ばして、県境へ移動。ここから先が甲州だ。手前は信州。



ここからは八ヶ岳南麓を行こう。

小淵沢から長坂へそして大泉へ。



やがて現れる夢宇谷。



夢宇で「むう」と読むのですよ。

ゆっくり走ろう、狭い道。上品なドライヴィングはいつもノロノロと。

JR小海線の線路の下を通り抜けよう。クルマ1台がやっとだ。



すると到着するのが、ギャラリー夢宇の駐車場。

この葉、何でしょう?



大きい方じゃなくって、真ん中の小さい方。

カエデの一種か? それともオークの仲間か?

ここからは徒歩ですぐ。



この赤い大きなカエデの向こうがギャラリー夢宇だ。



ここが入口。さあ、奥へ。妻はずんずん行ってしまう。



とってもミステリアスなギャラリーですよ。

オーナーはかなりのアート感覚とマネーをお持ちの方なのでしょうね。



そうでないとできないよ、こんなの。

建物の外も内も、ナチュラル派の美術館みたいなものだ。



敷地がまたすごい。



ここから徐々に建物の中へ入って行くが、ここはまだ半分外みたいなもの。



こんなところをどんどん歩いて行く。



どこを見ても美しいところです。

行ったことない方は、ぜひ一度訪れてみてください。

器は全部売り物だよ。



こんな場所はまずないよね。

特に晩秋は美しい。



さあここからは、建物の中に入るよ。



中に入ると、器の嵐。圧倒的なボリュームだ。



モダンな器から素朴な荒々しいのまで、ジャンルは広いと言うか、ほとんど無限なんだな、これが。



器だけじゃなく、海外から来たような不思議な作品もある。



うほっ、キレイ💛



廊下を落ち葉で半分覆う、斬新な演出。



ギャラリー内で奥様が物色中だ。



何を選ぶのですか?

手前にある箸置きをお買い上げ。



そしてまた移動する。

あっち見て、こっち見て。



はぁ~、すごいよね。

八ヶ岳に来たら、こちらにもぜひどうぞご訪問を。

ただもんじゃないよ、このギャラリー。

でもまた目移りして。



そうしたら、すごいのがあった。

オオサンショウウオがいたりして。いいお値段だけど、いいよな、これ。かわいいよ。



ここ(↓)が井出久弥先生のコーナー。

渋赤の器たち。



自宅にもいくつかあるよ。普段から使っている皿や鉢が。

以前ここで購入したものだ。

ここ(↓)にいくつもある湯飲みの一つを買って帰ろう。



すごいよなぁ、変な美術館よりすごい。何度来ても驚く。



さて、お会計して帰りましょう。



いかがでしたか?

いいところでしょう。

八ヶ岳山麓のはなしはまだまだ続くよ。
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八ヶ岳西麓原村(7) 原村転入組のご家族を訪ねることもある

2020-11-13 00:00:07 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
カラマツの落ち葉がやたらと落ちて来る。



クルマの屋根の上もカラマツの茶色い葉だらけ。



ドガティ君はドガティ・バッグに収まり、お出かけする。



どこへ?

原村に移り住んだ方々のお宅へ。いいよな、原村に住むって。桃源郷だよ、原村は。

まずはそんなご家庭のひとつ、いしい家へ。

最近になってTwitterのアカウント経由でお知り合いになった方だ。ドガティ君もまずはご挨拶。



「いしいさん、初めまして」とドガティ君が言っている(つもり)。

いしい家はワンコを飼ってはいないけれど、ワンコがお好きだというご家庭。

上の画像で右がIT系のお仕事を持つご主人、左は奥様。

いしい家の庭は障害物も少なく、やたら広い。



ドガティ君はここが全部自分のドッグランになったらいいなと秘かに観察したらしい。

いしい家のご夫婦が並んでドガティ君と会話(ドガティ君は理解しているのか?)。



いしい家のご夫婦と我々夫婦は初対面。自己紹介をして終了。よろしくお願いしますね。

原村内を移動しましょう。

つぎの訪問先は、もうちょっと標高を下がったところにお住まいのissy-familyだ。



ずいぶん前からブログを通じたお付き合い。

4年ほど前には、issy-familyの奥様と2人のお子様(姉・弟の組み合わせ)に一度お会いしたことがある。

しかしissy-familyのご主人にはお会いしたことがこれまでなかった。途上国を次々と訪れて、お助けマンとして活躍なさるご主人だ。

そしてこの日のこの時間、在宅だったのはご主人のみ。ということで、面と向かっては初対面のご主人とご挨拶。

issy-familyで撮影するのを失念しちゃったー。ごめんなさい。

お嬢ちゃんが生豆から焙煎してくれたというパプア・ニューギニア産のコーヒーを頂いた。



以前お嬢ちゃんに会った時には紅茶の茶葉を差し上げたような気がする。そして4年経って私がコーヒーを頂くって、素朴な物々交換みたいなモノかしら?

今回お会いしたご主人以外のご家族もみなさん元気らしい。

さらに移動して、隣町の富士見にある綿半富士見店へ。元はJマートだったところだ。

ワンコ専用のカートに乗れば、ドガティ君も入店できる。



ドガティ君はホームセンターが大好き。

彼にとってはディズニーランドみたいなところらしい。

立ち上がって樹脂製のかごを見物。



やはり一番コーフンするのは、ワンコのおもちゃコーナーだ。



「あれが欲しい、それが欲しい・・・」



ホームセンターから山荘へ戻る。

さて、ランチの用意だ。

おいしそうなベーコン。



腹が減ったので、簡単にパスタづくりだ。



ベーコンとバジルとニンニクと唐辛子。



食べ終わると、もうかなり疲れていたので、昼寝。

続けざまによく遊んだよ。

うとうと、うとうと。

この日の午後はずっと雨だった。



夕方に外に出てみたが、やっぱり雨。



ドガティ君、少しは散歩に行くかい?



私がレインコートを着ると、ドガティ君は外に行く気が失せる。



ドガティ君だって、私のレインコート姿を見れば、外が雨だとわかるのだ。

散歩に行く気が失せたことは、彼の目つきを見ると想像がつく。

ほら、この通りだ。「ボク、雨は嫌です・・・」



でも少しだけ散歩に行った。

そして帰って来た。

タオルで拭いてあげましょう。



気持ちが顔に出やすいタイプ。

やがて晩御飯の用意。

群馬県のおっ切りこみうどんとシイタケのあんかけを作る。



巨大なシイタケだよ。原村産だ。



片栗粉でとろみをつけて暖まろう。



群馬のおっ切りこみうどんは幅広だが、これは特にそうだ。



シイタケを少し煮込もう。



ほら、とろみがついて、おいしそう。



食べましょう。上州のうどんを。

チョー幅広だ。



昼も麺で、夜も麺。

夜が深まる。薪を投入してどんどん暖かくなりましょう。



そしてまた就寝。

******** 翌朝になる **********

雨は明け方まで降り続いた。

今度はカエデとカラマツの葉がずいぶん落ちた。



早朝の散歩をして山荘に戻る。



そしてまた朝ごはん。



毎度同じようなことの繰り返しの山荘暮らし。

************ ここからは一時的に鎌倉に戻ってからの画像に切り替える **************

issy-familyのお嬢ちゃんが焙煎したというパプアニューギニア産のコーヒー豆を挽いて飲む話だ。



ありがとう。

ありがたくいただきますよ。

袋の空気穴からものすごく良い香りがしてくるよ。



この香りを私と妻でしばらく分け合う(笑)。

原村の山荘には豆を挽くマシンはないので、鎌倉に戻ってからの作業となった。



これがそのパプアニューギニア産の豆。



なんだか感動しちゃうね。

以前会った時には幼かったお嬢ちゃんが、これを焙煎してるだなんて。



それを挽く。こんな具合でいいのかな?



初めての豆に慣れない私。

でもまあ、なんとかなるでしょう。

ラッセルホッブスで熱湯を沸かしましょう。



ドリップしましょ。どんどんドリップ。



できました。

ん~~、いい香り。



しっかりいただきましたよ。

しばらくこれを楽しみます。サンキュー。

【つづく】
コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八ヶ岳西麓原村(6) まるでウエールズみたいな霧ヶ峰に行ったり、TSURUYA茅野店に行ったりして楽しい1日

2020-11-11 11:00:57 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
すぐ東に阿弥陀岳という巨大な山があるこの山荘では、晩秋の朝、太陽を直接的に見ることが可能となる頃には、朝7時を過ぎている。

これはその瞬間。南東から陽が射して来たのだ。



朝ごはんを食べてしばらくしたら、出発。

Barbourのジャケットを着たドガティ君。本日は山を歩く気分。



似合っているよ。

今日はきっと寒いからね。それを着ていた方がいいと思うのだよ。

「さて、ボクは今日どこに連れて行ってもらえるのだろうか?」



蓼科高原を抜けて。



乾いた冷たい空気の高地へ向かうこの日は、透明感があるこんな声が聴きたい。

ジョン・デンバーのこの曲をどうぞ♪



Rocky Mountain High♪ だよ。

コォ~ロラドォ~・ロッキー・マウンテン・ハァ~イィ~♪

しかし私の勝手な感覚では、これから行くところは米国コロラド州ではなく、ブリテン島のウェールズに近い。

ウェールズのブレコン・ビーコンズ公園なんて、このあたりにそっくりだ。

ね、こんな感じだ。



車山高原から霧ヶ峰にかけては眺望が開ける素晴らしいところ。

振り返ればかなり遠くに八ヶ岳が見える(左)。甲斐駒も右手に見えるよ。



方向を変えて見ると、蓼科山。



もうこれ(↓)は、ほとんどウェールズの丘だよ。



日本には稀な景色だ。



もういちど行きたいウェールズ。

ウェールズには数回しか行ったことがないが、全部1980年代の後半の話だ。いい所だったな。



もう一度南側の景色をお見せしましょう。左が八ヶ岳の一部、右には甲斐駒が見える。真ん中に遠く富士山が見える。



さあ霧ヶ峰に向かいましょう。



おもしろいね。

すごい景色だ。

こちらが霧ヶ峰の伝説的ショップのコロボックル・ヒュッテ。



店内はすごい数の人。チョー3密な環境。

もうちょっと空いたらここでランチでもいいが・・・。



さあ歩きましょう。

ウェールズみたいな霧ヶ峰を。



すごいよね、この眺め。



Barbourを着こんだドガティ君は、颯爽と歩く。



荒涼としたこの土地。日差しはある。

しかしカラッとした冷たい風が吹きつけて、体感温度はかなり低い。



ストレートに言うと、相当寒い。

でもね、先を行きましょう。なだらかな上りや下りが続くから。



こういう所を歩けることはきっと幸せなことなのでしょうね。

寒くてもね、なんて気持ちいいんでしょう。



こんなところを歩いていると、世界中のどこにでも徒歩で行けるような気分になる。

周囲は木のない荒涼とした高原と、わずかな湿地があるだけだ。



一方どこから飛んできた?と思うような巨岩が周囲にはゴロゴロ。



さて、ここからどこへ向かうか?

めちゃくちゃ楽しいですよ、霧ヶ峰って(寒いけど)。



再び八ヶ岳の一部(左)と富士山(右)(↓の画像)。



あぁ、楽しかった。

みなさん、たまにはこういう所へどうぞ。日本にもいろんなところがある。

歩きながら、今後の政治情勢を考えるにもいい(笑)。



このあたりに敷かれた石はおそらく周辺地区から持ち込まれたものだと思うが、鉄平石が多かったな。平たく割れているのをよく見た。



腹が減りましたー。

レストラン「チャプリン」のテラス席には、誰もいないわ。寒いもんねえ。しかしなぜに「チャプリン」?

冷たい強風が吹くテラス席で醤油ラーメンを食べましょう。



お箸で麺を持ち上げるなり、その麺が冷たい強風にさらされて冷える。

それが妙に食べやすかったりして(笑)。自分でフーフーしなくていい。

しかしスープは熱い。それが冷えたからだにしみるんだ。

熱い醤油ラーメンのスープが、こんなにありがたいこともないねえ。

「おい、犬には醤油ラーメンはないのか?」



「大きなニンゲンと一緒に、風に吹かれて耐えて歩いた小さな犬は可哀そう」

「その可哀そうな犬には、ラーメンの用意はないのか?」

ごめんね。もって来たフードのかけらでも食べておいてね。

妻はラーメンではなく山菜そば。



ドガティ君はケージの中に戻る。



「あぁ~、寒かった。ラーメンがもらえなかったボクは寒かった」

「ひどい家庭だ。さむぅ~」と車内に撤収したドガティ君。

帰り道にコインランドリーへ立ち寄る。



乾燥まで一気にやってもらおう。



作業は機械にお願いして、そのまま茅野市のTSURUYAへ。



ここの売り物は自社製品。



信州のあちこちに店舗があるが、とにかく自社製品に強みがあるスーパーだ。



見学しながら何を買うかを考える。



これもTSURUYAの自社製品。



ジャムもマーマレードも全部自社製品。



買い物を済ませたら、再びコインランドリーへ戻る。

あ、そろそろ終わりだ。



朝からずっととても効率的に活動したな。

いろいろ購入したが、TSURUYAで購入したTSURUYAオリジナル商品のうち、特に面白かったのがこれ。



クルミやレーズンが入ったパンにディップ・ソース。

規定量より多めに突っ込んで乾ききらなかった洗濯ものを、山荘の薪ストーブ前で干す。



夜になったら、マッチョ・ヒーローさんがくれた秩父のウイスキー、Ichiro'sで酔いましょう。



マッチョ・ヒーローさん、どうもありがとうね。

お友達っていいものだ。

ストーブの火で温まる。



八ヶ岳山麓のお話はまだまだあるよ。

【つづく】
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八ヶ岳西麓原村(5) 山荘周辺を30分ほど歩いて紅葉を撮影しましょう

2020-11-10 00:00:10 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
今回の山荘滞在期間は現地の紅葉のベストシーズン。

すでに完全に葉を落としてしまった木もあったが、滞在途中でどんどん葉の色も変わるし、急速な変化が楽しめた。

こちらは山荘前のカエデ。



こちらは山荘前の道路向いのカラマツだ。まだ少し緑が残る。でもこの色も急速に変化した。



山荘は晩秋のムードに包まれる。



では山荘の周りをくるっと散歩しましょう。

こちらの手前の黄色いのはナラの木。奥の色が濃いのがカエデだ。



紅葉を見ながら歩きますよ。

振り返ると阿弥陀岳がちらっと見えた。



このあたりのお宅に多い、秋に赤い色を楽しむ定番の低木、ドウダンツツジ。晩秋には真っ赤になり、落葉する。日当たりが良いところほど早くキレイに赤くなるよ。



こちらのお宅もドウダンツツジがあり、真ん中にカエデ、奥には黄色いカラマツが。



シラカバにカエデに・・・いろいろと混じるのが楽しい。



シラカバの幹に明るい陽が当たるととてもキレイだ。



こちらのお宅はシラカバがあり、赤や黄のカエデもあって華やか。



ここはまっすぐ歩こう。向こうに蓼科山が見える。



カラマツがまだ黄色いのが多いのよ。



ところがこれがどんどん茶色くなって、空からいっぱい降って来るのだ。

晩秋に全体が落葉する珍しい針葉樹がカラマツなのだ。

真っ赤なこちら。



手前がドウダンツツジで、向こうがカエデだ。

とてもバランスが良くて、美しい立地にあるマシンカットのログハウスのお宅。



こちらは八ヶ岳西麓を見下ろす絶景の地に立つハンドヒューンのログハウスのお宅。



秋のもうひとつのシンボル的存在、ススキ。



刈り方がかわいいでしょう。

並んで丸く刈り込まれてね。



おぉ~、阿弥陀岳が見えたよ。



いつも立派だ。原村の東の果ては思いっきり高いのでした。

こちらも下がドウダンツツジで上がカエデの、赤&赤コンビネーション。いいねぇ。



赤&黄のカエデ・コンビネーションもありよ。



我が山荘に戻って来た。



敷地内の落ち葉はまだシラカバが多い。実はこのあとに雨が降ってカエデの葉が大量に落ちるが。



もう一度、この山荘前の黄色いカエデをどうぞ。



我が山荘の横(東側)の斜面は共有林であり、そのまま阿弥陀岳頂上まで建物はなし。



ここを上がれば阿弥陀岳まで行けるよ。



ちょっと行ってみるか?



いや、もうちょっと遠慮しておこう。

また今度ね。

山荘に戻りましょう。



わずかな時間だが、それでもかなり下りて上がって疲れる散歩だ。

【つづく】
コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八ヶ岳西麓原村(4) マッチョ・ヒーローさんがやって来た

2020-11-09 00:00:19 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
このあたりから話の順番が前後してしまうが、とにかく全部をご紹介する。

ある日の朝ごはん。



それを食べてしばらくしたら、お客さんを迎える準備。この日はマッチョ・ヒーローさん(仮名←当たり前)が山荘までやって来た。

マッチョ・ヒーローさんは都内在住。かつて私が勤めていた英国系資産運用会社で、彼は私の同僚でもあった。この山荘が出来た21年前のこと、最初にここに宿泊していったお客さんでもあった。その後何度か彼はこの山荘に来てくれているので、彼にとってここは「勝手知ったる他人の別荘」なのである。この日もカッコいいアウディに乗って、原村のてっぺんまで道を間違うことなくスイスイとドライブして来てくれた。途中事故渋滞も少しあったようだけどね。

この山荘ではお客さんを豪華料理でもてなすわけではなく、質素にカレーライスを提供するのであった。



原村のおとなり、茅野市は米どころ。茅野市米沢で作られるコシヒカリで日本のポークカレーを食べましょう。米に沢だよ。米づくりのためにあるような地名だ。霧ヶ峰や車山高原の下、伏流水がふんだんな地域。

山荘にはスパイスが各種あるわけではない。普通にルゥを使う。ハウス食品のこれがおいしいと私は思う。



ニンニク、タマネギ、ニンジン、ズッキーニ、信州産ポーク(もも)を用意。



出て来た、食いしん坊犬。



ローリエや豆板醤やはちみつも加えちゃおう。



原村の上水道も。冷たいんだよぉ~。



ブイヨンを入れて煮始めた。

おぉ~、いい匂い。



粘るドガティ君。「おとーさん、何かちょうだい」



やがてそこにルゥが入る。



だれでもそれを使えば「自分は天才料理人である」という気分になれる日本のカレー・ルゥ。すごくいい香り。

犬にとってもたまらない香りらしい。



サラダづくり。



間もなくマッチョ・ヒーローさんが到着するはず。

感染症対策をしたつもりのテーブル配置。奥がマッチョ・ヒーローさん。手前が我々夫婦。



換気もしてね。

で、肝心なカレーライスの画像がない。

撮影したはずなのだが・・・ない。

食後はミルクティを飲み、マッチョ・ヒーローさんからおみやげにいただいたクッキーを食べてまったりとおしゃべり。



久しぶりに会ったので、彼と話すことはたくさんあるのだ。私が彼と会うのは3年ぶりかな。最後に会った時、私と彼は日本橋の肉中心の和食屋さんで食事したような気がするな。

夕方になって、マッチョ・ヒーローさんと一緒に我々は出かけた。

予約したパンを受け取りに、フリルフスリフをまずは訪問。



いつものいちじくパンを購入した。



そしていつもの農場(八ヶ岳中央農業実践大学校)へ。

我々にとっては「いつもの」日常的なところだけれど、マッチョ・ヒーローさんにはそれなりに楽しんでもらえたはず(と期待する)。

退屈していたドガティ君の相手だ。



「ボール、投げてよ」の態勢。



ほらっ、走れ!



ドガティ君も発散しないといけないもんね。

ここで、以前からネット上で懇意にして頂いていたちびコーギーさんにいきなり出会った。

リアルなご挨拶は初めて。ありがとうございます。


あぁ~、その出会いを撮影するのを忘れた。ごめんなさい。

阿弥陀岳のふもとの農場。気持ちいいですよ、ここは。



ひとつのおもちゃに飽きると、「今度は違うもの投げて」と交換リクエストもする生意気なドガティ君。



その後は隣接の森に入る。



下の画像に映るおっちゃんがマッチョ・ヒーローさん。



川を渡る。



このあたりは、こんな小さな流れがたくさんある。

奥まで歩くと自然文化園(公園と村の施設やドッグランがある)につながる。



そろそろこのあたりで農場へ引き返そう。

で、また途中でボール遊び。たっぷり運動しよう。



晴れた日の夕方って阿弥陀岳に陽が当たると、とてもキレイだ。



カラマツやナラの葉はもう茶色いし、加えてそこに赤い夕陽が当たると、全体が赤く見える。

農場の売店へ。ここで定番商品のアイスクリームを買おう。



ここのお店はいつ覗いても楽しい。

乳製品や野菜やタマゴ。



食べられないが、見て楽しむカボチャ。



そして山荘に戻り、マッチョ・ヒーローさんと我々の夕食。

鶏肉を焼いて食べただけ。シャルドネを飲んで。

晩御飯も終了だ。



フリルフスリフのいちじくパンも早速食べちゃった。

原村で買った柿は中が茶色。甘かったなぁ。。。



最後に先ほど農場で買ったばかりのアイスクリームをいただきましょう。



そこからはオトナの時間。

マッチョ・ヒーローさんからもらったおみやげのひとつがこちら。

立派なウイスキーだ。埼玉県の山奥、秩父の蒸留所でつくられるもの。



あのイチローにちなんだ名前。ありがとうございます。うれしい。

華やかなウイスキーだねえ。

その後マッチョ・ヒーローさんと私は、あれこれ飲み比べたりして。



ドガティ君はねむねむ。



最後のおトイレに出たあとは、ドガティ君は自分の寝室へ・・・。おやすみなさい。



人間も就寝する時間だ。風呂に入って寝ましょう。



あぁ~、ねむたい。



おやすみ・・・・。

****************** 翌朝になる ********************

薪ストーブを着火。



このように天板を持ち上げると上に開いて薪をそのまま下に落とせる合理的な仕組み。アメリカらしいことだよね。天板の裏には免責のための文言がいっぱい。これもまたアメリカらしいね。アメリカの製品って、合理的でデカくて世界の様々な人が初めて見たとしても使いやすい工夫があるのだけれど、こういう免責のための文言だらけ。訴訟社会だしね。大統領選の手続きですら大統領自らが提訴しているしね。

朝ごはん。



朝ごはんを食べてすぐに、多忙なマッチョ・ヒーローさんはアウディで颯爽と都内へお帰りになった。楽しいい滞在になったかな。

【つづく】
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八ヶ岳西麓原村(3) 尖石縄文遺跡にドガティ君と行こう

2020-11-08 00:00:56 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
やって来ました。茅野市の高原1,000m地帯。



風が心地よい。

寒すぎず、太陽が暖かい。

ここは天国。

あとでまた出て来るが、水も豊富。



このあたり(尖石地区)は、縄文時代はなかなかの人口集積地だったらしい。

そもそもそのころはかなり気温が高かった。

稲作や畑作が始まる前の時代だ。食べ物が豊富なこのあたりは、人々が住むにはとても恵まれた地域だったと言えるらしいよ。



林の中を歩いて行きましょう。



「ボク、ここ楽しいわ」とドガティ君は落ち葉を踏んで歩く。



そうでしょう。尖石の史跡公園は楽しいところ。

「風も気持ちいいですね」とドガティ君。



そうでしょう。そうなんです。ここはええところなんです。

新しい匂いを楽しんでね。



「さあ、おとーさん、何か投げてね」

「ボク、走りたいのよ」



はいはい、わかりましたよ。

ほらっ!

「うひょーーーー!!」



こんなことをしばらく繰り返しながら、史跡公園内をそのまま移動。

33号住居跡をドガティ君も見学。



「おとーさん、ここはジョーモンジンの息吹を感じます」



ホントかね?

「ボール投げてください」



うれしそうにボールを咥えて走るドガティ君。



原村の農場も広さと美しさではかなりのものだが、ここもスゴイよ。



ボールを投げると走る。



ボールを咥えると、走って帰って来る。



起伏もあるので、かなり疲れているはずだ。

夜は静かに眠ってもらいましょう。



尖石って、なぜ尖石と言うのか?



これ、意外と知っている人は少ない。

見に行ってみましょうね。



ちょっと階段を下りないといけないのだ。



尖石があるからなのよ。



ほら、この尖った岩が、それ。



ね、尖っているでしょう。大昔から大事にされて来た岩だ。



大事なものの四隅に柱を立てて囲うのが好きな諏訪の人たち。

さて、これで走るのは最後だ。走って遊ぶよ。



どうだ、最新のおもちゃが登場だぞ。

うれしそうなドガティ君。とにかく新しいおもちゃが好き。



今度は与助尾根遺跡の方へ行ってみよう。



途中、ひとつの堰(せぎ)がある。



八ヶ岳山麓を流れる川と川をつなぐことで、山麓の途中にまた別の流れ(=堰)を作り、田畑を開発するという土木工事が江戸時代には多く行われた。

諏訪6市町村の高原地区は縄文から江戸まで史跡だらけなのだー。



子供の集団がお勉強中。



よく学びなさいね。

与作尾根遺跡をご覧ください。



周囲は気持ちの良い林だ。



ドガティ君もお勉強中。



いつものことだが、すごい距離を歩いて走った。



「ボク、もう疲れました」



あちこちに栗が落ちている。



本日のウォーキングもそろそろ終盤。

もうちょっと頑張ってね。



ドガティ君が林で遊ぶ。



秋ですねぇ。どんぐりがあちこちに。



こちらが坂本養川先生。



先ほどの堰(せぎ)の計画・開発を指導した人だ。

京都芸術大学付属の康耀堂美術館はこちら。以前もこのブログで紹介したね。



敷地の中を散歩させてもらう。



さあ、これで散歩は終わりだ。



買い物して帰りましょう。

いつもこの新井上交差点に来るたび、前に見える松の並木が立派だと思う。



山荘に戻った。もう外は真っ暗だ。



地元、茅野の酒ダイヤ菊を飲む。



「あーーー疲れた。散歩が長すぎる」とドガティ君。

薪ストーブを焚き続けると、知らない間にこんな気温になる。



30度を超えているよ。

Tシャツで十分だ。



でも外は±0度。



空気を入れ替えるのに窓を開けると、すごい勢いで冷気が入って来る。

30度超の空気を出して0度の外気を入れて、適度にブレンド。



薪ストーブとその煙突が山荘内を温める。



妻が風呂から出て来てヨガマットの上でストレッチをしようとすると、その上に乗って来て寝るドガティ君。



くっつき虫みたいな犬。

【つづく】
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八ヶ岳西麓原村(2) またまたハーバルノート・シンプルズへ行く

2020-11-06 12:29:24 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
10年ほど前に作られたアルバム。



桑田さんが手術した頃だね。

MUSICMANから月光の聖者達♪



聴いてみてね。

薪ストーブがガンガンやってるねえ。周囲の空気も温まって来た。



0度から温めるのはちょっと時間がかかる。

建物も冷え切っているからね。



マーヴィンのサッシは優秀よ。もうずっと使っているけど。



この山荘より前に建てて以前住んでいた自宅もマーヴィンのサッシを使っていたが、とても良いと感じた。

バブル経済時代以降、ドドッと輸入建材が日本にも入って来たね。

ガラパゴス状態だった日本の建材メーカーも、それで少しは刺激された。

煙突が温まり、それがまた周囲の空気を温める。



ヴァーモント・キャスティングス社のアンコール・エヴァバーンは、日本にもユーザーが多い。



こういう所に木製の部品を使う発想はどこから来たのか?

まあ、そういうフライパンもあるけどね。

とても使いやすいよ。

昼ごはんを食べましょう。



これは私のラーメン。妻はなべ焼きうどん。

凍ったまま、鍋に入れる。



あ、忘れてた。外の水道管を温める凍結ヒーターのスイッチを入れないと。



直火焼チャーシュー2枚入りの豪華版。



株式会社キンレイの製品だ。冷凍食品をずいぶん出しているよ。

下の画像の真ん中あたりに「キンレイ」の文字があるでしょ?



キンレイは元々は大阪ガスの子会社である。液化天然ガスを扱う時に出るチョー冷たい熱を使おうという発想からこの会社が生まれた。大阪ガスがそれを近畿冷熱と名付けた。そして「キンレイ」と呼ばれるようになったわけ。

私は学生時代にそのキンレイさんを見学させてもらったことがある。超低温に魚を入れたら一瞬にして魚は陶器のように固く凍ったが、数秒後に水に戻すとすぐ泳ぎ始めるし、カラフルなゴム製ボールを超低温ガスに浸すとガラスのようになり、それを床に投げつけたらガラスのように割れた・・・なんて実験をさせてもらったなぁ。

しかしその後、その会社は大阪ガスから切り離された。紆余曲折を経て、今は伏見の酒造メーカーである月桂冠の100%子会社だ。みなさん、キンレイをよろしくお願いします。

弱火で溶かす。その後強火にして沸騰させたら食べられる。



ランチを食べたら、遊びに行こう。



山荘の前は、あぁ~、気持ちいい。



どんどん下る。



原村の八ヶ岳中央高原三井の森を出る。

エコーラインを走る。北上するのだ。

八ヶ岳西麓がキレイ。



蓼科は広い。ここはその南側にあたる地域。

広見の四つ角。



そこからちょっと南へ入ったところに、毎度おなじみハーバルノート・シンプルズがあるよ。



ハーブとアロマテラピー。自然系リラクゼーションの元祖みたいなお店だ。

萩尾エリ子先生の経営。

左右を見て、歩いているだけでも気持ちいいね。



このあたりはどこも気持ちがいいのです。

蓼科高原三井の森に隣接した土地に、そのお店がある。



こちらだよ。何度もこのブログに登場しているね。



ターシャ・チューダー的な店舗前。



お店のナチュラル系店員さんに言われるがままに、ナチュラル系消毒液で手を消毒。

マスクして入店。



店内はいつもの通り、ハーブの香りムンムン。



何を買おうかしら、あれにしようかしら。

いや、こっちにしようかしら。



ちがうちがう、それじゃない。

こっちこっち。で、いくつか買ってみた。



今回の最大のお目当てはこちら。

シナモン・ティだ。



ハーブ・ティだけじゃない。

いろんなものを売っているよ。陶器だって、はちみつだってね。



いろんなものが洒落ているのよ。



外は森だしね。



アロマテラピーなら、なんでもここにご相談くださいね。



会計を済ませて外へ。



周囲は森の散歩道。



小川が流れる。



木のベンチは苔むして、崩壊寸前。森に溶け合うのだー。



店舗の屋根もこんな具合。



買ったモノを持って移動しましょう。



こちらがシナモン・ティ。



こちらのブログにもよくコメントを下さるfranさんって方のご推奨のシナモン・ティ。

我が家でも試してみることになった。

franさんのブログはこちら ⇒ https://ttyfran2.exblog.jp/
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする