「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

鎌倉のブランド(?)【外資系編】 パタゴニア

2009-05-22 08:25:13 | モノ・お金
パタゴニアhttp://www.patagonia.comも鎌倉のブランドのひとつと言えるだろうか。単に日本支社が鎌倉市に本拠を置いている、というだけのことではあるが。支社のあるビルの1階はパタゴニアの直販店である(所在地:鎌倉市小町1-13-12 本覚寺ビル)。若宮大路に面していて、野菜市場の隣だ。

とにかく強烈な哲学を持つ会社である。環境保護にもデタラメに熱心で、シーシェパードとの関連が問題視されたこともあった。創業者シュイナード氏の考えを具現化した会社で、他のアウトドア・グッズ・メーカーとはかなり異なる、というか孤高の企業だ。



●上背のあるSUV車(いわゆるRV車)で通勤する社員を叱り飛ばす。
●ペットボトルを再生してフリースやジャケットを生産する。
●オーガニック・コットン100%でシャツを作る(他社の「コットン100%」というシャツの表示は、そこに大量に含まれる糊、化学物質を無視しているという)。
●売上(利益ではない)から一定の割合を環境保護活動の負担に充てる。
●晴れて波も良ければ、就業時間中でも差しさわりない範囲でパタゴニアの社員はサーフィンに行くべきだと考える(だから日本支社が鎌倉市にある)。

「シャツをちょっと着たぐらいで洗濯するな。もっと続けて着ろ。アイロンなんかあてるな。アイロンをあてないと着られないような服装はするな。洗濯にお湯を使うな。すべて環境への負荷を考えよ・・・」と言った具合である。

シュイナード氏の経営哲学を知りたければ、彼の著書「社員をサーフィンに行かせよう」東洋経済新報社(1800円)を読めばよい。



そんな会社のつくる商品だから、しっかりしていて素材も良い。でもかなり高価だ。フリースだって、ユニクロの5倍以上の価格がするだろう。

控えめで倹約家の私は遠慮して、自分の気持ちを抑えキャップを買ったのみだ。ところが妻はパタゴニアでフリースやセーターを買う。大胆というか、経済観念が未発達というか。画像はそのフリース。これもペットボトルから作られているのだろうか。確かにモノはいい。私だって欲しい!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

居眠りしながらでも出来るタイ料理【レッド・カレー】@七里ガ浜自宅厨房

2009-05-21 11:06:09 | 食べ物・飲み物
昨日は東京に出かけたり犬の運動で海岸に行ったりと、ほぼ終日屋外で過ごした。そうなることは事前にわかっていた。夕方自宅に戻ってからでもササッと作ることが出来て失敗しようがない料理を作ろうと、一昨日から決めていた。それがルー(ペースト)を使ったタイ・カレー。インド・カレーはスパイスからいろいろと作るが、タイ・カレーはペーストを使ったものしか試したことがない。今回もそうだ。



タイの巨大食材メーカーMae Ploy社のレッド・カレー・ペースト。因みにグリーン・カレーは経験あるが、レッドは初めてある。お米はタイ米を使用。タイ米は紀ノ国屋鎌倉店で買ったものだ。同店の海外産米売場には、これとパキスタン米がいつも置いてある。このタイ米も細長いが、パキスタン米はさらに細長い。見ているとかなり食欲をそそられる細長さである。きっと相当エキゾティックな香りがするはずだ。形は味を暗示するのだから。今度買ってみよっと。



調味料関係はこれだけ。左から鶏がらスープの素、ココナッツ・ミルクの缶、そしてナンプラー。このナンプラーはタイ産で、今回初めて使用するものだ。ビンが大きく、国産のナンプラーよりは割安。さじ何杯か使うだけだが。



準備開始だ。鶏肉と野菜を切る。居眠りは無理だが、あくびしながらでも出来る。タイ語の歌は無理だが、ハワイアンを歌いながらでも出来る。昔「私でも写せます」というCMがあった(古い!扇千影だ)が、それと同じで「私でも作れます」だ。さてハワイアンを歌おう。ハワイアンはカレーにぴたりと合う(だから七里ガ浜に本店を置きやたら儲かっているらしい某カレー店はハワイをイメージさせる店づくりにしている)。

This is the moment I've waited for♪
I can hear my heart singing♪
Soon bells will be ringing♪
This is the moment of sweet ALOHA♪
I will love you longer than forever♪
ここらへんで止めよう。キリがない。私の得意な「ハワイの結婚の歌」だ。
他にもスイート・レイラニ。あるいはBeyond The Reef。

タケノコ、ピーマン、ナス、しめじ、鶏むね肉。お好みで適当にどうぞ。スパスパ切るだけ。



鍋を温め油を入れ、そこにペーストを投入。香りがきつい。ジャージャー炒める。さらに鶏肉を入れて炒める。それから野菜類を炒める。

Warning! 焦ってはいけないぜ。ピーマンはまだまだだ。最終段階で入れる。そうでないとピーマンが溶けて、その筋しか残らない。

真っ赤でしょう?? 正に【レッド・カレー】だ。さあ、これからだよ。ピーマンとココナッツ・ミルク1缶全部を投入せよ!1缶全部だよ。ドッカーン! どんどん掻き混ぜよ。味見なんてしなくていいんだ。絶対失敗しないから。本当だ(ただし我が家にはちょっと辛さが足りないので、最初から鷹の爪をつぶして入れているが)。

ご覧の上の画像は、その「ドッカーン!」投入直後のものだ。見ているだけで脳の中で食欲が過激に大爆発を起こし、ヨダレが舌付近から流れ出して、喉や胃を滝のように流れ落ちる。この画像を見てそうならない人は、料理に対する関心が足りないかも。私の妻に至っては胃袋をグルグル鳴らす天才(?)であり、この段階になると彼女の胃袋は勝手にグルルルルッと運動し始めている。妻よ、待ちなさい。あと数分だ。あなたは犬か?



ブッヒャー!うまいぞ。ココナッツ・ミルクでマイルドになったカレーがタイ米の香りとマッチする。シャブシャブしたカレーをスープのようにすくい、タイ米とともに口の中に放り込む!溶ける。辛い。アジアな味の爆発だ!!



ヤミヤミ。是非お試しください。野菜や鶏肉を切るだけだ。炒め始めてからはわずか5分程度。昨夜いっぱい残っちゃった。欲しい人いますか?? 手を挙げて!・・・いないようなので、今日も我々が食べよう。ヤミヤミ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七里ガ浜から酸欠の都、東京に出かける(2)

2009-05-21 08:53:00 | 環境・土地


画像は岩波文庫でジョン・ラザフォード・オールコック著「大君の都」(上中下全3巻)。オールコックは英国の外交官で、幕末に日本にやって来ている。3巻とも揃えようとすると古書でないと無理で、私も神戸の古書店(有)後藤書店から数年前にこれを買った。裏表紙を見ると46年前の第二刷で、3巻セットで2800円とある。

私にとってこの本は以下の3つの点で面白い:

①同じ岩波文庫から出ているアーネスト・サトウの本と同様、英国の外交が昔からどれだけしたたかなものであるかを知ることが出来ること
②当時の日本の風景、人々の日常生活や風俗の描写が克明であること
③オールコックの些細なリクエスト(外出する等)に対し、幕府役人がわずかでも将来自分達が責任を負うリスクがある場合は、それを避けようと、わけのわからない理由(あるいはルール、法律)を挙げて延期や却下を必死で試みるが、それは現代の役人気質ともそっくりなこと

この本の中でオールコックは江戸周辺、郊外あるいは地方の風景がどれほど美しいかについて何度もコメントしている。具体的な挿絵も多い。自然の風景も褒めているが、街並みについても褒めている。そして住宅とその周囲にある生垣や植栽に手が入れられそれらすべてが溶けあう様に、驚嘆の混じった賞賛の声をあげる。彼の母国であるガーデニング本家の英国と対比させ、具体的な表現は失念したが、「これほどまで見事に行う国も珍しい」と言う。

前回貼り付けた東京の玄関口正面の無様な写真をもう一度掲げる。



私が極端な例を見ていると言う人もいるかもしれないが、そうではないと思う。街中も住宅街も田舎も、日本ではこうしたことが進行中である。そして我々自身がその進行に鈍感になっている。オールコックが賞賛した、住宅とさりげなくも実は手のかかった植栽とが溶け合う調和の風景は、もはやないのである。

街は街、田舎は田舎の風景があって良いと思うが、いずれも高さ、デザイン、色彩、素材の質感、こうしたものに周囲との調和は必要であり、またそれらはとっかえひっかえ変わるものであってはならない。時間的にも連続性、調和が必要である。

周囲の景観は自分に影響を与える。だからこそ、皆自社ビルや自宅のロケーション選びには慎重になる。しかしいったんロケーションを定めてしまえば、今度は自分も周囲の景観の一部として機能しているのであるからして、自分がどう景観上振る舞うかは慎重に考えられなければならない。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七里ガ浜から酸欠の都、東京に出かける(1)

2009-05-20 13:52:24 | 環境・土地
今日は暑い。夏日になったのかな。何年も前からビジネス上の付き合いのある人達と会うため、昨日も今日も東京に出かけた。昨日会った人も、今日会った人も『本物』だ。自分でビジネスを拡大する(=つまり自力で自分及び周囲の食い扶持を得る)努力を何年もした人ならわかるかもしれないが、自分で付加価値を作り出せるビジネスマン(=つまり会社の看板のバックアップやその世話を受けるのではなく、お金を受け取ることが出来るビジネスを自分自身で努力して生み出し拡大出来る人)は少ない。

公務員は論外、サラリーマンも半分は論外。親が残したモノと金に多少とも依存して衣食住をまかなう人も論外。ところが昨日今日と私が会った2人は、そうした意味では例外に属し、自分自身で稼いでいる人達だ。話をしていて、いろいろと参考になる。スゴイ!ジョークが多過ぎて意味が分からない会話になったりするが、ユーモアに溢れた人達だ。



今日会った人とは東京駅で待ち合わせた。時間が早いので、付近を散歩。上の写真は日本の首都、東京の玄関口、JR東京駅八重洲側改札を出たところだ。その真正面がこの風景。どう思いますか、これって。人により「これがアジアの風景よ」と高い評価を与えるかもしれないが、私はあまり好きになれない。ほとんど酸欠になりそうな画像だ。

「ペンシル・ビル」と呼ばれる細長いビルが並ぶ。まずは高さがまったくそろわない。むしろ「グチャグチャ」と言うべきか。そしてこの看板の文字と色彩。更にビルの壁面に極彩色の看板がある部分と無い部分。そこには個々のビルと周囲の景観とのデザインの整合性というものはない。しかしながら、これが日本を代表する東京駅前の風景の現実だ。「日本中くまなくカオス」と言うべき統一か。



少し南に行くとまた風景は変わる(上)。パシフィック・センチュリー・プレイスが建ってからここは変わった。高さ100m前後のビルが建っているのだ。しかしそれは連続しない。画像に見える2つのビルを行き過ぎれば、また低層のビルディングが続く風景になるのである。それもこの画像の2つのビルディングは前面が揃っていない。

私は景観というものを大事にしたいと考えている。このブログで何度も書いたので、繰り返しても意味がないかもしれない。またすでに紹介したので、ここで紹介しても仕方ないかもしれないが、チャールズ皇太子著「A Vision of Britain」にリンクを貼る

「要は、伝統が大事。国の風景は歴史とともにゆっくり変化せねばならない。建築物は周囲との調和が大事。建築の部材やデザインがいきなり地域性や伝統を失うと、風景は品格を失う。歴史的連続性を失うと、建築物はその魂を失う」・・・である。いろいろな意見もあろうが、この投稿の最初の画像に、歴史の連続性や素材、様式、色彩の連続性が感じられるだろうか。



高さも大事だ。建物の上は空である。このラインがバラバラだと、景観は美しくなくなる。1番上の八重洲駅正面の画像がそうだ。バラバラなラインはこの投稿の1枚目の画像だけでももう十分なくらいだが、広い地域全体で高さを揃えないと意味がないのである。1枚目の画像も、そして2枚目の画像もスカイラインが揃ってないと意味がない。日本にはそれがないのだ。

マンハッタンは別だ。あそこは街路に立ったヒトの視覚に、あまりに高過ぎる摩天楼の最高部は入って来ない。つまりビル最上部が地上から150mだろうが380mだろうが、景観的には同じなのである。地上に立ってまっすぐ前を見ている人間からは、それがどれだけだろうがトップは見えないので、富山県立山の積雪の壁の間を通るバス観光の観光客から見た雪の壁の風景と同様。

しかし東京ではその高低差、デコボコが見えてしまう。因みにすぐ上の画像はリージェント・ストリート(オックスフォード・ストリート側より)。ここまでの曲線で、ここまで高さ、様式、素材、色彩が揃っている。均一性やバランスの美しさがある。街路に立った人の視覚に入る、ほど良い高さの美しすぎる連続。そして最も秀逸なのは、気絶しそうなほどの長い年月この眺めが変わっていないこと。

高さ、デザイン、素材、そして色。個性も大事だが、日本でもこれらについて(ビル街でも住宅街でも)近隣からあまりにかけ離れ、バランスが取れない状況にある建物は、もっとよく考えて建てられるべきだったのだろう。日本は先進国では稀な「自分の土地はなんでもオッケー! 文句あっか?」の文化があまりにまかり通る国だ。



帰り道で価値あるスコッチを発見。シングル・モルト。日本でもファンの多い、ボウモアのなんと1957年。30万円近いものをショーウィンドウ越しに撮影。これを味わえたら、いいでしょうなぁ。



横須賀線で帰宅。江ノ電七里ガ浜駅前に「こまわりくん(住宅街の循環小型バス)」が停車していたので、乗る。100円で住宅地内中心部まで乗せてもらい駐在所前バス停で下車した。画像はその「こまわりくん」が去って行く所。乗車客は全部でなんと2名。平和だねぇ。有名カレー店は、水曜の今日も満員。私は西友七里ガ浜店でチューハイを買って帰る。ゴクゴク飲もう。今日の夕食はタイカレーの予定。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稲村ガ崎一の谷(いちのやと)の開発問題

2009-05-19 17:49:25 | 環境・土地
ウチの近所に開発問題で揺れている地区がある。稲村ガ崎一の谷だ。江ノ電稲村ガ崎駅前の通りは谷戸を抜け、我が七里ガ浜住宅地へつながる。その谷戸西側の斜面の一部を、不動産開発業者が数年前に買い取り、それをコンクリートで固めて、駐車場と擁壁に開発しようとしている・・・らしい。すべて人づてに聞いただけだが。そしてとっくの昔に鎌倉市は工事を許可してしまっている・・・らしい。これも人づてだ。



上の画像左手の山がそれである。もし実現すれば、かなりの高さのある開発になろう。私は今日、その問題を初めて知った。東京へ出かけるので、一の谷を歩いていると、なんだか見慣れない緑の看板(下の画像3点)がいくつも立っていたのだ。全部で10くらいはあるだろうか。そうした看板の一つを掲げたお宅から男性が出て来たので、私はいきなり「どこが開発されるのですか?」と聞いてみた。私も図太くなったものだ。その男性は事細かに説明してくれた。



こんな看板も。



こんなのも。



静かな谷戸の端っこに長年暮らして来た人々には、急斜面の開発は寝耳に水だろう。静かで立派なお宅と狭い道を挟んで向かい合う、緑あふれる斜面。この左手の斜面もあの鎌倉山南側の斜面にように無残な姿になるのだろうか。



最後の画像は開発予定現場の急斜面を下から見上げたところだ。これがコンクリートで固められた真っ白で垂直な要塞の如き姿になってしまうのだろうか。いくつかの谷戸の無残な開発を止めた歴史が鎌倉市にはある。この開発計画詳細を私は把握しているわけではないが、こうした開発はそろそろ止めてはどうなのだろうか。


コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3度目の挑戦! タイ料理【ガッパオ】&ご飯@七里ガ浜自宅厨房

2009-05-18 21:56:05 | 食べ物・飲み物
物事何でも突き詰めなあかん。さて、本日のお昼はガッパオ&ライスに3度目の挑戦をした。そろそろ完璧な水準に到達しそうな予感が漂っていた。初めて作った時のストーリーはこちら。レシピは簡略versionを利用。「簡略version」とは言え、馬鹿にしたもんやおへん。かなりのモノに仕上がりまっせ。



油は日清のヘルシーコレステ。「コレステロールを下げる」とある。以前はヘルシーリセッタの熱心なサポーターだった妻がこれに転向した。夫のメタボ状態を気にしているのかもしれない。私はウェイト100kgを目指しているが・・・。



上の画像左は鷹の爪。ガッツン!とショッキングに辛い味を作るにはこれが必要だ。今回は乾燥した鷹の爪輪切りをすりこぎ棒で細かく潰した。右はニンニク。これをすり潰す。しっかりした味を出すにはこれも必要。



上の画像左はピーマン(上)とスイート・バジル(下)。どちらもざく切り。適当なもんだ。このスイート・バジル、昨日入手したが、それが大変だった。どこのスーパーでも売り切れだったのだ。クルマを飛ばして藤沢のIYまで行ってしまった。この執念。ガソリン代がかかっている貴重なバジル。自宅の庭に植えるべきかしら。右は豚挽肉。鶏でも良いよ。今回は豚100%で300gほどだ。



上の画像が謎の調味料。日本の天皇家ともお親しいと言われるタイ王家に伝わる極秘ソースでとてもこんな軽薄なブログにその内容を公開出来るものではない・・・ことはない。単に砂糖、オイスター・ソース、ナンプラー、酒、醤油等を皿の中で混ぜた調味料だ。



さあ、調理開始だ。トリャァ~~~~ッ!
ニンニクと鷹の爪が油の中で踊り、ニオイを周囲にまき散らす。辛く、強烈な香り。画像から来るこの臨場感。ここから先は企業秘密・・・ということもない。この上に豚挽肉、次にピーマンを入れて炒め、上記調味料をぶっこみ、最後にバジルを入れ炒めて終わり。全工程わずか3分、もかからなかったかな、シュワッチ!



ほら、出来た。Pretty!



ふかふかのタイ米を添えて、半熟の目玉焼きを載せる。Lovely!



拡大図をどうぞ。細長いタイ米がうまそうでしょう?目玉焼きの出来具合が絶妙だ。これをスプーンで突き崩しとろかしながら食べる・・・う~~ん、ほぼ完璧のレベル。これで私はガッパオをモノにしたな。ははははは(勝利の笑い)!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨の中、七里ガ浜から横浜某所にある英国貴族(のような人)Sir Mの館に出かける

2009-05-18 06:16:11 | 
私のブログの1日の閲覧者が、昨日初めて200人を超えた。他人には退屈であろうこのブログ。「なんかの間違いで瞬間的に見ちゃっただけだよーん」などという人を含んだにしても、驚きの数字だ。誤解を生むようないい加減な表現、ウソ、冗談を書きづらいと私は感じる。しかしそれらを除去すると、このブログは成り立たない。

さてタイトルにあるように、昨日我々夫婦は英国貴族(のような人)Sir M夫妻宅へ招待された。ご住所は広大な横浜市の真ん中あたりである。今回の目的は以下の3つ:

①お互いがまだ死んでいないことを確認し、取り敢えず「良かった」と安心する
②飲食をともにして過激な冗談を言い合い、チョー高度なコミュニケーション術を駆使し合い相互に脳を「アハ!体験」させ、ボケないよう皆で協働する
③ザ・ガーデンを見せて頂く

主たる目的は③だ。



キツネ狩り等他にもいろいろあるかもしれないが、Sir Mの趣味は芝生をキレイに保つことであり、夫人のそれはバラの生育なのである。Sir Mは芝生のオーバーシーディングについて語ってくれた。Sir Mの会話には英語が頻繁に混じる。その方がしゃべりやすいらしい。オーバーシーディングを「オーバーシーディング」などとは発音せず「オゥヴァースィーディング」の如く発音なさる。また、私がSir Mに話しかけたり、Sir Mの質問にお答えする時は、下僕として言葉の最後に「sir」を付け加えないといけない。

M: オゥヴァースィーディングをご存じかね?
私: いんや、知りゃあしやせん、sir。 オーバーシーディングでげすか?
M: 違うよ、君。オゥヴァースィーディングだよ。
私: いったいそりゃあ、何でございやしょう、sir?

そんな具合だ。



そのオーバーシーディングだが、要は芝生がすでにあるのに、その上からさらに別種の芝生の種を撒くことを指す。例えば、高麗芝等は冬になると黄色く枯れる。そこに冬も青々とした西洋芝の種を撒いてやれば、年中青々とした芝生が楽しめるとSir Mは言う。

「だから何よ?」と我々庶民は思うが、それは身分の違いというものらしい。貴族のすることは誠にまどろっこしい。Sir Mは面倒なことを好むらしい。上の画像で、右下のやや太い葉が従来の芝で、それ以外の部分が西洋芝である。



Sir Mの相手をして芝生の話をするのは疲れるので、さっさとバラ園に移動する。「ザ・ガーデン」の領域である。



私はバラの品種を知らない。Sir Mは芝生専門らしく、夫人が専門とする領域のバラに関してはほとんど知識もなく、ただ下働きとして夫人のバラの生育を手伝っているだけらしい。しかも夫人は多忙のため、途中で館に引っ込んでしまわれた。Sir Mからは「棘があるから痛いよ」くらいしか解説はなかった。私は「気をつけるでやんす、sir」と答えた。

華麗、清楚、ゴージャスなバラの画像の数々をお楽しみ下さい。



下の画像に写る品種はフェイント=ピンク=カラード・ダッチェス・オブ・プランタジネット・・・ウソ。私にはわからない。



下の真っ赤なのは、プリンセス・マハラジャ・オブ・インディア・・・冗談、冗談。



ザ・ガーデン見学が終わり、我々は館に引き揚げた。そこでは夫人の手料理の数々が待っていた。Sir Mも、庶民にとって難しいことばかりではかわいそうと私に同情されたのか、お食事の冒頭は英国パブ風に気さくなイメージでスタートした。キッシュが出て、それをつまみながらアイリッシュ・エールを飲んだ。そこから、いろいろ出て来て、最後はパエリャも食べた。さらに食後は果物やケーキが出た。ワインも飲み、紅茶も飲んだ。なんだかお腹がいっぱいだ。「ラブリー!、sir」

「では、これで失礼しやす。ありがとござんしたでげす、sir」と、私はSir M夫妻にお礼を言って帰途についた。



帰りの運転は妻。私は助手席で半分居眠り、楽々で天国だ。稲村ガ崎を越えた。まもなく自宅だ。素敵な一日。サンキュー、sir・・・でげす。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月も後半だと言うのに鎌倉は寒く、カッコ悪い思いをする しかもついてない

2009-05-17 08:52:53 | あちこち見て歩く
昨日は寒かった。早朝から犬の散歩に半袖シャツ半ズボンで出かけ寒い思いをした。昼前に七里ガ浜の自宅から鎌倉市街地に出かける段になって、「いくらなんでも、もう暖かいだろう」と判断を間違い、そのままの格好で出かけて失敗を重ねた。気温はまったく上がらなかったのだ。昨日鎌倉中心部で、私のような半袖シャツ半ズボンという逞しいというか、「アホな」格好した人間は皆無だった。



画像は若宮大路の歩道。道行く人はみな厚着だ。コートを着た人もいるくらいだ。そんな中で私はきっと馬鹿みたいに見えたことだろう。いい歳をしたおじさんが、肌寒い日に一人だけ半袖シャツ半ズボンでパタゴニアのキャップをかぶり、寒そうに若宮大路を歩いているのだから。



東急ストア鎌倉店2階は八甲田山化していて、寒さが頂点に達した。スーパーは野菜売り場も魚売り場も寒いのである。そのまま買い物していると凍死しそうだった。



こういう日はせめて暖かいものを食べましょう。ちょっと豪華に銀座アスター鎌倉賓館 http://www.ginza-aster.co.jp/store/kamakura/index.php ここはサラッと麺だけを食べるにしては高くつくが、ゆったりと食事が出来る。店員さんも丁寧だ。

私が食べたのはここの担々麺。そして後悔した。まずいのではない。十分に美味しい。でも量が少ないのである。小さく深い不思議なお椀の奥底にひっそりと上品に入った少ない少ない担々麺。う~ん上品すぎるなぁ。もっとガッツリ食べたいなぁ。アスター麺を選べば良かったなぁ。

妻は賢明にもアスター麺を選び、目の前で食べている。これはおいしいし、量もたっぷりある。私が30秒で食べ終わりうる少ない担々麺を、苦労して50秒かけて食べ終わった後も、妻は悠然とアスター麺を「いいだろぉ」とでも言いたげに食べ続けている。しかもチャッカリと食後の杏仁豆腐まで注文していた(私は注文しなかった)。その間私は食べるものがないのである。ヒマだし、なによりたいへん悔しい。私は担々麺の汁を全部飲み、妻が残したアスター麺の汁(汁のみ!)のおこぼれをもらった。気分はもう物乞いのそれである。そうして妻が杏仁豆腐を食べ終わるのを待った。冷え切った私の体は担々麺で暖まったのに、妻が杏仁豆腐を食べ終わる頃にはまた冷え切っていた。



ついてない1日だ。寒い日は日本酒にしよう。木曽を代表するお酒を買い、自宅で暖まった。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

健康的な七里ガ浜から東京に出かけると酸欠とインフルエンザになりそう

2009-05-16 09:32:43 | あちこち見て歩く
ウィークデーは毎日東京に出る、という悲惨な生活から離れて1ヶ月半が経過した。体調はもともと悪くなかったが、今のパターンになってからますます良くなっている。そして少し体重を落とすことも出来た。早寝早起き、規則正しく食べ、そして運動、さらに言えば満員電車等の不快で過度な他人との接近がないことは人を健康にするのだろう。七里ガ浜にこもる限りは鳥インフルエンザなど無縁のままでいられるだろう。

とは言えいろいろと用事はあり、その不快で過度な他人との接触がある東京にちょくちょく出かけなければならない。



昨日午後に東京に出た。最初の目的地は新宿である。3階を超える建物がほとんどない七里ガ浜からすれば嘘のように高い建物。おのぼりさんのラバー・ネック。首が疲れる。



そして新宿駅から伸びる線路。毎日見ている江ノ電は情緒溢れる単線なだけに、私には都心の複雑な線路がなんだか異様に見える。しかも画像に映っているのはほんの一部なのである。新宿ではJR各線に加え、小田急や京王が走り、地上には見えないが地下鉄線も交差する。無数の人間が鉄道で新宿を行き来する。

新宿周辺はどこを歩いても人が多い。都心は電車の中だけでなく、路上もビルの中も満員状態。これでは、人と人との間で、エンドレスにインフルエンザをうつし続けているようなものだ。大流行の兆しに政府が身構えるのも無理はない。



私は最近シマトネリコの樹を見ると敏感に反応する。自分の庭にシマトネリコを植えてから、よそで見かけるシマトネリコが気になって仕方ないのだ。今まであまり街中で注意を払ったことはなかったのだが、新宿でもシマトネリコを発見! なんだ、どこでもあるのねぇ~。しかも、七里ガ浜の住宅街で見かけるいかなるシマトネリコも、遥かに凌ぐ高さがある。高層ビル街で育つシマトネリコは、ビルとの高さ競争に闘志を燃やしているのだろうか。あるいは環境劣化に伴うヒートアイランド現象は、東京をシマトネリコの原産地(沖縄、台湾等。少なくとも関東平野ではない地域)以上の温暖な気候にしたのか?



幹も太いので感心した。うまく育てれば、シマトネリコも関東で十分巨大化するのだ。我が家のシマトネリコにも頑張ってもらわねばならない。西武園芸七里ガ浜店のH店長ご推薦の肥料もやったことだし、大丈夫だろう。七里ガ浜のシマトネリコ・ファン(少数に違いないが、Nさんや私をを始め、確かに何人か存在する)の皆さん!シマトネリコの幹はこんなになります。ひょろひょろした幹のあなたの小木は、あなた次第でいくらでも大きくなりますよ。がんばりましょう。



新宿でシマトネリコ鑑賞に明け暮れ、さらに用事を済ませてから、上野へ移動した。今日は御徒町で飲むのである。私を誘ってくれたかつての職場の同僚がいたのだ。

ちょっと早く着いたのでアメ横を散策。何年ぶりだろうか。しかしたくさんの人と往来する電車がとにかく煩い。また看板や商品がぎっしりと並び、その色彩も強烈で視覚的に疲れる。アジアな感じである。うぅ~、人ごみの中でなんとなく酸欠な気分。

そして同僚と5時間近く飲み続け、食べ続け、しゃべり続け、ルー大柴英語に堪能になる。「ミーとまたドリンクするために、トゥギャザーしようね。カモン!」などと言いながら別れる。



さあ、帰ろう。ビール、日本酒、焼酎にかなり酔いながらも、私はその辺のタダの酔っ払いとは違う。街に対する観察力がますます冴える。JR東京駅横須賀線下りホーム。今まで気づかなかったが、ホームの壁に広告はひとつだけだ。スペースはたくさんあるが、他には広告が貼り出されていない。唯一の広告が豊島屋の鳩サブレだ。ちなみに左は北鎌倉の建長寺の写真である。おーー、鎌倉が呼んでいる。酸欠で倒れないうちに、そして鳥インフルエンザをうつされないうちに、おうちへ帰りましょう。そして昨夜は就寝。



すぐ今朝になった。睡眠時間が妙に短い。いくら飲み会だったとは言え深夜帰宅した旦那さんを気遣い、今朝はいつもよりゆっくり起きて差し上げる・・・なんて気遣いは犬にも妻にもないようだ。今朝も早くから妻犬(「さいけん」と読む。妻子を「さいし」と読むのと同様に使う言葉。ただし一般的用法ではない)と七里ガ浜を散歩。砂浜には相変わらず何も良いものが落ちていないが、画像は唯一の獲物。七里ガ浜は健康的だなぁ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月半ばの七里ガ浜は爽やか 芝刈りとアジの押し寿司(大船軒)

2009-05-15 09:07:23 | 
昨日、今日とあまりに爽やかなので驚く。湿度が低い。温度が適当。天気は晴れ。空気がサラサラだ。こんな日は多少暴れても、汗もかかない。ハアハア言っているのは、朝夕のトレーニングで暴れ過ぎるウチの犬だけだ。

だから芝刈りをしよう! 今年2度目の芝刈りである。これがまたなんとも気持ちの良い作業である。夏場はこの作業をする死ぬが、こんな日なら最高。芝がカラカラに乾いているのを確認し、Panasonicの芝刈り機を始動し、スイスイと動かして作業する。



↑の画像は作業終了後。あーーすっきりした。



↑の画像はもうちょっと近寄ったところ。



↑の画像はもっと近寄ったところ。

実は芝刈り機で楽しくスイスイと作業出来るのが広い場所だけなのだ。狭い我が庭では、中心部を芝刈り機で刈った後、結局、膝をついて這いつくばるような姿勢で、隅っこや入り組んだ所等、あちこちを電気バリカンで刈らねばならない。悲しいものだ。芝刈り機を直線で100mくらい押し続ける庭を持ってみたい。しかしよく考えると、よく考えなくても、そんな庭がある家に住む人は、自分で芝刈りなどしないのであろう。

芝と言うのは難しいもので、日照に微妙に影響を受ける。近日中にご主人は芝の世話をし、奥さまはバラの世話で明け暮れているという、まるで英国貴族のような方のご自宅を訪問するので、その時ご主人に芝の世話の極意を聞いてこよう。



お昼は軽く大船軒http://www.ofunaken.co.jp/の「鯵の押し寿司」。うまいよぉ。980円のスタンダードがこれ。より高級なバージョンある。またアジ以外にもいろいろな商品がある。



↑ 中はこんなの。



↑ もっと近寄るとこんなの。

大船軒は明治時代から国鉄の駅で駅弁を売って来た会社だ。だからJR大船、鎌倉、逗子などの駅には、今もこの鯵の押し寿司の販売所がある。スーパーでもいろいろと高額な同社の商品を売っているが、由緒正しい正統派の購入方法は、駅の販売所でこの980円のスタンダードな押し寿司を買うことだ。さらに言えば由緒正しい食べ方は、家で食べるのではなく、JR横須賀線の車両の中で揺られながら食べることだろう。私はやったことないし、やっている人を見たこともないが。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする