「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

鎌倉のブランド(?)【外資系編】 パタゴニア

2009-05-22 08:25:13 | モノ・お金
パタゴニアhttp://www.patagonia.comも鎌倉のブランドのひとつと言えるだろうか。単に日本支社が鎌倉市に本拠を置いている、というだけのことではあるが。支社のあるビルの1階はパタゴニアの直販店である(所在地:鎌倉市小町1-13-12 本覚寺ビル)。若宮大路に面していて、野菜市場の隣だ。

とにかく強烈な哲学を持つ会社である。環境保護にもデタラメに熱心で、シーシェパードとの関連が問題視されたこともあった。創業者シュイナード氏の考えを具現化した会社で、他のアウトドア・グッズ・メーカーとはかなり異なる、というか孤高の企業だ。



●上背のあるSUV車(いわゆるRV車)で通勤する社員を叱り飛ばす。
●ペットボトルを再生してフリースやジャケットを生産する。
●オーガニック・コットン100%でシャツを作る(他社の「コットン100%」というシャツの表示は、そこに大量に含まれる糊、化学物質を無視しているという)。
●売上(利益ではない)から一定の割合を環境保護活動の負担に充てる。
●晴れて波も良ければ、就業時間中でも差しさわりない範囲でパタゴニアの社員はサーフィンに行くべきだと考える(だから日本支社が鎌倉市にある)。

「シャツをちょっと着たぐらいで洗濯するな。もっと続けて着ろ。アイロンなんかあてるな。アイロンをあてないと着られないような服装はするな。洗濯にお湯を使うな。すべて環境への負荷を考えよ・・・」と言った具合である。

シュイナード氏の経営哲学を知りたければ、彼の著書「社員をサーフィンに行かせよう」東洋経済新報社(1800円)を読めばよい。



そんな会社のつくる商品だから、しっかりしていて素材も良い。でもかなり高価だ。フリースだって、ユニクロの5倍以上の価格がするだろう。

控えめで倹約家の私は遠慮して、自分の気持ちを抑えキャップを買ったのみだ。ところが妻はパタゴニアでフリースやセーターを買う。大胆というか、経済観念が未発達というか。画像はそのフリース。これもペットボトルから作られているのだろうか。確かにモノはいい。私だって欲しい!

コメント
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