「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

江ノ電稲村ヶ崎駅前のはぶか牛肉店で買った牛スネ肉を赤ワインで煮込んでランチ@鎌倉七里ガ浜自宅厨房

2019-03-30 09:03:59 | 食べ物・飲み物
さあ、この強いワインを飲もう。



オーストラリアのマクラレーン・ヴェイルにあるダーレンバーグのシラーズ・グルナッシュのブレンド。

強烈だよ。



初めて飲んだ時はそのパワフルなことに驚いた。

ロッド・スチュワートのアルバムを聴きましょうね。



皆さんもYouTubeで聴いてくださいね。



強烈なワインに負けない強烈なメシを作ろう。

牛スネ肉を圧力鍋使って赤ワインで煮る。

でもドボドボ使うので、先にお見せしたワインを使っていては、飲むものがなくなってしまう。

なので、料理には、こちらのワインを使いましょう。



なんとペットボトル入りです。



ブロッコリー解体中。サラダに使います。



タマネギはたっぷり1個半使いましょう。



試しに煮込み用に買ったワインを飲んでみる。爽やか!



クマさんの容器の中は蜂蜜だ。これも味付けに最後に使う。

タマネギを切りました。



こちらはごちゃまぜのサラダ。



ニンニクも肉を炒めるのに必要だ。



スライスする。



中華鍋でタマネギを炒める。茶色くなるまで。



くいしん坊ワンコのドガティ君が出て来る。匂うらしい。



何ももらえないので、あきらめて去ってゆく。



出た! 稲村ヶ崎駅前のはぶか牛肉店で買った牛スジ。



どぉ?

イイ感じでしょう。



古いコインをキッチン・ハイターで洗浄中。



8年くらい前に買った200年以上前の銅貨だが、よごれがひどいので、洗浄中だ。

ちょっと手強いスネ肉を切った。



「おとーさん、匂いますね♡」



「そこにあるのは、何ですか?」



「ボクにも見せて!」



ブイヨン、ローリエ、蜂蜜。



さきほどよく炒めたタマネギ。



スネ肉は手ごわいので圧力鍋を使うと便利。

スネ肉に塩と胡椒。



空いた中華鍋にニンニクと油を入れて加熱。



スネ肉には小麦粉を。



そして適度に焼く。少しでいい。



圧力鍋にタマネギを入れる。



スネ肉とニンニクを入れる。



中華鍋で炒めたものが全部入った。

そこに煮こむために買った赤ワインをどぼどぼ入れる。



500ccくらいは入れよう。

さらにマッシュルームをたくさんいれちゃう。そのまま。



加熱する。アルコールを飛ばす。



そして圧力鍋にふた。さらに加熱して、放置。

その間にサラダの盛り付け。



まだ圧力が弱いので、密閉状態になってない。



暇なので、ダーレンバーグの強烈なシラーズ・グルナッシュを飲む。



22年前初めて飲んだ時から変わらぬ強烈さ。

完全密閉状態がこれだ。かかれ、圧力!!! 



スジ肉よ、柔らかくなれ。

「おとーさん、シュッシュって言ってますね」



サラダ以外には、バゲットにフライドポテトもつけちゃおう。



「おとーさん、見せて」

仕方ないので見せてあげる。

どうですか、理解しましたか?



コインの洗浄が終了。

マン島(英国王領)のコインだ。



歴史的にマン島は英国王領であるだけで、英国ではない。

議会は独自にあり、通貨も今でも独自だ。

「マン島の」という意味の形容詞はマンクス。

通貨はマンクス・ポンドと言う。

マンクス・ポンドは英国のポンドと等価だ。

マンクス・ポンドはマン島の中で通用し、マン島の中では英国のポンドも使える。

しかし英国ではマンクス・ポンドは使えない。

一昔前のベルギー・フランとルクセンブルク・フランの関係に似ている。

逆サイドは英国王ジョージ3世。1ペニー銅貨なのだ。



王領マン島の硬貨にふさわしい。

アメリカ独立という問題を抱え、自身は精神疾患を抱えた王様。

ジョージ3世の悩みは大きかったろうね。英国史は面白い。

1813年の鋳造だ。



売り出せば円貨で2,800万円ほど・・・ウソォ~。

せいぜいたったの5,000円くらいだ。

どこで買ったと思いますか?

ロンドンの骨董市・・・違うんだなぁ、阪急百貨店ロンドン店・・・じゃなくって大阪の本店。

圧力鍋の蓋を開けた。



ちょっとずつワイン、蜂蜜、ケチャップを足して、さらに煮る。



最後に味見して、塩と胡椒。

ポテトを揚げる。いい香りだ。



出来ましたよ、牛スネ肉の赤ワイン煮。



手強かったスネ肉は、今や箸でも切れる。

トロットロだ。

なんて私は上手なんでしょう(笑)。



よく煮込まれたスネ肉。

こってりとおいしい味。



手強い肉ほど、味わい深いものになるのでした。

サラダもね。ポテトもね。



バゲットもね。

しっかり煮込まれたスネ肉。そしてシラーズ・グルナッシュの強いワイン。



ベスト・マッチングでした。

あぁ~おいし。
コメント (24)
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