「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村の夏2010 (5)山荘にこもってたくさん食べる

2010-07-28 21:37:42 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
猛暑の夏休み。原村の山荘に行ったら「なるべく出歩かない」がポリシーである。なぜなら・・・

(1)どこへ向かうにしても我が山荘からは必ず「下り道」である。せっかく涼みに行ってまた下に降りるのは損だ。
(2)ケチなようだが田舎ではクルマの走行距離が長くなりがちでガソリン代が馬鹿にならない。犬を川で遊ばせたり、富士見のA-Coopへ買い物に行くだけで往復40km近い。諏訪の名店ハルピン(ラーメン店)なら往復50km近い。頻繁にガソリンを補充するのは嫌だ。
(3)ただでさえ必要な買い物で出歩かなければならないし、加えて朝夕には犬に運動をさせる必要がある。この必要最低限の外出以外に敢えて「お出掛け」を実施していては、山荘を愉しむために遠路はるばるやって来ているのに、山荘内の合計滞在時間が短くなり、それでは山荘を持つ意味がなくなる。

・・・という理由による。



ということで自炊中心の生活となる。山荘にこもって食べるのだ。原村に行ったら食料品の買い出しは主にA-Coop。原村にも富士見にもある。富士見のA-Coop(アグリモール)はかなり規模が大きい。上の画像は富士見のお店だ。A-Coopのロゴが眩しい。

A-Coopには「女性部直売コーナー」なんて場所が必ずある。とても安い。生産者の氏名(皆さん近所の農家の人だ)が入っている。野菜も花も売っている。



原村で買うと「お得感」が強いのがズッキーニ。鎌倉だと目が飛び出るが、こちらでは安い。でも野菜なら必ず原村が安いかと言うとそうでもないから注意が必要だ。よくステレオタイプなコメントで「八ヶ岳山麓では食料品、特に野菜は安い」などと言うが、それは必ずしも正しくない。鎌倉のスーパーの方が安く買える食材はかなり多いのだ。



おっおっ! おぉ~っ! スズキヤの鹿肉を発見。私はA-Coopではこれを初めて見た。でも今日はパス。スズキヤさんごめんなさい。



イナゴ佃煮、フナ煮、ワカサギ唐揚もパス。



でも300円券も持っていることだし、これ使わないと・・・



ドーーン!と豪華にお米を買いましょう。あづみのコシヒカリ!



さあ、あづみのコシヒカリによる激辛シーフードカレー。ひーひー言いながら涙を流して食べる。



茶々之介の真剣な視線。



モモがもらえるのではないか、という希望を抱いているらしい。



キュウリ。原村のペンション経営者H氏をにお会いしたら自作のキュウリを頂いてしまった。言っておくが、私はキュウリ欲しさにH氏を訪問したわけではない。ただH氏のペンションを表敬訪問しご挨拶したら、偶然キュウリをもらえちゃったのだ。今後はペンション・ビレッジのそばを通る都度こまめにご挨拶することにしよう。

何気なく見せているが、H氏のキュウリはかなり立派である。



ほら。直径5cm。



これをズッキーニ的に用いて、ラタトゥユ。



あるいはサラダ。あるいは塩もみして齧るのもOK。瑞々しさは最高。



同じく原村のペンション・ビレッジ内にあるベルグ。パンの店だ。



これはバタール。これとタダでもらったBIGなキュウリがあれば数日は生きて行けるだろう。



あるいはキノコのスパゲティ。簡単だ。



真澄にウコンにウンコ。左側は八ヶ岳山麓に多い、黒曜石や鉄平石。



本当にウンコだ。ウンコの化石。以前、誕生日のプレゼントに妻が私にくれた。



真澄を使う。他には砂糖、醤油。



馬肉ロース。そう、すき焼きである。



すき焼きと言えばサクラ肉でしょう。おいしいですよ。信州以外の方も是非サクラ肉の活用を!



タマゴは農場(原村にある八ヶ岳中央農業実践大学校)のものを。



LLサイズというが、ずいぶん形に個体差があって楽しい。



すき焼きを食べながら真澄を飲みましょう。普通酒で、食中酒として最適。



あら、1本飲みほしちゃったわ。早過ぎませんか?



酒屋の前掛けがのれん代わり。



またある時はウナギ。夏ですから。どちらのパックも同じ価格。違うのはウナギの大きさ。デカイのが私ので中国産。小さいのが妻ので宮崎県産。私は欲張りなのである。



欲張って大きなウナギを買うと、こんなザマに。大き過ぎて丼の上に乗りきらない。



A-Coopでタダでもらえる料理冊子が大好きだ。中にレシピがたくさん書いてあるのだが、そのレシピが大抵、ごく普通の食材ばかりで作ることが出来るモノなのだ。いきなり「クミン・シードとターメリック・パウダーを用意!」などとは書いていないからである。



さて、その中からオイスター・ソース風味の焼きそばを選ぶ。これをパクって、適当に作る。



こんな材料を使う。他にはウスター・ソースも使えとある。ちょっと抵抗があるのだが、やってみた。



牛肉が指定されているが、ここは馬肉で。

さらにチンゲン菜が指定されているが、これは昨日のすき焼きの残りのネギと白菜で代用。



ここでハラダの麺が登場する! 麺は是非原田製麺の製品で。



下ごしらえ。肉は塩や片栗粉や酒で事前に揉んでおく。



野菜は切る。ショウガはみじん切り。ニンニクもみじん切り。麺はほぐしておく。



フライパン2丁使い。具はゴマ油で。片栗粉を効かせてあんかけにする。ショウガやオイスター・ソースの香りが強い。麺はサラダ油でジュウジュウ焦がす。



出来た!



サクラ肉のロースがたっぷりなオイスター・ソース風味あんかけやきそば。



信州的な夜は更ける。
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八ヶ岳西麓原村の夏2010 (4)エセ諏訪人がエセ諏訪人としての拠り所にする御柱祭の法被(おんべ付き)

2010-07-28 09:14:05 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
長野日報。



諏訪市高島に本社がある長野日報社の新聞である。



1面トップ記事は「真夏日続く諏訪地方」。諏訪を熱く語る新聞が選んだ暑い話題。



テレビ・ラジオ欄。エルシーブイFM769。



原村に来たらこれを終日聴きましょう。価値あるローカル情報があったり、全然なかったり。そこがまた楽しい。他局では聴けそうもない、それほど大ヒット曲でもなかった中途半端にあるいはでたらめに古い曲が次々とかかるのだが、その不思議な選曲基準もユニークで良い。



長野日報の広告欄を見続けよう。マルモ機械。知ってますか? 原村では、見通しのきく中新田の交差点北西角に大きな営業所がある。林業・農業系の立派な機械類が小はチェーンソーから大はトラクターまで、そして国産から輸入ものまで揃う。ハスクバーナもスチールも何でもどうぞ。ここでメンテナンスもばっちりだ。



MARUMITSU。ご存じですか?? 諏訪市諏訪1丁目。上諏訪駅前にある古~い百貨店。社長さんとジャンケン大会もあるらしい。なんとフレンドリーな社長さんでしょう! 是非参加してみたい。ビルの中には温泉もあるぞ。



さらに広告欄を見る。ハラダの麺。諏訪地方に来たら麺はこれだ。原田製麺は茅野市内にある会社で、あらゆるタイプの麺を製造している。蓼科方面への観光客や別荘族の中には、その社屋を目にしたことのある人もいるはずだ。



我が家もハラダの麺を使い焼きそばを作る。



諏訪にもOGINOが間もなく完成! これは甲州資本ずら。



Jマートも諏訪に! これも甲州に店舗が多い会社ずらに。



Jマートの園芸部門は充実。



平安堂へ行こう。信州を代表する書店チェーン。



BE-PALを買う。今月号は日本アルプスの特集で、その登山の歴史から始まって広範囲に取り扱っている。山荘にこもってこれを読み、アルプスの知識をためこむ。この山荘のある別荘地内でも眺望のきくところに行くと、アルプスが北から南まで見えるのだ。



御柱祭の法被。右は2004年の祭の諏訪統一デザイン。左は2010年の祭の時の原村の法被。山荘の屋根裏部屋の手すりに並べてあるのだ。



エセ諏訪人(=私のこと)がかろうじて「エセ諏訪人たる証」とする法被。



法被の下の飾ってある派手な色のボンボンみたいなのは、おんべ。ボンボンでもハタキでもない。ねこじゃらしでもない。これも神聖な御柱祭グッズのひとつである。

エセ諏訪人の夏休みは、「エセ」らしさを発揮して生半可に諏訪的なのであった。

コメント (4)
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