「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓梅雨明け後の滞在(4) 季楽庵(富士見のそば店)へ行く

2009-07-22 14:27:21 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
今回、季楽庵を初めて訪問した。前回原村の山荘に滞在した時に「発見」したお店である。場所は富士見のアグリモール(A-Coop)から原村方向に向かい南原山交差点を通り越したらスグの所(行けばわかる)。



入口はご覧のとおり上品。店内もとても清潔で良い感じだ。店主が1人で切り盛りしているように見受けられる。「さぁ~何を食べようかなぁ。初めての店はよくわからないなぁ。緊張するなぁ。でもそれがまた楽しいんだなぁ」などと思いながら私は「七福おろしそば(大盛り)」を注文した。妻は正統的かつクラシカルに「季楽せいろそば」。

しばらく待つ。注文した品がテーブルの上に登場。「10割そば。つなぎなし。だからそば湯もヌルッとした感じはなく、さらさら。七福おろしそばの食べ方としては・・・」と店主は極めて明快にハキハキと説明なさる。ほぉ~、ずいぶん上等なそばだ。私の「七福おろしそば」は豪華版で、いろいろと具が載っている(下の画像)。最初は卵の周囲の具とともにそばを食べ、途中から卵を突き崩しそばを食べてみる。なかなかいい感じだぞぉ。ずずずっと麺をすすって食べる。最後は卵と入り混じったつゆも一緒にずずずずぅ~っと一気に飲み込んで、器は空っぽ。ごちそうさまでした。



こういう状況だから、お会計時に店主とちょっと立ち話をしよう・・・。

店主は地元のご出身。お祖父様はそば打ちをなさっておられたとか。だから店主も幼小の頃よりそば打ちに自然に馴染んでしまう。その後店主は企業に就職するも、新たにそば打ちの修業をなさり、さらに料理店でみっちりお勉強もなされて、満を持して本年3月に季楽庵を開店。祝! おめでとう!!・・・とまあ、店主のこれまたハキハキした話ぶりによりお聞きした彼の数十年の人生の軌跡を、私が勝手にまとめて簡略に書くとこんな感じらしい。

私は「なるほど・・・そうなのですか・・・」とただただ感心して相槌を打つのみ。感心するあまり「ぜひ弟子入りさせて下さい!そば修業させて下さい!」とその場で申込みそうになったが、自分の不器用さを思い起こし、弟子入りはなんとか思いとどまった。



上の画像は昼のメニューの一部である。さて、次回は何を頂こうか。八ヶ岳西麓の別荘族もまだあまりこの店のことをご存じないようだ。皆さん、まずはこの店に行って、そばを食べてみよう。

住所:諏訪郡富士見町富士見4564-971
電話:0266-62-7190
営業:11:00am~2:30pm、夜は予約要で1組のみ(ただし3名以上)の蕎麦遊膳コース
休業:毎週火曜日、第2水曜日
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八ヶ岳西麓梅雨明け後の滞在(3) とにかく飲んで食べる・・・そんな話ばかりで恐縮だが

2009-07-22 08:43:49 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
八ヶ岳西麓、原村に行ったらお買い物はやはり「A-Coop原村」でしょう。原村の中心はどこか?と問われれば答えるのは難しいが、やはり払沢交差点かな。村役場とJAとA-CoopとATMとJA系列でENEOSのガソリンスタンドがある。原村の政治経済の中心地なのだ。その払沢交差点の南西角にあるのが、このA-Coopである。



最近原村の別荘族も、富士見の大きなA-Coopで買い物をする人が増えているが、あのA-Coopは昔は存在しなかったのだ。やはり小さくとも原村のA-Coopで「友の会カード」を提示して買い物するのが楽しい。「原村に来た!」という喜びを身近に感じられる。ちょこちょこ買い物すれば、葉書で割引券も送って来てくれる。さらにその割引券を駆使して買い物するのである。買うのは・・・馬刺し、蜂の子、鯉、イナゴ、ワカサギ、セロリ・・・(半分冗談)。あぁ~諏訪人になった気分。原村は小さな村なのに、セロリの生産量がスゴイ。皆さんも原村に行ったらセロリを食べましょう。

滞在期間中、原村のA-Coopはかなり賑わっていた。こう言っては何だが普段は静かでガランとしているのに、「ニジマス掴み捕り」等の特別なイベントを実施中だったからか、駐車場には警備員が出て交通整理をする始末。店内も人がいっぱい。



店内にはお酒売り場があり、あのマイン・マートが商品を供給している。神奈川県内のスーパーのお酒売り場と異なるのは、ここでは日本酒の多くが一升瓶で売られていることか。最近神奈川県内のスーパーでは一升瓶を見かけることが、以前と比較するとかなり少なくなっている。

飲むのはたいてい真澄特選。諏訪の銘酒の本醸造である。私は「吟醸」とか「大吟醸」というお酒はあまり飲まない。味が繊細過ぎて濃い味の料理と一緒に楽しめないからだ。



パンはたいてい原村のペンション・ビレッジ内のパン店、ベルグで買う。ご覧の画像は同店のバゲット。外の皮がパリパリっと固い。塩味も効いてしっかりしたバゲットである。この後、鎌倉の自宅に持ち帰った。



この地域にお住まいのある方が打ったうどん(生麺)を、私は頂戴した。小麦粉100%。非常に立派な麺だ。しばし見とれてしまう。見てくれからしてかなりしっかりしていることを予感させる。



うどんを打ったご本人直筆のレシピ。「10~12分茹でよ」とある。我が山荘に持ち帰り、茹でる。手に取って茹で具合を見ながら、12分茹でてみた。それでも尚しっかりしていた。「いつまでも冷たい水で洗って締める必要などなし。ネギ、ゴマ、ショウガ、大根おろしを用意せよ」とある。で、そのとおりにした。。



食べた。いや、シコシコと旨いこと。こうしたうどんを私も自分で打ちたいものだ。うどんはそばと比べれば当たり外れが少ないが、それにしてもこれは随分立派なうどんで、なかなか出会えるものではない。後日このうどんを打った方に電話してお礼を述べた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする