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ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

51年前の今日(1963年9月24日)

2014-09-24 06:00:00 | 私の関西百山

51年前の9月24日、私たちは当時所属していた大阪の山岳会の秋合宿で八ヶ岳におりました。

15名パーティ(うち女性4)で私はCL、結婚前の妻は会計係でした。22日、夏沢峠近くで幕営、23日は強風とガスの横岳を通過する頃に小雪が降り出しました。

赤岳山頂は霧の中でしたが、通過する頃には展望が開けてきました。写真は縦走路からの阿弥陀岳です。キレットに下り、強風で飛びそうな中、やっと4張りの設営を終えました。



24日は快晴で明けました。モルゲンロートの富士を見て勇躍して出発。(これはテント場での朝の準備体操です)

キレットから竜頭峰



ツルムの頭では赤岳、阿弥陀、権現から南ア、中ア、新雪に輝く北アまで見えました。

編笠岳に着きました。

しかし、権現岳から下る途中で浮石に乗った男が足を痛めて足を引きずるようになり、嫌がりましたが編笠からは交代で背負って長い裾野を小淵沢へ。男性だけ10分交代のボッカでしたが、重かったです。棒道の電柱に設置されていた電話でタクシーを呼んで怪我人を乗せ、残り4kmを頑張って夕暮れ迫る小淵沢に急ぎ、3日間の縦走を終えました。