ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

台湾周遊の旅(6)

2013-03-15 08:41:19 | 旅日記

台湾周遊の旅3日目(3月5日)は西海岸南部の高雄から東海岸ほぼ中央の花蓮まで338kmのバス移動です。7時45分にホテルをでて、総合民芸品店でのショッピング・タイムののち東へ向かいます。

東海岸が近づくと、ウナギの養殖池がたくさん並んでいます。


台東までの間には、このような原住民の集落がいくつか点在しています。


昨夜食べた釈迦頭の栽培されている町を通過します。町ごとに違った果物を生産していますが、特に釈迦頭は台東周辺で始めて栽培され、今も主要な産物の一つになっています。


海岸沿いに出ました。残念ながら左座席は山側で海岸美は見えません。すぐ横を鉄道が通っています。


台東市に入りました。昼食はここの郷土料理です。


麻婆はあまり辛くなく日本人向きです。台東は気候・地質も稲作に適したことから、ここのお米は特に味がいいそうです。そのご飯にかけて頂きました。

右上はユリの花を、スイカの手前はハイビスカスの花を甘酢に漬けたもの。魚は今日もスズキでした。
食後は台東から65キロ北東にある本日唯一の観光ポイント、三仙台へ向かいます。


三仙台 元は一つの岬が海水の浸食で先端が離れ、三つの岩の小島となった観光の名所です。


三仙台の名前は、八人の仙人が海を渡った時、うち三人の仙人が岩の上で休んだことが由来です。アーチ形の美しい橋が架かり岩まで行くことができますが、ここも時間が足りません。


せめてもと、駐車場から整備された遊歩道を橋の袂まで往復しました。ガジュマルの林を抜けると目の前に美しい太平洋の海原が拡がります。晴れていて気温は高い筈ですが、海からの風が強くてそれほど暑さは感じませんでした。


一周すると2時間以上かかるということで、二つ目のアーチから引き返し…。


橋の上から美しい海岸線を眺めてバスに帰りました。


再び11号線を北上。静浦の北回帰線標誌(記念塔)で15分間の休憩。
北回帰線は23度26分22秒を通り、西海岸台湾海峡側は嘉義を通っています。この線より南は熱帯で北は亜熱帯とされています。


夏至の正午にはスリットの真上に太陽が来るので塔の影はなくなります。
18時半頃ホテルに着き、夕食を済ませて早めに休みました。