カープな毎日

カープファンのひとりごと。

ドラフト2位指名の高と仮契約

2023年11月29日 20時57分24秒 | オフシーズン

 ドラフト2位で指名した高太一投手(大商大)と入団交渉を行い、契約金7,000万円、年俸1,200万円で仮契約しました。

 高は、大学時代に急成長した最速151kmの左腕で、140km台後半の直球を低めに投げ込める制球力と強いメンタルが持ち味の投手です。将来性を高く評価されており、入団後に大化けする可能性がありそうで、2,3年後が非常に楽しみです。

 これで今年のドラフトで指名した育成を含む全8選手の入団が決まりました。

 また、球団は新入団選手の背番号と中村奨の背番号変更を発表しました。

 ドラフト1位の常廣は17、ドラフト2位の高は中村奨が背負っていた22に決まりました。また、中村奨は96に変更となりました。

< 新入団選手の背番号>
 常廣羽也斗 17
 高太一   22
 滝田一希  30
 仲田侑仁  58
 赤塚健利  35
 杉田健   120
 佐藤啓介  124
 杉原望来  128

<背番号変更選手>
 中村奨成  22→96

 

 上本と中崎が契約更改交渉に臨み、上本は1,200万円増の年俸4,100万円で、中崎は200万円増の5,500万円でそれぞれ更改しました。

 上本は、84試合に出場して打率.259、1本塁打、17打点の成績でした。今季は左太もも裏痛など2度の離脱もありながら、捕手と1塁以外の全ポジションを守り、打順も4番と務めるなど1番から8番までをこなして、好守でチームに欠かせない存在でした。

 2度の離脱があったからかもしれませんが、思ったより評価が高くありませんでした。チームへの貢献度の高さを考えると、もう少し評価を上げても良かったと思われます。

 上本も「多くのポジションを守ると、ケガのリスクもある。(複数ポジションの難しさを)考慮して評価してもらえないかと」球団に伝えたとのことです。本人の評価を上げることは、他の若手ユーティリティー選手のためにもなると考えて、球団への査定見直しを訴えようです。

 後輩選手たちのことを考えた上本の行動は、自身が主力としてチームを背負うという自覚の現れだと思います。中堅選手がチームを支える存在になってくれるのは頼もしいですね。

 今季の中崎は開幕1軍入りを逃すも、5月に昇格してからシーズン最後まで1軍に帯同して35試合に登板し、1勝7ホールド、防御率2.73の好成績を残し、劣勢の展開から勝ち試合まで、勝敗に関係なく投げてチームに中継ぎ陣を支えました。

 ここ数年は本来の直球が投げられず苦しいシーズンが続きましたが、復調への手ごたえを掴んだシーズンとなりました。本人は、「投球内容も数段上がっている。このオフももっと良くなると思って取り組んで行けたら」と、来季は完全復調を目指すシーズンにする意気込みを見せたので、来季の中崎には期待が高まりますね。

コメント