カープな毎日

カープファンのひとりごと。

乱打戦であと一歩及ばす

2014年07月01日 22時39分24秒 | 試合結果
巨人 201 020 030 8
広島 010 200 310 7
勝利投手:山口3勝2敗1S
敗戦投手:中田4勝3敗
セーブ:マシソン4勝2敗12S
本塁打:[巨人]村田10号、坂本5号、6号
     [広島]エルドレッド26号、丸10号

 前半戦最大のヤマ場となる巨人との首位攻防戦第1戦は、大瀬良と菅野の対戦となりました。
 大瀬良は、球のキレを欠いており、初回に2死3塁から村田に本塁打を浴びて2点を失ってしまい、いきなり苦しい展開となりましたが、2回にエルドレッドが本塁打を放って1点を返して、反撃開始かと思われたものの、3回に大瀬良が坂本に本塁打を浴びて追加点を奪われしまいました。

 それでも4回に2安打と失策で無死満塁とすると、ロサリオの2点適時打で同点に追い付きました。しかし、その後の勝ち越し機では大瀬良が倒れて同点どまりでした。
 これで流れが変わるかと思われましたが、直後の5回に連続長短打で無死1,3塁とされ、走塁ミスなどで何とか2死1,2塁までこぎつけながら、片岡と亀井に連続適時打を浴びて、2点を勝ち越されてしまいました。
 大瀬良は6回にも1死2,3塁のピンチを招きましたが、ここは後続を抑えて無失点で切り抜けました。

 6回に1死満塁のチャンスを作りましたが、代打の梵と岩本が倒れて無得点に終わり嫌なムードが漂い始めるも、7回に丸の2点本塁打で同点とし、更に2死1,2塁として菅野をKOしました。代わった山口から小窪の適時打で、この試合初めてリードを奪いました。

 逃げ切りのため8回からは中田が登板するも、1死1,2塁から坂本に3点本塁打を浴びて逆転されてしまいました。
 粘る打線はその裏に、2死3塁から丸の適時打で1点を返して、尚も1,2塁の同点機でしたが、代打中東が投ゴロに倒れて追いつくことができませんでした。

 9回は永川勝が無失点で凌ぐも、マシソンに抑えられてあと1点届かず、巨人に競り負けてしまいました。


 両チーム合わせて29安打の乱打戦で、終盤に逆転しながら、頼みの中田が耐えきれませんでした。中田を投入して打たれたの仕方ないとはいえ、もったいない試合でした。
 登板した5投手で走者を出さなかった投手は誰もおらず、2回を除いて毎回安打を浴びて、ピンチの連続でした。巨人打線が好調ということもあると思いますが、それ以上に打たれ過ぎです。
 特に大瀬良はもったいない失点ばかりでした。初回と5回は2死後の失点であり、しかも3回と5回は味方が得点した直後の失点でした。これでは流れをカープに持ってくることができません。要所でもうひと踏ん張りして失点を防いでほしかったですね。

 一方で、打線は最後まで諦めず、良く粘ったと思います。唯一残念だったのは、得点した後のチャンスでもうひと押しできなかったことでしょうか。菅野の調子も良くなかったので、もっと早い回でマウンドから降ろせたと思います。
 それでも苦手菅野をKOしたことで、少しは苦手意識が薄れてくれると思うので、次回対戦では黒星を付けてほしいですね。


 
 

コメント (2)