カープな毎日

カープファンのひとりごと。

助っ人決まる

2010年12月07日 22時41分58秒 | オフシーズン
 球団は新外国人としてトレーシー内野手、バリントン投手、サファテ投手の3人を獲得したと発表しました。
 トレーシーはメジャー通算773試合に出場して打率.278,79本塁打,333打点、バリントンは今季メジャーで13試合に登板して1勝4敗,防御率6.12、サファテは今季3Aで2勝2敗20Sでした。
 トレーシーは左の大砲として主軸を担うことを、バリントンは先発として、サファテはセットアッパーとしてそれぞれ期待されています。

 最初、トレーシーの獲得に動いていると報道された時は、長距離砲は外れることが多いので高額な年俸を支払ってまで獲得する必要はないと思っていましたが、その後にトレーシーの詳細が分かってくると、凄い打者ということが分かってきたので、獲得は間違いないと思うようになりました。
 内川の獲得に失敗して、主軸を担えるのは栗原とトレーシーだけしかいませんので、トレーシーの活躍がカープ打線の得点力アップの鍵を握っていると言えます。高額年俸を支払っているので、それに見合った活躍をしてほしいですね。

 バリントンはメジャーでの成績は1勝と寂しいですが、3Aでは今季8勝を挙げていますし、全米ドラフト1位と素質は素晴らしい選手と思います。ルイスのように日本できっかけを掴めば、一気に才能が開花する可能性があるでしょう。
 前田健、大竹とともに先発3本柱として投げてもらい、2ケタ勝利を挙げてくれれば、先発が安定しますね。

 サテファは一瞬、誰か分かりませんでしたが、サーフェイトのことでしたね。補強の最大のポイントとなっている中継ぎ投手として獲得しました。基本的にはセットアッパーとして期待していますが、状況次第では守護神もできる存在と思っています。しかし、1軍枠の都合で、シュルツに不測の事態が発生した時のバックアップ的な存在と思われます。
 基本的にはシュルツがセットアッパーとして起用されるでしょうが、腰に不安を抱えていることから、1年間投げ切ることが難しいかもしれないので、その時に今季のように中継ぎ陣が崩壊しないように、サテファを獲得したのでしょうね。
 
 そして、昨日はジオとシュルツの契約が合意して、正式に残留が決まりました。これで来季の助っ人が全員決まりました。例年になく、球団の補強に気合が入っていることが分かりますね。これだけ補強すれば、今季のように全滅することは無いと祈りたいですね。
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前田健受賞ラッシュ

2010年12月04日 22時07分14秒 | オフシーズン
 プロ野球選手会はファン交流イベント「ベースボール・クリスマス'10 IN駒沢」で選手が選ぶMVP・ベストナインを発表し、セ・リーグのMVPに前田健が選ばれました。
 選手が選ぶMVP・ベストナインという賞があることを知りませんでしたね。今までカープの選手には無縁だったということなのか、今年からできたのかどちらかでしょうね。どちらにしても、前田健にまたひとつ賞が加わり、受賞ラッシュが止まりませんね。
 NPBが発表するMVPは優勝チームから選ばれるため、前田健の受賞はあり得ませんでしたが、選手が選ぶMVPに選ばれました。選手が投票で選ぶので、対戦した選手たちが前田健の凄さを認めた証ですね。この受賞は前田健にも大きな自信となるでしょう。
 
 本当に今年の受賞ラッシュは凄いですね。受賞は嬉しいですが、だんだん来季が大丈夫なのかと心配になってきます。
 前田健は調整法など確固たるものをもっているので大丈夫だと思っていますが、さすがに心配になってきますね。


 
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嶋2年契約

2010年12月03日 22時31分44秒 | オフシーズン
 国内FA権を行使せずに残留を決めた嶋が契約更改交渉を行い、500万円増の年俸5,000万円で2年契約を結びました。
 今季は栗原が故障離脱した間には4番も務めるなど123試合に出場して打率.262、14本塁打、46打点の成績でした。序盤は代打としての起用でしたが、天谷の不調もあり中盤以降は左翼の定位置を獲得して、長打力不足に苦しむ打線を支えました。ただ、主軸を任された割には、得点圏打率が.223と低く役割を果たしたとは言い難いところです。この点で評価が上がらず、500万円増に留まったのでしょうね。

 内川の獲得を失敗したことで、来季も主軸を任せられる嶋にかかる期待は大きくなります。もっと打率と得点圏打率を上げて、打点に拘ってほしいですね。嶋が主軸で活躍してくれれば、栗原への負担を軽減できて、打線の厚みが増すはずです。
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自由契約選手

2010年12月02日 22時03分03秒 | オフシーズン
 プロ野球コミッショナー事務局は自由契約選手を公示しました。カープでも外国人選手を含む14人が自由契約として公示されました。その中に現役引退した高橋建も含まれていたのは意外でしたね。
 球団から自由契約を通告されてコーチに就任した青木勇は分かるのですが、自ら引退を申し出た高橋建は任意引退として公示されると思っていました。高橋建本人が臨んで自由契約となったのかもしれませんね。

 他球団の自由契約選手を見ても特に目ぼしい選手はいませんね。カブレラなど外国人選手が目玉となっていますが、カープのチームカラーと補強ポイントに合致しないので、今季の自由契約選手の獲得は豊田だけですね。
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内川ソフトバンクへ

2010年12月01日 22時17分09秒 | オフシーズン
 FA宣言した内川がソフトバンク入りを正式に表明しました。午前中に横浜との会談でソフトバンクへの移籍を伝え、カープにも断りの電話をしました。
 移籍の決め手は大分出身の内川にとっては地元球団であることと、優勝を経験したいとの思いだったようです。

 やはり移籍先はソフトバンクでしたね。契約条件はソフトバンク、横浜より低く、横浜同様にBクラスの常連チームでは魅力が無かったということでしょうね。更にソフトバンクは、交渉に王球団会長まで出馬するなど獲得に強い思いを思っていたので、カープに勝ち目はありませんね。カープにとっては相手が悪かったということでしょう。

 内川の獲得は失敗しましたが、球団が初めてFA補強に動いたことは、補強戦略の大きな改革になりました。今回は初めてのFA交渉で不慣れな面もあったと思いますので、この失敗を次回に活かしてもらいたいですね。
 今後もカープにふさわしい選手がFA宣言したら獲得に動いてほしいですね。たとえ選手を獲得できなくても、チームを強くするという姿勢を見せていれば、選手もモチベーションが上がるはずです。


 大竹が契約更改交渉に臨み、1,500万円減の年俸8,000万円でサインしました。今季は春季キャンプでの投げ込みが原因で右肩を痛め、登板3試合で1勝に終わりました。肩はまだ完治しておらず、現在もリハビリに取り組んでいるようです。
 大竹への期待が大きかっただけに、今季の成績は残念でした。大竹が投げられれば、これほどの投壊にはならなかったでしょう。球団も同じ思いだったから大幅減額となったのでしょうね。 
 まだ完治していないのは気になりますね。早く直して、来春のキャンプには万全の状態で臨めるようにしてほしいです。いくら前田健が成長したといっても1人では限界がありますから、大竹の復活なくして上位争いはできません。
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