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7点差を逆転してのサヨナラ勝ち

2018年08月23日 22時22分44秒 | 試合結果
ヤクルト 240 100 100 8
広島 000 021 204 9
勝利投手:今村3勝2敗1S
敗戦投手:石山3勝2敗21S
本塁打:[ヤクルト]山田哲29号
    [広島]丸28号、鈴木誠24号


 先発の岡田は、初回に連打と四球で無死満塁とされると、バレンティンの犠飛とボークで2点を失うと、2回には1死後に連続長短打に四球で1死満塁としてしまい、山田哲に満塁本塁打を打たれてしまいました。
 4回には無死3塁から山田哲の犠飛で1点を失い、5回まで投げて8安打7失点でマウンドを降りました。

 打線は、初回に安打と盗塁などで1死3塁としながら、丸と鈴木誠が倒れて無得点に終わると、その後も4回まで毎回安打を放ちながらも得点を挙げられませんでした。
 5回に無死1塁から代打曽根の適時3塁打と野間の内野ゴロの間に2点を挙げると、6回には安打と暴投などで2死3塁として田中の適時打で1点を返しました。

 6回からは高橋樹が登板して、6回は1安打無失点に抑えるも、7回に1死1塁から西浦に適時2塁打を浴びて1点を失いました。
 しかし、直後の7回裏に安打と四球で2死1,2塁として、鈴木誠の2点適時2塁打で2点を返して3点差に追い上げました。

 8回はジャクソンがマウンドに上がり、2死後に連続短長打を浴びて2,3塁のピンチを招きましたが、代打畠山を三飛に打ち取って無失点で凌ぐと、9回も今村が2塁打と犠打で1死3塁のピンチを背負いながら、谷内と井野を凡打に打ち取って無失点に抑えました。

 9回に1死後連打で1,2塁として、丸が3点本塁打を放って同点に追いつくと、続く鈴木誠が本塁打を放ってサヨナラ勝ちして、連勝を挙げて、マジックを24に減らしました。


 4回終了時点で7点差を付けられており、さすがに敗戦ムードが漂っていましたが、5回に移籍したばかりの曽根がプロ初安打となる適時打を放って反撃を開始すると、ここから打線に火が付いて、流れがカープに傾いたかと思いました。
 しかし、7回に高橋樹が1点を奪われてしまい、ダメ押しをされたかと思われましたが、直後に4番鈴木誠が2点適時打を放ち、ジャクソンと今村がピンチを招きながらも無失点に抑えて、徐々に流れをカープに引き戻して、最後は丸と鈴木誠が決めました。
 序盤に大量失点しても、最後まで諦めずに戦う選手の姿勢が劇的なサヨナラ勝ちを呼び込んだのはもちろんですが、7回の鈴木誠の適時打がチームに勝てるという意識を呼び起こしたと思います。これこそが4番の働きですね。
 頼りになる4番が、これからもチームを引っ張っていってくれれば、3連覇は間違いありませんね。

 

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