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高橋昂プロ初黒星

2018年06月02日 20時45分17秒 | 試合結果
広島 000 003 000 3
ロッテ 100 300 21X 7
勝利投手:ボルシンガー6勝1敗
敗戦投手:[広島]高橋昂1敗
本塁打:[ロッテ]:井上6号、角中2号

 
 プロ2度目の先発登板となった高橋昂は、初回に連打で無死1,2塁とされると、1死後に角中に適時打を浴びて先制を許してしまい、なおも1,2塁のピンチをでしたが、後続を打ち取って最少失点で凌ぎました。
 2回にも2死後に西川の失策と内野安打で1,2塁のピンチを迎えましたが、藤岡裕を左飛に打ち取ると、3回も四球と盗塁で2死2塁とされながら、清田を一ゴロに打ち取って追加点を与えませんでした。
 しかし4回に井上に本塁打を浴びて1点を失うと、更に2安打と盗塁などで1死2,3塁とされ、藤岡裕に2点適時打を打たれてしまい、ここでマウンド降りました。
 代わったアドゥワは、後続を断つと、5回と6回は1安打無失点に抑えて追加点を与えませんでした。

 打線は、2回に2塁打と四球で無死1,2塁の同点機を作りましたが、野間が犠打を決められず三振に倒れるなど、後続が続かずに無得点に終わると、3回から5回までボルシンガーに1安打1四球無得点に抑えられて、2塁さえ踏むことができませんでした。
 しかし、6回に連打と盗塁で無死1,3塁として、丸の適時打で1点を返し、1死後には松山が適時2塁打と野間の内野ゴロの間に2点を返して、1点差に追い上げました。
 
 7回からは一岡がマウンド上がりましたが、無死1塁から角中に2点本塁打を浴びてしまいました。更に安打と盗塁で1死2塁とされ、2死となったところでマウンドを佐藤に譲り、後続を断ち失点を防ぎました。 

 打線は、8回に無死1塁としながら丸が併殺に倒れた後に鈴木誠が2塁打を放つという繋がりの悪い攻撃となってしまうと、その裏に佐藤が安打と四球などで2死1,2塁とされ、ドミンゲスに適時打を打たれて試合の行方は決してしまいました。
 9回は内に無安打1四球無得点に抑えられて、ロッテに競り負け、高橋昂がプロ初黒星を喫してしまいました。

 
 プロ2試合目の先発となった高橋昂でしたが、全体的に球が高く、甘くなった球をロッテ打線に捉えられて毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球となり、3回1/3を投げて8安打4失点でイニングの途中でマウンドを降りました。
 それでも初回に1点を失った後に、ドミンゲスと清田を打ち取り最少失点で凌ぎ、2回と3回もピンチで後続を断って失点を防いだところは、実力の片りんを見せてくれたと思います。
 4回は先頭の井上に本塁打を浴びたことで冷静さを欠き、盗塁で揺さぶられて自分の投球ができなくなり、失点を重ねてしまいました。
 今日の投球でまた課題が見つかったと思うので、2軍でしっかりと修正してもう一度1軍のマウンドに戻ってきてほしいですね。

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