巨人 100 001 100 3
広島 002 000 000 2
勝利投手:鍵谷1勝
敗戦投手:森下3勝3敗
セーブ:高梨1S
本塁打:[巨人]坂本5号、丸2号、ウィーラー4号
[広島]鈴木誠7号
7回7安打3失点で降板。要所で手痛い一発を浴び、プロ入りワーストの1試合3被弾で今季4勝目はお預けとなった。
先発の森下は、初回1死で坂本勇に本塁打を浴びて先制を許しましたが、2回から5回まで1安打に封じて、巨人打線に付け入る隙を与えませんでした。
打線は、初回2死後に連打で1,3塁の同点機を作るも、坂倉が三振に倒れてしまいましたが、3回に敵失で1死2塁のチャンスを貰うと、2死後に鈴木誠が2点本塁打を放って逆転に成功しました。
しかし、4回1死1塁ではクロンが併殺、5回2死2塁は羽月が中飛に倒れて追加点を奪えませんでした。
森下は、6回2死後に丸に本塁打を浴びて同点に追いつかれると、続く7回には先頭のウィーラーに本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまい、7回を投げて7安打12奪三振3失点でマウンドを降りました。
8回は塹江が登板して坂倉が盗塁を刺したこともあり1安打1四球無失点に抑えると、9回は劣勢ながら栗林がマウンドに上がり三者凡退に抑えて、新人の初登板から13試合連続無失点のプロ野球タイ記録を達成しました。
打線は、6回1死1塁で西川が盗塁死しながら、その後四球と安打で1,3塁の勝ち越し機を作りましたが、クロンが遊ゴロに倒れて得点を奪えず、7回と8回は無安打に抑えられてしまいました。
9回1死後に連打と暴投で1死2,3塁の一打サヨナラのチャンスを作りましたが、石原が三振、菊池涼が敬遠されて満塁となり、代打田中広が二ゴロに倒れてしまい、巨人に競り負けてチームは5連敗となってしまいました。
打線は、2回と7回を除いて毎回走者を出し、9安打は巨人より多いにも関わらず、得点は鈴木誠の本塁打による2点のみに終わりました。今日もチャンスであと1本が出ない展開が続き、森下を援護することができませんでした。
ポイントとなったのは6回の攻撃で、丸の本塁打で同点に追いつかれた直後であり、1死1塁で西川が盗塁を読まれてアウトになりながら、四球と安打で1,3塁と好機を拡大させました。ここで巨人は先発の畠を諦めて鍵谷に交代しましたが、カープはクロンをそのまま打席に送り遊ゴロに倒れて勝ち越しは成りませんでした。ここでカープも勝負を掛けて代打松山を送ってほしかったです。この場面は一発長打は要らないので、安打が出る確率の高い松山で勝負して1点を奪っていれば、7回のウィーラーの勝ち越し本塁打も無かったように思うだけに残念な場面でした。
森下で星を落としての5連敗は、かなり堪える敗戦となりましたが、このままズルズルと落ちていく訳にはいかないので、明日は打線が奮起して連敗を止めてほしいですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます