カープな毎日

カープファンのひとりごと。

前田から御礼の白星

2007年09月02日 22時40分02秒 | 試合結果
中日 000 020 000 2
広島 103 000 20* 6
勝:大竹7勝8敗
敗:中田11勝7敗
本:前田13号、梵13号(以上、広)

 昨日の2000安打達成の余韻が残る中、前田が3安打5打点の大活躍でファンに御礼の勝利をプレゼントしてくれました。昨日のインタビューで残り試合で少しでも多くファンに勝ち星を送りたいと言っていましたが、早速その言葉を実行してくれました。
 初回の第1打席で中前タイムリーを放ち先制、3回には右翼への3ランで追加点をたたき出すと、2点を返されて迎えた7回の第4打席では中前タイムリーでダメ押しと、正に前田の一人舞台でした。
 2打席目の本塁打は前田らしい鋭い打球が右翼席に突き刺さりました。会心の当たりだったと思います。昨日はテレビの取材などで大変だったと思いますが、その疲れを見せず、続けて結果を出すところは、さすが天才打者ですね。この野球に対する姿勢を周りの選手も見習って、前田に続いて偉業を達成する選手が誕生してほしいですね。
 そして見逃せないのが、梵、東出、アレックスですね。3人とも2安打を放ち、5得点ときっちりをチャンスメイクしています。この3人の出塁が前田の活躍をアシストしていましたね。上位が出塁することの大切さを実感しました。

 先発の大竹は序盤素晴らしい投球を披露してくれましたが、5,6回当たりに突如別人になってしまいました。4回までは球威、制球、球のキレどれをとっても申し分なく、1安打1四球で2塁すら踏ませないほぼ完璧な内容でした。ところが5回に安打と失策で1死1,2塁とすると、突如制球を乱して2回も暴投するなど1安打で2点を失ってしまいました。6回も井端、荒木へは素晴らしい投球で簡単に2死を取った後、中村紀、ウッズ、森野に3連続四球で満塁のピンチを招いてしまい、ここで降板となってしまいました。
 5回も6回も走者を背負ってから、急にマウンドで落ち着きがなくなり、投げ急いでいるように見えました。大竹の課題である精神面の弱さが出てしまったのでしょう。この2つの場面以外は素晴らしい球を投げていたので、もっと自分を信じて思い切って投げてもらいたいですね。今日の大竹を見ているとまだまだ安心できそうにありません。

 その大竹の後を受けた、佐竹、横山、青木勇、永川が無安打で一人の走者も出さない完璧なリリーフでした。特に佐竹は大竹の作った2死満塁で李を三振に仕留めたのは大きかったです。あの場面で1点でも返されると一気に中日ペースになってしまうところでした。横山、青木勇、永川のリレーは最近の勝ちパターンになってきました。横山、青木勇は安定感があり見ていても安心していられます。これで中継ぎの勝ちパターンも決まってきましたね。
 



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