広島 000 100 000 1
巨人 001 100 10X 3
勝利投手:メルセデス7勝1敗
敗戦投手:森下6勝6敗
セーブ:ビエイラ13S
本塁打:[巨人]坂本13号、大城10号、大城11号
先発の森下は、2回に3安打で2死満塁のピンチを招くも、メルセデスを三振に斬って無失点で切り抜けましたが、3回1死から坂本に本塁打を浴びて先制を許しました。
打線は、3回までメルセデスに1安打に封じられて2塁さえ踏めませんでしたが、4回に2四球を安打と犠打で1死満塁のチャンスを作ると、松山の併殺崩れの間に1点を挙げて同点に追いつきました。
しかし、森下が同点に追いついた直後の4回裏2死後に大城に本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。5回と6回は三者凡退に抑えるも、7回にも大城に2打席連続となる本塁打を浴びてリードを2点に広げられ、7回を6安打3失点で降板しました。
8回は島内が無失点に抑えましたが、打線は1点差の7回に2死1,2塁としながら石原が左飛に倒れてしまい、9回も連続四球で無死1,2塁のチャンスを貰うも、林が左飛、代打坂倉と代打安部が連続三振に倒れて得点を挙げられず、巨人に競り負けました。
森下は、唯一のピンチだった2回2死満塁は無失点で凌ぎましたが、その後は巨人の一発攻勢に沈みました。3回の坂本の本塁打は仕方ないですが、4回と7回の大城に浴びた本塁打は痛かったです。
4回は味方が同点に追いついた直後であり、7回もチャンスを逸した後であり、失点してはいけない場面で被弾してしまい攻撃のリズムを作ることができませんでした。とはいえ、打線の援護が無いことが最大の敗因であり、7回3失点の森下を責めることはできません。
打線は、4回1死満塁で併殺崩れによる1点のみで、続く2死1,3塁では林が三振に倒れてしまい、7回には安打と盗塁で1死2塁としながら、林が三振、菊池涼は敬遠で石原が左飛に倒れましたが、ここは代打長野を送って勝負してほしかったです。この逸機が直後の大城の本塁打に繋がってしまっただけに残念でした。
さらに9回は制球が定まらないビエイラに対して連続四球を得ながら、林、坂倉、安部が続かず無得点に終わりました。
ポイントは7回の攻撃だったと思います。石原に代打を送って勝負を掛けて試合の流れを掴めていれば、試合展開も変わっていたように思います。今季は延長が無いので勝負所では、早めに仕掛けてほしいですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます