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まさかの栗林が大乱調で痛すぎる逆転負け

2024年09月11日 22時50分21秒 | 試合結果
巨人 000 000 009 9
広島 000 101 000 2
勝利投手:泉2勝1S
敗戦投手:栗林5敗37S

 先発のアドゥワは、初回1死から坂本に安打を打たれるも、後続を断つと、2回と3回は三者凡退に抑えました。
 4回2死後には岡本和に安打を許すも、続くモンテスを左飛に打ち取り、6回も三者凡退に抑えて、6回を投げて2安打無四球無失点で2塁さえ踏ませない好投でした。

 打線は、3回まで三者凡退に抑えられていましたが、4回2死後に安打と盗塁で2塁に進み、堂林の適時2塁打で先制点を挙げました。 
 6回1死後には四球と安打で1死1,3塁として、堂林の犠飛でリードを2点に広げました。
 8回2死後に矢野が右中間への当たりで3塁を狙うもアウトになってしまい、追加点機を作れませんでした。

 7回はハーンが安打で無死1塁とされるも、岡本和を遊飛、モンテスを三ゴロ併殺に打ち取ると、8回も続投して三者凡退に抑えました。
 9回は栗林が連続四球と安打で無死満塁として、吉川に押し出し死球、岡本和の適時打、モンテスに押し出し四球で1死も取れず3点を失ってしまいました。
 代わった森浦も門脇と浅野の連続適時打、1死後には代打長野の2点適時打を浴びてしまい、2死1,2塁の場面でマウンドを降りました。
 後を継いだ大道も増田に2点適時3塁打を浴びてしまい、一挙9失点で痛恨の逆転負けを喫して、チームは3連敗で首位巨人とは3ゲーム差になり、リーグ制覇に向けてかなり厳しい状況になりました。

 勝利目前でまさかの9失点で逆転負けを喫しました。チームにとって、この敗戦は単なる1敗よりも大きなダメージを受けており、簡単に切り替えができないように思います。
 栗林に限らず、カープの多くの選手にとっては、チームが実質的には初めての優勝争いをしている中での戦いであり、個々の選手は負けられない試合のプレッシャーを感じていると思われます。
 9月に入って、新井監督がラストスパートを掛ける采配を始めてから、チームが急失速となっており、完全に裏目に出てしまいました。
 もちろん、ラストスパートを掛ける必要はあると思いますが、先発の登板間隔を縮める、リリーフの3連騰を解禁する、ベテランの休養を無くすといった程度のものにして、基本的にはこれまでの戦いを継続させる方が良かったと思われます。
 今日も好投のアドゥワを早々に降板させ、ハーンを2イニング投げさせるなど、明らかに8月までの戦い方と変わっており、返って選手たちにプレッシャーを掛けているかもしれません。
 今日の敗戦は、かなり痛い試合となりましたが、優勝の可能性が無くなった訳ではなく、3位阪神も猛追してきているので、何とかチームを立て直して、明日からの試合に臨んでほしいですね。
 
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