ドラフト3位で指名した東京ガスの益田武尚投手、ドラフト7位で指名した大阪観光大の久保修外野手、育成1位で指名した青森大学の名原典彦外野手、育成2位で指名した九産大の中村貴浩外野手とそれぞれ入団交渉を行い、益田は契約金5,000万円、年俸1,100万円、久保は契約金2,500万円、年俸600万円、名原は支度金319万円、年俸300万円、中村は支度金290万円、年俸300万円で、それぞれ契約合意して仮契約を結びました。
益田は、最速153kmのストレートにスライダー、カットボール、スプリットを投げ込む本格派で、社会人投手No.1の評価を受ける即戦力右腕です。10月に行われたヤクルトとの練習試合では、村上から高め直球で空振り三振を奪うなど、持ち味である高めの直球の威力は既にプロで通用することを証明しているので、首脳陣は先発、中継ぎのどちらで起用するのか分かりませんが、1年目からの活躍が期待できそうですね。
久保は、遠投120mの強肩に、50m走5秒9の俊足を誇り、新井監督が目指す機動力野球の復活にフィットするタイプの選手だと思います。
守備と走塁は1軍レベルの力があると思われ、打力が1軍定着の鍵になりそうですが、春の近畿学生リーグでは打率.349、2本塁打の好成績を残しているので、プロの球に上手く対応できれば、1年目から1軍の戦力になる可能性があると思います。
外野は秋山と西川がおり、他にも野間、中村健、末包、宇草らがポジション争いをしており、かなりの激戦区ですが、久保の加入でさらに激しいポジション争いになりそうで楽しみですね。