巨人 000 100 000 1
広島 100 002 00X 3
勝利投手：九里1勝
敗戦投手：戸郷1勝1敗
セーブ：1敗3S
打線は6番左翼で松山をスタメン起用してテコ入れを図りました。
初回2死後に2塁打と四球で1，2塁として、坂倉の適時打で先制点を挙げましたが、2回から5回までは戸郷に1安打に抑えられて得点を挙げられませんでした。
先発の九里は、初回に3四球で2死満塁のピンチを招くも、丸を右飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、4回に1死2塁とされ、2死後に戸郷に適時打を浴びて同点に追いつかれました。
それでも6回に小園と坂倉の安打で1死1，3塁のチャンスを作り、松山の適時打と會澤の遊ゴロの間に2点を挙げて勝ち越しに成功しました。
九里は、7回に内野安打と死球で1死1，2塁のピンチを迎えましたが、岡本和を併殺打に打ち取ってピンチを脱して、7回を投げて6安打5四球ながら1失点の粘投でした。
8回は中崎が1安打無失点に抑えると、9回は栗林が登板して小園の失策で無死1塁となりましたが、きっちりと後続を断って無安打無失点に抑えてリードを守り切り、チームの連敗を3で止めました。
九里が立ち上がりは制球が定まらず、初回は3四球を与えるなど不安定な投球内容でした。4回には2塁打で1死2塁のピンチを招き、大城を三振に斬って2死となり、次打者は投手の戸郷ということで無失点で凌げるかと思いましたが、まさかの適時打を浴びて同点に追いつかれてしまい、少し嫌な雰囲気になりました。
それでも5回にポランコ、岡本和、中田のクリーンアップをこの試合初めての三者凡退に抑えて、嫌な雰囲気を払拭し、6回の勝ち越しへと繋げました。
チームが3連敗と悪い流れの中での登板で、しっかりと粘り強い投球を見せて、味方の攻撃に流れを作ったところは、さすがだと思います。これからもチームを勝ちに導く投球を続けてほしいですね。
打線では不振だった小園が3安打を放ち、2度の得点機を演出しました。初回は2死後に2塁打を放ってチャンスメイクすると、6回も先頭打者として出塁して、松山の勝ち越し打を呼び込みました。
ここまで好調な打線にあって、一人状態が上向かず、中日3連戦では打線を分断していたこともあり、一昨日の試合では9回の打席で代打を送られていました。この悔しさが今日の3安打に繋がったのかもしれません。
3番小園に当たりが出てくると、好調の上位と中軸が繋がり、打線の得点力がアップするので、明日からの打線は期待できそうですね。
