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カープな毎日

カープファンのひとりごと。

栗林がプロ初被弾も37セーブでプロ野球新人記録に並ぶ

2021年11月01日 23時01分03秒 | 試合結果

広島 410 031 000 9
ヤクルト 002 400 001 7
勝利投手:塹江5勝4敗
敗戦投手:吉田大喜1勝1敗
セーブ:栗林1敗37S)
本塁打:[広島]石原4号、西川12号
    [ヤクルト]宮本1号

 打線は、初回に連続長短打で無死1,3塁として、坂倉の適時打で1点を挙げると、さらに2死1,3塁から石原が3点本塁打を放って、4点を先制しました。続く2回には2死球と暴投などで1死1,3塁のチャンスを貰い、小園の犠飛で1点を追加してリードを5点に広げました。

 プロ初登板初先発の小林は、2回まで三者凡退に抑えていましたが、3回に安打と暴投で無死2塁のピンチを招き、古賀に適時打を浴びてプロ初失点を喫すると、さらに2死2塁から宮本に適時打を打たれてこの回2点を失いました。

 続く4回には1死2塁とされ、2死後に西浦に適時打を浴びると、さらに安打と四球で満塁とピンチを拡大させてしまい、塩見への押し出し四球と坂倉の2点適時失策で逆転を許してマウンドを降りました。代わった塹江が渡邉を右飛に打ち取って追加点を許さず、小林は3回2/3を投げて6安打2死球6奪三振6失点でプロ初白星は成りませんでした。

 逆転された直後の5回に、安打と四球に暴投で無死2,3塁として、1死後西川の3点本塁打で逆転に成功すると、続く6回にも1死2塁から坂倉の適時2塁打で1点を追加しました。

 8回に長短打と四球で2死満塁の追加点機を作りましたが、西川が遊ゴロに倒れてしまい、9回も2安打で1死1,3塁とするも、大盛と宇草が凡打に打ち取られて追加点を奪えませんでした。

 5回はケムナ、6回は床田がそれぞれ三者凡退に抑えましたが、7回に登板した森浦が、連打と犠打で1死2,3塁のピンチを招くも、村上を遊飛、四球を挟んで山崎を三振に斬って無失点で凌ぎました。

 8回は島内が1安打無失点に抑えると、9回は栗林が登板するも、宮本に本塁打を浴びてプロ初被弾を喫してしまいましたが、渡邉と村上を連続三振に斬り、嶋には四球を与え、山崎に安打を浴びて1,2塁のピンチを招きながらも、最後は代打青木を三振に斬って37セーブ目を挙げて、2015年のDeNA山﨑に並ぶ新人のシーズン最多記録に並び、さらに20試合連続セーブは、2009年の中日岩瀬と並ぶ歴代2位の記録をマークしました。また、鈴木誠が打率.317で首位打者、出塁率.433で最高出塁率のタイトルを獲得しました。さらに坂倉が打率.315で2位になりました。

 チームは3連勝で締めて、今季は63勝68敗12分の4位でシーズンを終えました。

 

 先発は高卒新人の小林でしたが、力強い直球にキレの良い変化球で2回までパーフェクトに抑えるも、3回に初安打を浴びたところから乱れ始めて、2本の適時打を浴びてしまい、4回にも適時打に押し出し四球を与え、さらに味方の失策も絡んで逆転を許してマウンドを降りました。

 結果だけを見れば悔しい投球となりましたが、村上から2三振を奪うなど3回途中までで6奪三振と大気の片りんを見せました。勝ち投手に成れなかったのは残念でしたが、優勝チームのヤクルトに対して堂々とした投球を披露して、持てる力は発揮でしたのではないでしょうか。

 1試合だけでしたが、1軍の試合で登板したことで、反省点などの課題も見つかったと思います。この経験を来季に繋げて、2年目の飛躍に繋げてほしいです。シーズン最終戦で、また楽しみな投手が出てきましたね。

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