カープな毎日

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栗林が三者凡退に抑えてプロ初セーブ

2021年03月27日 21時36分49秒 | 日記

中日 100 000 000 1
広島 100 201 00X 4
勝利投手:九里1勝
敗戦投手:柳:1敗
セーブ:栗林1S
本塁打:[広島]田中広1号

 先発の九里は、初回に2塁打などで2死3塁のピンチを招くと、ビシエドに適時打を浴びて先制を許しましたが、直後の1回裏に田中広が先頭打者本塁打を放って直ぐに同点に追いつきました。

 4回には安打と四球で無死1,2塁のチャンスを作り、鈴木誠と坂倉の連続適時打で2点を勝ち越しました。6回にも連続長短打に四球で1死満塁として、堂林の適時打で1点を追加してリードを3点に広げました。

 九里は2回から4回はパーフェクトに抑えると、5回には安打などで2死3塁のピンチを迎えましたが、代打福留を三振に斬って無失点で凌ぐと、6回を投げて3安打1失点6奪三振1四球の好投でマウンドを降りました。

 7回は森浦がプロ初登板すると、2死後に3四死球で満塁のピンチを招いたものの、大島を二ゴロに打ち取って無失点に抑えました。8回は塹江が1安打無失点に抑えると、9回は栗林がプロ初登板を果たし、京田を二ゴロ、木下枠は投ゴロ、最後は根尾を三振に斬り、三者凡退に抑えて、チームを今季初勝利に導き、自らもプロ初登板で初セーブを挙げました。

 

 昨日は終盤に逆転されての敗戦で、今日は初回に先制点を奪われる嫌な流れでしたが、田中広が先頭打者本塁打を放って直ぐに同点に追いつき負の流れを断ち切ると、九里も2回以降は球を低めに集めて中日打線を翻弄して、試合の流れをカープに引き寄せ、4回の勝ち越しと6回の追加点に繋げました。

 7回は新人の森浦が2死後に制球を乱して3四死球で満塁のピンチを招きましたが、踏ん張って無失点で凌ぐと、9回は同じく新人の栗林が完璧な投球を披露して中日に快勝しました。

 栗林は、プロ初登板の初球でいきなり150kmをマークすると、京田をフォークで二ゴロに、続く木下拓はカーブで投ゴロに打ち取り、最後は根尾をフォークで空振り三振に仕留める素晴らしい投球でした。

 いくら社会人時代に救援の経験があるとはいえ、プロ初登板がチームの今季初勝利が掛かった場面であれば、緊張で乱れてもおかしくないと思いますが、必ず勝って帰ろうという気持ちでマウンドに上がり、完璧な投球を見せたところは並の新人ではありません。

 栗林の守護神起用の成否は今季のチーム成績を大きく左右するキーポイントになると思っていましたが、今日の投球を見る限り大丈夫でしょう。守護神不在問題は解決したと見て良さそうです。栗林には永川コーチが1年目に記録した25セーブの球団記録を塗り替えてほしいですね。

 

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