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クロンが2試合連続本塁打

2021年03月09日 23時03分36秒 | 日記

広島 004 000 000 4
阪神 200 310 00X 6
勝利投手:西純1勝
敗戦投手:矢崎1敗
セーブ:加治屋2S
本塁打:[広島]クロン2号

 先発の矢崎は、初回に先頭の近本に左翼線2塁打を打たれると1死3塁とされて、マルテの内野ゴロの間に先制点を失いました。さらに大山とサンズに連打を浴びて、佐藤輝に適時打を浴びて2点目を失いました。

 味方が逆転した後の4回は2塁打と四球で無死1,2塁のピンチを招き、木浪と板山に適時打を浴びて3点を失って逆転を許し、4回を投げ8安打2四球で5失点で降板しました。

 その後は、コルニエルが2回を1失点、島内と塹江がそれぞれ1回無安打無失点に抑える好リリーフでした。

 打線は、2点を追う3回2死から安打と連続四球で満塁として、クロンが一時逆転となる満塁本塁打を放ちました。

 

 クロンは、2回の第1打席は二飛に倒れるも、4回の第2打席では西純の真ん中高め直球を捉えて、左翼席中段まで運びました。キャンプ中に対外試合では結果を残せていませんでしたが、実戦を重ねることで試合勘を取り戻すとともに、日本の投手の配球にも慣れてきたと思われます。

 7日のヤクルト戦で初本塁打を放ち、気持ちに余裕ができて本来の打撃を取り戻したようで、本人も「しっかりとボールは見極められ始めてきたかな。いいスイング出来始めている」と手応えを得ており、佐々岡監督も「打撃練習でもだいぶ良くなってきている」と状態が上向いてきたとの認識を示しました。

 開幕に向けてクロンが期待通りの活躍を見せてくれると、懸案だった鈴木誠の後を打つ打者という課題が解消されて、打線に厚みが出てきます。今季の打線はかなり期待が高くなりそうですね。

 

 開幕ローテ入りを目指す矢崎でしたが、ボール先行も目立ち、追い込んでからの決め球も決まらず、阪神打線に捕まってしまいました。本人は「変化球でカウントが取れない訳ではなかったので、やろうと思ったことはなんとなくできたと思う」と収穫ありとの認識だったようですが、佐々岡監督は「追い込んでからの決め球がなかなか決まらないし、結局打たれたところも高め。そういうところの制球、キレ、力というのもまだちょっと考えるところかな」と厳しい評価を下し、次回登板については「ちょっと分からない。今から考えますけど。なかなか、内容的には、良くはないですね」と開幕ローテ争いから一歩後退したようです。

 まだ完全に脱落した訳ではありませんが、かなり厳しい状況に追い込まれたことは間違いないでしょう。他のライバルの結果にもよるので、諦めずに今日の反省点を見つけ出して、次回の投球に活かしてほしいですね。

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