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打線が沈黙して零封負けで優勝完全消滅

2020年10月21日 21時58分08秒 | 試合結果

広島 000 000 000 0
阪神 200 000 00X 2
勝利投手:青柳7勝8敗
敗戦投手:遠藤3勝6敗
セーブ:スアレス2勝1敗22S
本塁打:[阪神]マルテ3号

 

 先発の遠藤は、初回1死後に四球で走者を出して1死1塁からマルテに2点本塁打を浴びて2点を失い、さらに鈴木誠の落球で1死2塁のピンチを迎えましたが、サンズを三振、ボーアを遊飛に打ち取って追加点を与えませんでした。

 2回から5回は8奪三振の快投を見せると、6回2死後に安打を打たれるもボーアを中飛に打ち取り、2回以降は散発2安打に抑えて2塁さえ踏ませない好投で、6回4安打9奪三振2失点でマウンドを降りました。

 7回は菊池保がマウンドに上がり三者凡退に抑えると、8回は中村恭が登板して近本と糸原を抑えたところで中田に交代し、代わった中田はマルテを二飛に打ち取って無失点に抑えました。

 

 打線は、1番田中広、2番羽月、6番宇草、8番曽根とスタメンに左打者を6人並べましたが、初回に安打と犠打で1死2塁の先制機を作るも、鈴木誠と松山が連続三振に倒れてしまい、2回から6回まで無安打に抑えられて2塁さえ踏むことができませんでした。

 7回に安打と四球で2死1,2塁のチャンスを作りましたが、代打ピレラが左飛に倒れてしまい、8回も安打と犠打で1死2塁としながら鈴木誠と松山が連続三振に倒れて得点を奪えませんでした。

 9回も西川、長野、會澤が三者凡退に倒れて、散発3安打11三振で零封負けを喫して、今季の優勝の可能性が完全消滅しました。

 

 遠藤が初回に浴びた一発に泣きました。課題の立ち上がりは球が高く、打たれるべくして打たれた本塁打なので仕方ないかもしれません。

 先頭の近本に安打を打たれて二盗を決められながらも、會澤が三盗を刺してピンチを脱したかと思われましたが、続く糸原に四球を与えて続くマルテに本塁打を浴びてしまいました。その後に鈴木誠の落球で迎えたピンチではサンズとボーアを抑えており、踏ん張っただけに、近本が盗塁死したところで立ち直ってほしかったです。

 2回以降は素晴らしい投球内容を見せたことから実力があることは間違いないだけに、調整方法を工夫するなどして2回以降の投球を初回からできるようになってほしいですね。それができるようになれば、ローテの軸になれると思うので、来季に向けての課題ですね。

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