球団は、石原慶が今季限りで現役を引退することを発表しました。本人から球団側に引退の意志を申し入れ、了承されたようで、今月16日に引退会見を開き、11月7日阪神戦が引退試合となるとのことです。
今季は世代交代を進めることから、スタメンを會澤や坂倉に譲り、7月には2軍降格するなどここまで3試合の出場にとどまっていました。不振のK.ジョンソンの復活を期してスタメン起用されるも白星に導くことができず、8月27日DeNA戦では走塁で左足を痛めて出場選手登録を抹消され、3軍でリハビリを行っていました。
石原慶は、成績だけを見れば1軍での結果を残すことができていませんが、チーム最年長で投手陣と野手陣の双方からの信頼も厚く、精神的支柱となってチームを一つにまとめる存在だったと思われ、今季のチーム成績低迷は石原慶不在と無関係ではないと思います。
今のチームでこの役割を担えるのは石原慶しかいないと思われ、今季のようにチーム状態が良くない時にこそベンチにいてほしかったと思います。ただ、石原慶としては1軍の戦力になっていないと感じて、怪我による離脱した今が引き時だと考えたのでしょう。
引退は残念で寂しいですが、プロ野球選手として納得したプレーができないと感じて本人が決断したことなので仕方ありませんね。
まだシーズンは終わっておらず試合も残っているので、最後の引退試合に向けてリハビリを続けてもらい、11月7日は後輩やファンに最後の雄姿を見せてほしいですね。