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九里が9回途中1失点で自身3連勝

2020年10月20日 21時54分44秒 | 試合結果

広島 004 100 000 5
阪神 000 000 001 1
勝利投手:九里7勝5敗
敗戦投手:ガルシア2勝6敗
セーブ:フランスア2勝3敗15S

 

 打線は、ガルシア対策として1番長野、4番西川を起用すると、2回1死1塁から坂倉が2塁打を放つも、本塁を狙った1塁走者西川がアウトになって得点を奪えませんでした。

 しかし、続く3回に四球と2塁打などで1死2,3塁のチャンスを作ると、2死後鈴木誠が敬遠で2死満塁となり、西川が2点適時打を放って先制し、さらにピレラの内野安打で再び満塁として坂倉の投手強襲の2点適時内野安打でこの回4点を奪いました。続く4回には四球に走塁妨害と暴投で1死3塁のチャンスを貰い、長野の犠飛で1点追加してリードを5点に広げました。

 その後5回から9回まで走者を出すものの、阪神中継ぎ陣に抑えられて追加点を奪えませんでした。

 

 先発の九里は、5回2死まで無安打無四球の完全投球をでしたが、ボーアに四球を与えて初めて走者を出しましたが坂本を投飛に打ち取って後続を断ちました。

 6回は2死後に近本に初安打となる2塁打を打たれましたが、続く板山を三ゴロに打ち取って無失点に抑えると、7回と8回は三者凡退に抑えました。

 完封が見えてきた9回に1死後近本と原口に連打を浴びて1死1,2塁のピンチを迎え、糸井に適時打を浴びて1点を失ったところでマウンドを降りました。

 後を継いだフランスアが大山を投ゴロ、サンズを三振に斬って追加点を与えず、九里は8回1/3を投げて4安打1失点の好投で自身3連勝となり、チームも2連勝に導きました。

 

 今日は九里が素晴らしい投球を披露しました。直球に力強さがあり、変化球の切れ、制球とも抜群で6回2死まで無安打投球で阪神打線に付け入る隙を全く与えませんでした。

 6回に初安打を打たれて得点圏に走者を背負いましたが、ここも落ち着いて板山を凡打に打ち取って無失点で切り抜け、その後も好投を続けて完封するかと思いました。しかし、9回で100球を超えたところから疲れが出てきたのか3連打で1点を失って降板となってしまいましたが、が、今季一番の投球内容だったのではないでしょうか。

 このテンポの良い投球が攻撃にも良いリズムを与え、3回の4得点を呼び込んだことで、さらに投球に余裕ができたことが好投に繋がったと思われ、本当に素晴らしい投球内容で、九里の存在が頼もしく感じました。

 九里は、これで4試合連続で7回以上を投げており、失点も1点以下と安定した投球を続けています。大瀬良と野村が故障離脱し、K,ジョンソンは不調から抜け出せず、苦しい先発ローテですが、森下と共にチームを引っ張る存在になってきました。この好投を来季に繋げてローテの軸となってほしいですね。 

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