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4点差追いつき、延長10回サヨナラ

2016年09月01日 22時00分07秒 | 試合結果
DeNA 000 050 000 0 5
広島 000 140 000 1 6
勝利投手:中崎3勝4敗28S
敗戦投手:田中3勝1敗
本塁打:[DeNA]筒香38号
[広島]鈴木23号、菊池13号、エルドレッド19号


 九里は、初回に安打と連続四球で2死満塁のピンチを招きましたが、梶谷を二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、2回には安打と會澤の悪送球で1死1,2塁とされながらも、桑原と石川を抑えて得点を与えませんでした。
 3回と4回にも2死2塁のピンチを迎えましたが、後続を断って4回まで無失点に抑えました。


 打線は、初回に先頭の田中が左中間へ安打を放つも、3塁を狙ってアウトになってしまいましたが、菊池と丸の連打に新井の四球で1死満塁の先制機を作るも、鈴木とエルドレッドが倒れて無得点に終わりました。
 2回と3回は三者凡退に抑えられるも、4回に鈴木が本塁打を放って先制点を挙げました。

 先制された直後の5回に2死から筒香に本塁打を浴びて同点に追いつかれると、田中の失策と四球で1,2塁とされ、倉本に適時打を浴びて逆転を許してしまいました。
 更に代わった一岡が、戸柱、砂田、桑原に3連続適時長短打を浴びて3点を奪われて、この回5失点してしまいました。

 ところが、直後の5回裏に菊池が本塁打を放って反撃を開始すると、2死後に新井が2塁打で出塁し、鈴木の適時打で1点を返し、続くエルドレッドが代わった加賀から2点本塁打を放って、4点差を追いつきました。
 続く6回には1死から2塁打と四球で1,2塁の勝ち越し機を作りましたが、新井と鈴木が連続三振に倒れて勝ち越すことができませんでした。

 6回からは岡田が登板して、2回を1安打無失点に抑えると、8回からは大瀬良が2回を無安打1四球無失点に抑えて、DeNAに得点を与えませんでしたが、打線もDeNAの中継ぎ陣から得点を奪えず、延長戦に突入しました。

 10回は中崎が登板して、1死から連打で1,2塁のピンチを迎えましたが、代打下園を中飛、ロペスを三振に斬って無失点に抑えると、その裏に1死から打撃妨害と田中の2塁打で2,3塁として、菊池が歩かされて満塁となり、丸が中前に適時打を放ってサヨナラ勝ちを収めて、DeNAに3連勝して貯金をついに30とし、マジックを1桁の9としました。
 また、今季76勝となり、球団記録を更新しました。


 今日は、初回の先制機を逃し、5回は、守備のミスが重なって一挙5失点で逆転を許してしまい、悪い流れでしたが、直後の攻撃で菊池が本塁打を放ったことで、一気にチームの雰囲気が変わり、直ぐに追いつきました。これが劇的なサヨナラ勝ちに繋がりましたが、打線の粘りもさることながら、5回を無失点に抑えた岡田、大瀬良、中崎の好投は見逃せません。
 特に岡田と大瀬良は、DeNAに付け入る隙を全く与えず、流れをDeNAに渡しませんでした。最近に見せる終盤の粘りは中継ぎ陣の踏ん張りがあってのことを実感しますね。
 最後まで諦めない姿勢は、野手陣だけでなく、投手陣にもあるからこそ、今の快進撃に繋がっているのですね。
 
  

 球団は、昨日の試合で先発を回避した福井について、病院での診察を受けた結果「傍脊柱筋筋膜炎」と診断されたと発表しました。全治は不明ですが、明日から3軍でリハビリを開始して、早期復帰を目指していくとのことです。
 貴重な戦力なので、焦らずにしっかりと治してほしですね。
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