春季キャンプ始まる

　ついにキャンプインを迎えました。日南でのキャンプ初日はあいにくの雨で、いきなりのメニュー変更となりましたが、選手たちの動きは良かったようです。

　投手陣は20人中19人がブルペン入りするなど、初日から活気がありました。エースの前田健が初日にブルペン入りすのは3年ぶりのことで、WBC公式球を使って、WBCでの背番号20にちなんで、立ち投げで20球、捕手を座らせて20球の合計40球を投げるはずでしたが、最後の1球に満足がいかず更に1球を追加しました。今村も初めてWBC公式球を使って40球を投げました。

　初日からブルペンに賑わうというのは、代表候補の2人がハイペースで調整していることが、他の投手にも影響しているのかもしれません。キャンプ序盤からチーム内での競争が始まるのは、相乗効果が出て全体のレベルアップに繋がるので良いことですね。

　野手陣は室内での練習となりましたが、堂林が居残り特打を行うなど、投手陣と同様に初日から活気があったようです。また、ケガから復帰の栗原や前田智も打撃練習を行うなど、あいにくの天気でしたが初日から充実の練習ができたようです。

　明日は天候も回復するので、本格的な練習が始まるので、もっと活気溢れる練習が見られますね。

　しかし、ひとつだけ残念なこともありました。新外国人のルイスがインフルエンザにかかりキャンプ初日からリタイアしました。
　練習前に体調不良を訴えて39度の発熱があったとのことです。数日間は宿舎の自室で隔離される見込みです。
　いきなりのリタイアは残念ですが、まだキャンプは始まったばかりですから、遅れを取り戻すことはできるので焦らずしっかりと治してほしいですね。