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大竹復活星

2011年10月23日 22時11分31秒 | 試合結果
阪神 000 000 000 0
広島 000 010 00X 1
勝利投手:大竹1勝1敗
敗戦投手:清原1敗
セーブ:今村3勝8敗2S


 大竹が今季初めてズムスタのマウンドに上がりました。大竹は毎回のように走者を背負いましたが、丁寧な投球で後続を打ち取り阪神に得点を与えませんでした。
 初回こそ三者凡退に抑えましたが、2回は1死からマートンに2塁打打たれて、3回には藤井彰の安打と犠打で、共に1死2塁のピンチを迎えましたが、2回は森田と田上、3回は柴田と平野をそれぞれ打ち取り無失点で切り抜けました。
 その後も7回まテンポ良く投げて、被安打5、無四球で無失点の素晴らしい投球でした。

 大竹を援護してほしい打線でしたが、プロ初登板の清原に手こずりました。初回は敵失で1死2塁とするも、丸と栗原が凡退してしまい、2回から4回は毎回安打を放ちながら、走者を1塁から先に進めることさえできませんでした。
 5回に安部の安打と犠打で1死2塁として、東出が適時打を放って1点を先制しました。
 7回にも安部が敵失で出塁し、天谷のニゴロで2塁へ進んで、1死2塁としましたが、東出は三振、赤松が遊ゴロと追加点を奪えませんでした。

 8回は大島が抑え、9回は今村が新井貴、マートン、代打金本を三者連続三振に仕留めて、5回に挙げた1点を守り抜きました。これで大竹に今季初、復帰後初の白星が付きました。


 大竹がようやく完全復活しました。7回を無失点に抑える好投で復帰後初白星を挙げました。最後の最後でようやく大竹が返ってきましたね。残念ながら今季の上位争いには間に合いませんでしたが、この白星は来季に繋がる白星だと思います。
 復帰初戦を見た時には、大竹は完全に復活できないのではないかと心配しましたが、登板を重ねる毎に本来の投球を取り戻していきました。そして今日は故障前の大竹とは一味違う投球をしてくれました。走者を背負っても落ち着いて、丁寧な投球で得点を与えませんでした。今日の大竹の投球であれば、来季は前田健、バリントン、大竹の3本柱が先発陣を支えてくれることは間違いありません。来季への明るい展望が開けた試合だったと思います。
 
 栗原に打点が付きませんね。ライバルの新井貴も今日は打点無しでしたが、差が縮まらなず、残り試合数が減っていくので、だんだん打点王への道が苦しくなってきます。
 今日は得点機で打席が回ったのは初回だけでしたが右飛に倒れてしまいました。打点は個人の力だけでは増やすことができないので、逆転はかなり厳しい状況ですが、差は6打点で、残り試合は2なので、まだ不可能ではありません。明日こそは打点を挙げて新井貴との差を少しでも縮めてほしいですね。
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