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終盤粘るも延長サヨナラ負け

2010年09月10日 23時30分06秒 | 試合結果
広島 001 000 021 0 4
巨人 012 001 000 1 5
勝:クルーン4勝2敗20S
敗:横山3勝2敗8S
本:[広島]廣瀬12号
  [巨人]阿部39号、小笠原31号

 先発スタルツは2回に1死1,3塁から矢野に適時打を浴びて先制を許すも、直後の3回に栗原に代わり4番に入ったヒューバーが適時打を放ち同点に追い付きました。
 しかし、スタルツが3回に2安打1四球で2死満塁とされてエドガーに2点適時打を打たれて勝ち越しを許してしまい、6回には阿部にソロ本塁打を浴びて点差を3点に広げられてしまいました。
 打線は毎回のように走者を出しながらも、藤井を捕えられず4回以降は無得点に抑えられました。ようやく8回に3番手越智から廣瀬が2ランを放って1点差に追い上げると、9回には山口を攻めて1死満塁と逆転のチャンスを作りました。廣瀬が三ゴロに倒れるも、嶋が中前に適時打を放ち同点に追いつき、延長戦に突入しました。
 10回から登板した横山が先頭の小笠原に右翼席に本塁打を打たれてサヨナラ負けとなってしまいました。

 打線が終盤に粘りを見せました。もうひと押しができず勝ち越すことができませんでしたが、終盤でも諦めずに戦ったのは素晴らしかったですね。
 藤井に対して序盤から得点圏に走者を進めながら、2回のヒューバーの適時打による1点だけで、追いつく気配を感じませんでした。しかし、越智から廣瀬が2ランを放ってから雰囲気が一変しました。続く嶋が四球を選び、代わった山口から小窪が安打を放ち1,3塁と攻めたてたのですが、代打栗原が三ゴロに倒れて追いつけませんでした。
 9回も先頭の梵が安打で出塁して、四球に敵失も絡んで1死満塁としたものの、廣瀬が倒れて、嶋の中前適時打では2塁走者ヒューバーが本塁憤死で勝ち越せませんでした。
 この8回と9回に一気に追いつき勝ち越せなかったことが、サヨナラ負けに繋がってしまいました。特に9回は2塁走者に代走を起用していれば、勝ち越せたのではないかと思ってしまいますが、それは結果論になってしまいますね。
 ただベンチには石井も残っており野手がいなくなる訳ではないので、延長に入ると中継ぎ投手に不安を抱えていることも考えて、一気に勝ち越しを狙って代走石井を送って欲しかったですね。選手は勝利への執念を見せてくれましたが、ベンチが延長を想定して攻めきれなかったところが残念でした。
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