カープな毎日

カープファンのひとりごと。

高橋建炎上3連敗

2010年05月07日 22時17分16秒 | 試合結果
広島 000 040 020 6
阪神 401 000 05X 10
勝:久保田3勝1敗
敗:高橋建4勝3敗
本:[広島]栗原4号
  [阪神]城島7号、マートン7号

 先発は前回プロ初完封をした青木高でしたので、接戦が予想されましたが、青木高は制球が悪く、いきなり初回に城島の満塁本塁打を浴びて4点を失うと、3回にも内野ゴロの間に1点を失い、4回5失点(自責点は4)で降板する大誤算でした。
 序盤で5点差をつけられてしまい絶望的な状況でしたが、5回に先頭赤松の2塁打を足がかりにして、代打の会澤と梵の適時打で2点を返すと、更に栗原の2点適時2塁打も出て、この回4点を返して1点差に詰め寄りました。
 そして8回にはセットアッパー久保田から栗原が2ランを放ち、ついに5点差を逆転する粘りを見せました。こうなると、後は勝利の方程式で逃げ切るだけなのですが、8回から登板した高橋建が大誤算でした。2安打1四球で満塁とすると、矢野の適時打で同点とされると、続くマートンには満塁本塁打を浴びてしまい、この回5点を失ってしまいました。
 粘り強い打線も、さすがに1イニングで4点差を跳ね返すことはできず、阪神との3連戦の初戦を嫌な形で落としてしまいました。
 
 横浜戦から数えて3連敗となってしまい、借金は今季最多の7となってしまい、上位チームどころか、4位横浜とも2.5ゲーム差がついてしまいました。
 これ以上借金を増やす訳にはいかないのはもちろんですが、来週から交流戦が始まりますので、同一リーグとの最後の3連戦を勝ち越して良い状態で臨みたいです。また、明日は今井が、明後日は前田健が先発予定ですから、絶対に勝ちたいですね。

 今日は最高の試合が最悪の試合となってしまいました。ローテの柱である青木高が乱調で、序盤で5点差をつけられ敗色ムード一色でしたが、2番手以降の岸本、ベイル、横山が無失点で凌いでこれ以上試合を壊さないと、打線も中盤に繋がり栗原の適時打などで4点を挙げて1点差まで詰め寄ると、終盤には栗原が2ランを放って逆転に成功するという最高の攻撃で応えました。
 中継ぎ陣が必死に抑えて、4番が打って逆転して負け試合を勝ち試合に変えたとなれば、野手と投手の信頼関係が強くなり、チームのムードも一気に上がったことでしょう。また逆に阪神は5点差をひっくり返されたショックで雰囲気が悪くなっていたと思います。もし、あのまま逃げ切っていたなら、明日と明後日もこの流れに乗って、阪神戦3連勝の可能性も十分あったと思います。 

 しかし、結果は正反対となってしまい、カープは最高の雰囲気だったのがショックな敗戦となり、阪神はショックな敗戦のはずが一転して最高の勝利になってしまいました。これで阪神は気分良く明日の試合に臨めるので明日は要注意ですね。
 カープとしては、もともと負け試合だったのが、粘りを見せられて良かったと思って、気持ちを切り替えるしかないでしょうね。と言うより、そうしないとズルズルと連敗が伸びていってしまいそうです。その意味では明日の試合は大事になりますね。
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