宮応かつゆきの日本改革ブログ

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第398回 第3日曜平和行動、雪が残る中実施、4月には400回を迎えます。爆音被害近県にも拡大

2014年02月17日 | 基地・オスプレイ

 昨日は、第398回第3日曜平和行動が行われました。 雪が大量に残る中、宣伝車が運行できるか心配でしたが、何とか運行ができました。 市内のメーン道路でも中央分離帯や、道路端には雪が深ぶかと残っていました。 大和駅前広場でも、人が通る部分は除雪されていましたが、その他は雪が残ったままでした。

 この平和行動は、1981年1月に始まり、34年目に入りました。 この間、大和市民も増え続け、今年1月1日現在の人口は23万2千人を超えました。 厚木基地周辺の人口は250万人に及びます。 これほどの人口密集地のど真ん中に居座る米軍厚木基地で繰り返される艦載機の激しい、危険な飛行訓練はどんな理由を持ち出しても認めるわけにはいきません。

 そもそも、米軍は1973年に横須賀を空母の母港にした時、日本政府に母港化は3年程度、厚木基地での艦載機の飛行訓練はしない、新しい施設は求めないと約束していたのです。 また、空母は通常型であることも約束していました。 これらの約束はことごとく破り捨てられました。 しかし、日本政府はいっさい抗議していません。 それどころか、まったくアメリカいいなりです。

 そして、艦載機の危険で野蛮な飛行訓練は、全国に拡大されています。 とりわけ深刻な事態となっているのが、群馬県の前橋市や渋川市などです。

 群馬弁護士会(小磯正康会長)は今月7日、キャロライン・ケネディ駐日米国大使宛に、「米軍機の飛行取り止めを求める要請書」を送付しました。 以下、要請書の内容を紹介します。(「しんぶん赤旗」16日付より)

 「県内で近年、米軍機が超低空飛行や急降下・急上昇を繰り返し、住民に多大な不安と恐怖を与え、県や市が前橋防衛事務所などに度々申し入れても改善がみられない」

 「前橋、渋川両市で2013年4月から開始された騒音測定機による観測では、70デシベル以上(騒々しい街頭並み)の騒音が多い月で127回、最大値は91・5デシベル(騒々しい工場並み)にのぼり、時間帯も日没直後や夜間が圧倒的。 米軍施設がなく航空機の日常的飛行もない群馬県内では『異常な事態』と指摘」しています。

 「要請書は、地域住民の快適な生活を妨げ、多大な不安や恐怖を抱かせるもので、憲法が保障する人格権や環境権を侵害するとして、強く抗議し、『直ちにかかる飛行を取りやめるよう』求めています」

 4月に予定している、「第3日曜400回記念交流会」には、県内の基地問題に取り組んでいる住民運動のみなさんや、群馬県の平和、住民運動団体との交流も検討しています。