宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

”宇都宮候補追い上げ”-都知事選情勢。 争点いっそう鮮明、「福祉、景気、雇用」 6割近くに

2014年02月03日 | 選挙

 共同通信社の1、2日の電話による都知事選の「最大の争点は何か」を問う世論調査結果が、「神奈川新聞」3日付に掲載されました。 前回(1月23、24日実施)と比較すると、「景気・雇用」が23.0%から30.6%へ、「少子高齢化や福祉」が26.8%から27.3%へ高まっています。 「原発・エネルギー」は18.5%から14.7%へ、「災害対策」が12.9%から8.8%に減少しています。

 「景気・雇用・福祉」を合計すると、58.2%に達しています。 まさに、宇都宮けんじ候補の政策が大きく有権者の声と響き合う選挙戦となってきているのではないでしょうか。

 「終盤に突入した東京都知事選(9日投票)は、『希望のまち東京をつくる会』の日本弁護士連合会前会長の宇都宮けんじ候補(67)=日本共産党、社民党など推薦=が政策や実績・人柄で急速に支持と共感を広げ、元厚生労働相の舛添要一候補(65)=自民党都連、公明党都本部推薦=を激しく追い上げる展開となっている」(「しんぶん赤旗」3日付)と報じています。

 昨日、大和民商の「賀詞交換会」に出席しました。 4月に消費税8%への大増税を控え、業者のみなさんの厳しい営業環境を実感しました。 「このままでは営業が続けられなくなってしまう」という危機的な思いのなかで、阿部会長のあいさつが心に残りました。

  阿部会長は、畳職人です。 この間、畳の原料となるイグサの産地、熊本を訪問しイグサ生産者と懇談した内容を話してくれました。 「畳が敷かれた和室での子どもたちの学習効果が大きいということでした」 日本の伝統的建築が、日本人の能力を刺激し高めるということに、驚きました。 阿部会長は、「厳しい営業環境だからこそ、自分たちの仕事を見つめ直し、それぞれの専門家として利用者・消費者に発信していくことが大事ではないでしょうか」と話していました。

 同時に、政治を変えることは重要です。 先日、会員の方が、都知事選応援で、東京の蒲田商店街で宣伝・訪問活動をしてきたことが報告されました。 商売が今後も続けられるか、真剣に知事選を考えているとのことでした。

 そのためにも、働く人々の賃金と雇用の改善が重要です。 「台東区の上野公園前で訴えを聞いていた、派遣で働く男性(31)=新宿区=は『年越し派遣村の名誉村長をしたというエピソードを聞いて、われわれの立場を分かってくれる人だと思った。 ブラック企業規制条例や最低賃金を時給1000円に上げるとか、ぜひ進めてほしい』と話し、カンパをスタッフに渡していました」(「しんぶん赤旗」3日付)

 最終版での首都圏規模の大きな支援を広げ、宇都宮けんじ候補の勝利で、東京を変え、日本を変える歴史的な知事選に勝利したいと思っています。