i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

ヘリから地熱資源調査

2013-10-09 14:30:02 | 下北の地熱発電
10/9大分合同新聞で伝えておりました。

-上空から地熱資源調査 JOGMEC出発式-

 独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、東京都)は8日、県西部から熊本県にかけた「くじゅう地域」を対象に地熱開発の可能性を探る調査の出発式を大分空港で開いた。最新の空中探査を初めて導入し、有望エリアの絞り込みや埋蔵資源量の評価をする。政府系機関としては1992年度以来の全国調査で、くじゅうを皮切りに九州、東北の計4カ所で実施する。

 くじゅうの調査地域は東西21キロ、南北25キロの約550平方キロメートル。由布、竹田、九重、玖珠各市町の県西部に、南小国町など熊本県の一部も含まれる。

 同地域の地熱資源は39万7千キロワットと推定され、国内最大の八丁原(11万2千キロワット)など複数の発電所が立地。「全国的に見ても有望で、過去の調査などデータも豊富」(JOGMEC)なことから、最初の調査地に選んだ。

 早ければ10日から上空150メートルを飛ぶヘリコプターから地下の地質構造を把握する重力探査をする。10日間程度かける予定。後日、高温の熱水・蒸気がある地層などを調べる電磁・磁気探査も空中から行う。

 霧島(鹿児島県)、八幡平(岩手県)、湯沢・栗駒(秋田県)の各地域でも同様の調査をし、来年度中に解析を終了。新たな調査手法の評価もした上で、他地域にも調査を拡大していく考え。結果は公開し、開発に役立ててもらう。

 福島第1原発の事故を受けて、再生可能エネルギーの中でも24時間安定した発電ができる地熱への期待は上昇。昨年、国立公園内の地熱開発の規制が緩和されたことも導入への追い風となっている。

 出発式には関係者約40人が出席。JOGMECの黒木啓介副理事長は「全国各地の地熱開発が進むよう、くじゅう地域から着実な成果を挙げていきたい」と話した。

-引用終わり-

この空中探査を是非下北地区でもお願いしたいものです。JOGMECでも次に期待できる新たな開発地を望んでいるのではないでしょうか。

地中熱や温泉発電までは自治体や民間企業で推進できますが、中大規模の地熱開発にはJOGMECの後押しが無いとできません。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする