i氏の海外生活体験記

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北海道側の分析、津軽海峡フェリー

2013-05-28 22:33:19 | しもきた
5/27北海道新聞が伝えておりました。

-大函丸就航1カ月 新造船効果 乗客3割増 「通院割引」492人が利用-

 【函館】函館―青森・大間間を結ぶ津軽海峡フェリーの新造船「大函丸」が4月18日に就航してから1カ月が過ぎた。新造船効果も手伝い、乗船者数が前年同期と比べ3割増となる順調な滑り出しで、就航を機に始めた「通院割引」は約500人が利用した。

 同社によると、就航後1カ月(4月18日~5月17日)の乗船者数は、前年同期比29・2%増の1万3233人、乗車台数は同9・6%増の2654台と、いずれも前年実績を上回った。

 このうち、ゴールデンウイーク(GW)期間中は、乗船者数が同23・1%増の7656人と伸びた。しかし、乗車台数は同0・3%増の1580台にとどまった。同社は「天候に恵まれず、事前予約なしの飛び込み客が減少したほか、北関東以南から自家用車を利用して来函する客が伸び悩んだ」と説明する。

 一方、通院目的で乗船する客の復路運賃を6割値引く「通院割引」の利用者は、1カ月で492人だった。同社は、通院割引の利用を年間約1万人と見込むことから、「思ったほど利用が伸びていない」としながらも、GW中は医療機関も休診していることから、「今後の利用実績を注視したい」と話す。

-引用終わり-

北海道新聞WEBの方は「通院割引」について記述してあります。この分析は分かり易くて良いと思います。GW期間の自家用車が伸び悩んだ、ということは、やはり新造船の観光ツアー客が多かったのでしょう。

しかしながら、私はここでも危惧してしまいます。赤字脱却のシナリオは果たしてあるのでしょうか。


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ビザ免除、ベトナム側が30日間を検討

2013-05-28 17:28:22 | ベトナム滞在記
5/28ベトジョーが伝えておりました。

-日本など7か国に30日間のビザ免除を検討へ-

 直近の観光に関する国家指導委員会の会合で、日本、韓国、ロシア、北欧4か国(フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク)からの観光客に対して実施しているビザ免除について、免除適用期間を現行の15日間から30日間に延長するよう提案する意見が出された。26日付VNエクスプレスが報じた。

 これを受け、ホアン・チュン・ハイ副首相は関連当局に対し、この7か国に対するビザ免除のこれまでの政治・経済効果や治安への影響について評価し、今後の方針を提案するよう指示した。

 ビザ免除については4月、「ビザ発給手数料として得られるはずの5000万ドル(約50億円)を喪失している」として、ビザ免除廃止の意見が出されていたが、ベトナム観光協会はビザ免除の継続を強く訴えていた。

 ベトナム観光協会のブー・テー・ビン副会長は、タイは55か国、マレーシアは155か国に対しビザ免除を実施しており、ビザ免除を廃止すればベトナム観光業界は競争力を失うと強く訴えている。ビン副会長によると、ビザ免除国のうち韓国、ロシア、日本の3か国からの観光売上高は20億ドル(約2000億円)、付加価値税(VAT)収入は2億ドル(約200億円)にも上り、ビザ免除を廃止すればビザ発給手数料による収入以上に売上や税収が激減する恐れがある。

-引用終わり-

これは大きいですね。ベトナムへ観光、ビジネスで行く日本人が確実に増えることでしょう。

願わくはアベノミクスの成長戦略で、ベトナム人の日本への観光ビザも15日間免除してあげては如何でしょうか。

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シィラインの旅客数が5割増

2013-05-28 16:13:01 | しもきたインフラ
5/28東奥日報WEBが伝えておりました。

-シィラインの年間旅客数5割増-

 青森-脇野沢-佐井航路を運営する「シィライン」(青森市、山崎隆一社長)は27日、同市のラ・プラス青い森で株主総会を開き、2012年度の年間旅客数が1万2630人と前年度から約4300人、約5割増えたことを報告した。収益も5208万円余で前年度比約85%の増。収益には東京電力からの風評被害賠償金約250万円が含まれることも明らかにした。

-引用終わり-

この記事だけでは状況を正確に捉えることは出来ませんが、十分健闘した様子は伝わってきます。要因は何だったのでしょう。風評被害額の250万円を差し引いても十分収益は増加しています。その理由を一言コメント頂けると記事はもっと引き締まると思います。

つまり、下北の観光客は全体で減少傾向にあるもののこの地区だけ伸ばしている、ということになります。

県病院へ通院する人が大幅アップしたとは思えませんし、脇野沢の人口は2,000人弱で発生源があまりにも小さすぎます。

勝手に想像してみますが、この青森-脇野沢の陸奥湾航路を利用する観光客の「下北回遊ルート」が確立されつつあるのではないでしょうか。

本日、川内川渓谷遊歩道を散策していたところドヤドヤと団体さんがセキレイ橋に入ってきました。聞いてみると「福島からの観光客で新幹線利用の下北・津軽2日間の旅」と言っていました。何でもこれから大間~恐山~八戸と観光バスで移動するそうです。

このルートは新青森まで新幹線で来て、弘前城や太宰を見て八甲田あたりの温泉に泊まり、次の日に青森から陸奥湾を横断して脇野沢の北限のサルを見て川内へ回ったのでしょう。11時半くらいでしたのでフェリー到着時刻からも恐らくこんなルートでしょう。お昼は大間でマグロ海鮮丼でしょうか。

この川内遊歩道の駐車場には観光バスの駐車スペースや公衆トイレもありますので小休止に丁度良いのです。しかしながら、今回トイレは大量発生した「カメムシ」の強烈な臭いでどうもゆっくり出来なかったようです。

こんなツアーが年間10台でも増加すればフェリーの旅客数は確実にプラスになりましょう。

問題は「大間原発が稼働した場合」です。このルートはきっと幻のルートとなってしまいましょう。逆に「大間原発を中間貯蔵施設に変更し、世界初防災ウィンドタワーと風力発電で再生エネ拠点とし、かわうち湖は海水揚水発電、温泉は地熱発電とコラボすれば、恐らく下北側に一泊する工程となりましょう。


追加)ちょっと書き忘れた点がありましたので追加致します。上記川内遊歩道の駐車場でトイレ休憩する時間が予め情報として分かれば、地元で農産物やお土産を臨時で販売することも考えられるのではないでしょうか。品揃えが問題なら道の駅とタイアップしたらどうでしょう。旅行会社やフェリー会社との情報共有で比較的容易にできましょう。

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