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i氏の海外生活体験記

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オフサイト候補地の比較案

2013-05-24 10:49:38 | 大間原発の中間貯蔵化
5/24東奥日報WEBが伝えておりました。

-大間町がオフサイト新候補地検討-

 大間町の金澤満春町長は23日、建設中の大間原発の緊急事態応急対策拠点施設(オフサイトセンター)について、原発から5キロ圏外の町内で新たな候補地を探す方針を示した。福島第1原発事故を受けて国が昨年、原発の20キロ圏内としていたオフサイトセンターの設置基準を「原発から5~30キロ」に変えたため、大間原発から5キロ圏内にある現候補地への誘致は断念する。

-引用終わり-

私は従来より大間原発の建設には反対で、出来れば折衷案として中間貯蔵施設に変更してほしい、と提唱しています。今後は原発なしで地域活性化を図れないか、というテーマに取り組んでいこうと考えています。

しかしながら、活断層の安全が確認されて建設が続行された場合には両親を残して勝手に逃げ出す訳にもいかず、止むを得ず原発を受け入れなければなりません。ついつい上記のような関連記事にも反応してしまいます。


そこで、誰も言わないようなオフサイトセンターの候補地を提案してみようと思います。私は昨年でしたか風間浦、佐井にそれぞれ意見を出しました。「風間浦でオフサイトセンターの補完道路が必要なら地熱開発とセットにして考えてはどうか」「佐井の野平の高台に風力、海水揚水発電と合わせて考えてはどうか」などです。

今回は新たな提案として「川内の畑(はた)にオフサイトセンターはどうか」です。ギリギリ30km圏内であり道路分岐点でアクセス性が良好です。大間原発、むつ中間貯蔵、東通原発などに大事があっても風向きから影響は極小ですし、津波はほぼ関係ありません。66kV送電線は近いですし、将来バック電源として地熱発電も可能性がありましょう。ヘリポートはキャンプ場を利用する手もあります。

しかしながら、地元の交通状況を知る人なら「かもしかラインには積雪冬期閉鎖があるのでは?」と恐らく指摘するでしょう。まさに私のこの案の狙いはこの「冬期閉鎖区間」にあります。つまり、大間原発が稼働する大前提として住民の避難路確保があります。この冬期閉鎖区間を解消せずに大間原発の稼働は有り得ないのです。もちろん県としても調査に入っている事でしょう。しかしオフサイトセンターに通じる道路となれば更に整備が促進されることでしょう。


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