じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

三浦しをん「天国旅行」から

2024-03-27 18:13:58 | Weblog

★ 昨日から一転して今日は麗らかな晴天。日照りは気持ち良いが花粉が飛んでいるのか、顔面が腫れぼったい気がする。

★ huluで「十角館の殺人」を観始めた。NETFLIXで「三体」を観たせいか見劣りがする。キャストの演技もいまいちだ。資本の差だろうか。改めて原作、綾辻行人さんの「十角館の殺人」(講談社文庫)を読み始めた。

★ 三浦しをんさんの「天国旅行」(新潮文庫)から「星くずドライブ」を読んだ。バイト帰りの彼女がやって来た。半分同棲しているから、帰ってきたというべきか。ところがどうも様子がおかしい。食欲もないようだし、以前、バイト先の店長に言い寄られたと言っていたから、何かあったのか。

★ そんな不信感を抱きながらも数日が経過した。彼女と連れ立って大学に通学したとき、あることが判明する。どうやら横にいる彼女はもはやかつての彼女ではなく、彼女の魂だけがゼリーのように存在しているようだ。

★ とはいえ、彼女からは離れられないし、彼女も今まで通りの対応をする。果たして生死の境界を超えた二人の関係はどうなるや、というところで物語が終わる。

★ 死を経ても愛する人と共に暮らせるのは一見幸せそうだが、四六時中一緒にいるとなるとちょっときつそうだ。

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