じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

マスコミの節操

2010-09-22 22:18:41 | Weblog
★ 厚労省の村木さんをめぐる問題。無罪が確定し、マスコミの関心は一転して検察疑獄だ。

★ 不正を糺すのは大いに結構なのだが、村木さんが逮捕された時のマスコミの取り上げ方を思い出すと、今更「おかえりなさい」と言われても変な感じがする。

★ 村木さんが逮捕されたとき、マスコミはかなり村木さんに批判的な取り上げ方をしていたよねぇ。

★ さすがに検察官のように証拠の改ざんはしていないが、団体→政治家→官僚と言った図式に沿った伝え方をしていたように思う。

★ 検察はこの件を徹底調査するそうだけれど、マスメディアも自分たちの報道の在り方を検証した方が良いと思うのだが。
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腹を据えた外交を

2010-09-22 20:05:48 | Weblog
★ 中国は衝突船の船長の無条件釈放を求めて圧力をかけてきている。

★ こうした風景を見ていると、明治時代の大津事件を思い起こす。警備中の巡査がロシアの皇太子に斬りかかったという事件である。

★ 当時は大ロシア帝国の時代、一方の日本はまだアジアの弱小国。ロシアとの関係悪化を恐れた時の政府が司法に圧力をかけたという話だ。ところが大陪審の児島惟謙と言う人は政府の圧力に屈せず、法に基づいて裁いたという。

★ 当時の権力構造など想像もできないが、政府の圧力は今日では考えられないほど強かったに違いない。それゆえ、このエピソードが語り継がれるのであろう。

★ 今回の衝突事件も法に基づいて適正に処置されるべきだ。変に中国に気を使うと今後に大きな禍根を残す。ただでさえ資本主義化した中国には強欲ささえ感じる。ここで弱腰を見せれば、ぐいぐい押しこまれてしまう。

★ 日本人もしっかり腹を据えて外交に当たらなければ、激動する世界の中で生き残ってはいけない。
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