じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

腹を据えた外交を

2010-09-22 20:05:48 | Weblog
★ 中国は衝突船の船長の無条件釈放を求めて圧力をかけてきている。

★ こうした風景を見ていると、明治時代の大津事件を思い起こす。警備中の巡査がロシアの皇太子に斬りかかったという事件である。

★ 当時は大ロシア帝国の時代、一方の日本はまだアジアの弱小国。ロシアとの関係悪化を恐れた時の政府が司法に圧力をかけたという話だ。ところが大陪審の児島惟謙と言う人は政府の圧力に屈せず、法に基づいて裁いたという。

★ 当時の権力構造など想像もできないが、政府の圧力は今日では考えられないほど強かったに違いない。それゆえ、このエピソードが語り継がれるのであろう。

★ 今回の衝突事件も法に基づいて適正に処置されるべきだ。変に中国に気を使うと今後に大きな禍根を残す。ただでさえ資本主義化した中国には強欲ささえ感じる。ここで弱腰を見せれば、ぐいぐい押しこまれてしまう。

★ 日本人もしっかり腹を据えて外交に当たらなければ、激動する世界の中で生き残ってはいけない。
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