じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

スーパー耐性菌

2010-09-07 01:47:07 | Weblog
★ 宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の中に、「ヒデリノトキハナミダヲナガシ サムサノナツハオロオロアルキ」という節がある。

★ 自然を前に、人間はあまりにも無力だ。

★ 「これでもか、これでもか」というぐらい、人間には試練が押し寄せる。

★ 今度は抗生物質が効かない「スーパー耐性菌」が注目を集めている。

★ 細菌だって生きている。人間と同じ地球上の生き物だ。人間が抗生物質で彼らに打撃を与えたら、彼らだって一方的に負けているわけにはいかない。種の保存は彼らとて同じだ。抗生物質に対抗できるよう進化するのは、むしろ自然の道理であろう。

★ それを「スーパー耐性菌」などといって大騒ぎしているのは、むしろ人間の身勝手なのかも知れない。

★ 風邪をひいたと言っては抗生物質。サルモネラ対策と言っては鶏にも抗生物質。養殖魚にも抗生物質。これだけ抗生物質があふれていれば、菌の方も進化しやすかろう。

★ 地球上の人口が100億に迫ろうかと言う時代。そろそろ人類が生存できる臨界点に達しているのかも知れない。

★ 突如として消えた古代文明が謎として話題になるが、私たちの文明が伝説となる日も近いのかも知れない。

★ 宮沢賢治の詩。あるがままの中で、自然とともに生きることの大切さ。

★ そう考えると、先進国の人間が、真っ先に消えていくかも知れないね。
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