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脳梗塞で倒れる

2004年04月07日 | 脳梗塞
22時ごろ風呂に入ろうと立上った時、突然、左足から崩れる様に倒れた。
手、足、頭が複雑にからんで畳の上に倒れている様な感じであった。
意識はあるが、目が明かない、何が起こったのか?
すぐ近くに居た両親に引きずられて布団に寝かされた。
左手、左足&左唇が麻痺していた。
救急車で運ばれ、脳のCT検査の結果、白く写っている部位がないので脳出血はない、また、脳梗塞である黒く写っている部位もない。しかし、左半身麻痺しているので脳梗塞である。
脳梗塞は、発症直後はCTでは病変部位はわからない場合がある。明日には、部位が分かるだろう。
「これから治療を開始します。症状が軽くなる事もあるが、今以上に悪くなる事もあります。」と言われ、病室に運ばれ点滴が始まったのが24時過ぎであった。
救急車で付添った父が帰ったのと入違いに妹家族が心配して来てくれた。
妹、甥の心配そうな顔を見たのと、「治療して、悪くても現状維持と考えるのが普通であるが、それが今以上に悪くなるかも知れない」というショックとで、自分の深刻な状況がはじめて認識出来た。
麻痺した左腕を右手でつかみにいったが、腕がない、ない、・・・。いつもあるべき左腕付近は、今は心臓であった。より遠くに右手を持っていくとはじめて左腕があった。左腕の感覚がないと、いつもの距離感までも麻痺する。
先程の診察時、麻痺している左足の皮膚感覚はあった、そして親指も一瞬動いた様な記憶があったので、右足の親指を麻痺側の親指横に並べて、出来るだけ早く右親指を動かした。右親指につられて麻痺した左親指も動かないかと思ったからである。頭では、左親指よ動けと指令を出していた。
どの程度続けたのか記憶がないが、ラッキーにも麻痺した左足の親指が動き全指が動いた、続いて膝が大きく曲がった。足が動いた、信じられない、麻痺した左足が復活した。
足と同じ様に、右手の親指を麻痺側の親指横に並べて右親指を動かした。手の場合も、どの程度続けたのか記憶がないが、麻痺している腕の付根である左肩が、ガグと動いた事を鮮明に記憶している。

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