いつか海外暮らし!

旅行が好きで若い頃は国内旅行、今は海外旅行、いつか海外で暮らしたい。

甘南備山ハイキング

2012年07月29日 | Weblog
標高221mの甘南備山(かんなみやま)に登って来た。
生駒山山地の北端に位置し、京田辺市(京都府)と枚方市(大阪府)に跨る甘南備山。
平安京造営時に、北の船岡山とこの山とを結んだ線を基線として朱雀大路を設定したと言われている。

京田辺市には、あの一休さんが住んだ酬恩庵(しゅうおんあん)一休寺がある。
甘南備山へは一休寺のある谷入口から谷を南下する。
 甘南備山
 
左のピークが頂上、右が三角点のある山頂である。
川の右岸から左岸に移り、京奈和自動車道の高架下をくぐる。
車が1台辛うじて通れる道を進み、山麓に着く。左に案内板が見え、駐車場であった。
 駐車場
 
駐車場の先に甘南備山入口があり、チェーンを張って車両進入禁止になっていた。この先、京田辺市の管理道路である。
 甘南備山入口
 

9時30分。
駐車場の奥から山道が続いていたので、管理道路を行かずに山道を行った。
山道を行ってすぐに後悔した。山道には草が被さり、クモの巣もあり、やぶ蚊が多い。
交野山の時、短パン姿で問題なかったので今日も短パンで歩き出したが、こら駄目だ、ハイソックスをはこうと適当な場所を探している内に管理道路に出た。
管理道路を歩こうと決め、ハイソックスは必要ないと思っていたが、芝生広場横を歩いていると蚊に襲われた。
急いでハイソックスをはいた。サッカー用のハイソックスを買っていたのだ。

甘南備山マップの案内板を発見した。
日本地理院の2.5万分の1地図を持っているが詳細が分からず、見付けたマップで散策コースを決めた。
 甘南備山マップ (クリックで拡大)
 甘南備山マップ

木もれ日のある管理道路を歩いた、汗は出るが涼しい。
日傘を差して下ってくるおばさんとすれ違った。ジョギングしている女性にも会った。
展望台への道標があった、甘南備山の頂上へ行けるのだが、三角点に先に行こうと考え、更に管理道路を進んだ。
緩やかに下っていく、せっかく登って来たのに!!
大津越という峠に着いた、三角点と甘南備神社への道標があった。
ここから三角点に向った。息が上がる前にきつい坂道が終わるので大変楽な山である。
駐車場から35分で三角点に着いた、山のピークというより尾根で京田辺側の樹木を伐採して見晴らしを良くしていた。
田辺カントリーが見えた、この付近で緑が残っているのは、この甘南備山とゴルフ場だけだ。
大津越まで戻る途中にシニア山ガール3人組みと出会った。
大津越から甘南備神社へ向った。
狭い尾根道を行った。
 尾根道
 

三角点から10分ほどで甘南備神社に着いた。
 鳥居                                 本殿
  

70歳後半の男性に「どこから?」と声を掛けられた。
○△から車で来て駐車場に停めて登って来たと答えると、「それは、楽勝だ!」とちょっと馬鹿にされた。
私の一眼レフを見て、「花は終わったし、鳥ですか?」と聞かれた。風景ですと答えると「霞んで駄目でしょう?」と言われた。
その通りで、交野山の時も今日も遠くの景色は霞んでいた。雨の後か風の強い日でなければ駄目だ。
甘南備山の枚方側は樹木が邪魔して望めない、甘南備山マップには山麓を周回するように山道はあるが国道307号に下る道がないので聞いて見た。
「甘南備寺跡があるだけで何も無い、山麓を周回できるだけで下山路はない。」と返ってきた。
「津田の国見山には行けるのか?」と質問を変えて見ると、大津越を下って行くと行けそうだ???

山で出会ったら「こんにちは!」と挨拶する、元気よく「こんにちは!」と返ってくるが、今日はぼそぼそと返答してくるのが2人いた。元気よく返答してきたら同じ山仲間と思うのだが、そうでないのもいるのか!!!

展望台によった後、下山した。
 展望台                                甘南備山への谷筋
  

何にも無いよと言われていた南側を下った。
雑木林で見通しも効かず、道標もない、感で山麓を下らない様に横へ横へと道を取った。
やぶ蚊がいっぱいいた、ハイソックスの上から刺された。
山道が無くなりかけた時、砂防堰堤に出た。堰堤の下を渡ると舗装していない管理道路があってほっとした。

11時10分に駐車場に着いた。
1時間40分の楽な山歩きであった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿