アンコール・ワット(東門より)
6時30分、起床。
8時ごろ、ハンモック・カフェへ朝食に行った。
長期滞在のシニア男性が座っておられ、その人のテーブルに私も座った。
醤油のペットボトルを持っているのを見掛けた事があり、一度話をして見たかった。
今も醤油を持っていたので、何に掛けるのですか?と聞くと豆腐に使うと言われた。
カンボジアに豆腐が帰るのか?と聞くと、チューブ入りの豆腐との事。
タイで見た事がある、私が見たのは日本からの輸入品であった。
ここには長いのですか?と尋ねると2ヶ月目になると言われたので、カンボジアのビザは1ヶ月滞在ですね!!
リラリゾG.H.にお願いしてビザを取って貰ったと言っていた。
北海道在住の方で、「雪が降り、雪が積もると屋外では何も出来ないんだよ!」と実感がわく言い方をされた。
今日の朝食は焼き飯であった。のどが詰まりそうだ。
コーヒーのおかわりを貰った。
昨日、1日延泊を依頼しツインルームしか空きがなかったので、今日、その部屋に変わらなければならない。
マネージャーにその段取りを尋ねると、部屋の調整が付いたので変わらなくてよいとの事であった。
明日朝早いチェックアウトなので、早めに精算して欲しいと言われ、今精算する事にした。
宿泊費6泊US$54、観光バイタク代US$16(小回りコースUS$12、夕日鑑賞US$4)、トゥクトゥク代US$36(ベンメリア&ロリュオス遺跡群)、ボート・チケット代US$25(バッタンバンへ)、トータルUS$131(10,970円)であった。
クレジットカードVISAでの支払いが可能であったのでVISAカードで支払った。手数料も掛からないとの事である。
アンコール遺跡群の郊外にあるプノン・クレーンとクバール・スピアンに、川の水中の岩に彫刻がある遺跡があり行きたいと思っている。
しかし、そこへのアクセスが問題で二の足を踏んでいる。
プノン・クレーンは、トゥクトゥクでは行けず、バイクタクシーor車チャーターとなる。バイタクで1時間30分は体力的に無理である。車チャーターは私1人では高く付く。
クバール・スピアンは、トゥクトゥクでUS$35で行けるが下車して40分歩かなければならない。
今回はパスしよう。
9時30分ごろ、マネージャーにレンタサイクルを借りた。
どこに行くのか?聞かれ、アンコール・ワットと答えると有料の自転車置き場があるのでそこに預ける様に言われた。
気を付けて行って下さいと言われ出発した。
国道6号線を西に行くとすぐにシェムリアップ川があり、橋を渡る。この橋は一方通行になっている。
橋を渡るとロータリーになっていて、右折(北)すると公園が広がる。
公園内の寺 シェムリアップ川に掛かる橋
アンコール・ワットへは、そのまま公園を通り抜けて北に向かう。
街外れ近くの大きなスーパーマーケット前の屋台で500ml水を買った。1,000リエル(21円)であった。
遺跡観光中に買った500ml水は2,000リエル(42円)であり、遺跡付近で買えば高いのは当然の話である。
しかし、これ以降、500ml水を買う時は値段を聞かず1,000リエルを渡して去る様にした。
アンコール料金所でチケット・チェックを受けた、3日券の3日目にチェックを入れられ通過した。
料金所付近のアンコール・ワットへの道
西欧人の自転車に追い越される。
自転車タイヤの空気が減っている為、ペダルをこぐのに力が要り遅いのだ。
エクササイズのため、空気を入れなかった。
シェムリアップに着いて、真っ先に散髪をして髪の毛が短くなった。すると顔がむくんで見えるほどふっくらとしていて大変驚いた。
旅行の目的の1つに体重を下げる事だ、いつも2~3kgは減量できる。
しかし、今回シェムリアップで楽をしているので駄目か!!!
シェムリアップからの道は、アンコール・ワットの環濠に突き当る。
突き当たった所から環濠越しに南門が見えた。
G.H.からここまでレンタサイクルで40分であった。
環濠越しの南門
環濠に突き当り、左に行けば西参道正面、右に行けば?? 多分、アンコール・ワットに入れるだろう?
いつもの様に西参道に行けば見慣れた風景が見られるが、太陽も逆光となりアンコール・ワットも美しく見えない。
今回は、行った事のない右に行く事にした。
環濠沿いに道路があり、環濠の写真を撮りながらレンタサイクルのペダルを踏む。
環濠を渡る参道が見えてきた。
南門前環濠 裏門(東門)への参道(環濠を渡る)
舗装道路から土道に変わり参道に向う、マイクロバスや車が出てきた。
チケット・チェック所があり、その前に跳ね上げ式ゲートがあった。
車、自転車はここまでだ。
チケット・チェック所
売店屋台があり、その横にレンタサイクルを置かせてもらった。
お礼代わりにコーラーUS$1を買った。
椅子に座りコーラーを飲んでいると女の子が絵葉書を売りにきた。
絵葉書US$?と呪文の様に繰り返していた。
齢はいくつ? 3歳か?と尋ねると、おばちゃんが5歳、この子小さいの!!と返って来た。
カメラを向けるとポーズを取った。
別れ際、「チップ!」と言って1,000リエルを渡そうとすると、きょとんとされ、おばちゃんが「ティップ!」と言うとニッコリとして受け取ってくれた。
絵葉書売りの子供
チケットを見せてゲートを潜る。
環濠を渡る参道を行く。
参道
東門が見え、西欧人団体客がいた。
東門
東門が崩れそうなので見学順路は東門を迂回している。
私は立ち入り禁止で無かったので東門を通り抜けた。
東門からの中央祠堂
東門から参道を進む。
見掛けるのは西欧人観光客が多い。
西塔門正面からアンコール・ワットに入ると遺跡公園という感じであるが、東門からは遺跡に来たのだ、大きな違いを感じた。
東門参道からの中央祠堂
中央祠堂や祠堂が大変近くに見える。
アンコール・ワット中心部
アンコール・ワット中心部の基壇にあがる。
基壇は高さ2mほどで基壇上に石造寺院が建っている。周囲にはナーガの欄干が続く。
ナーガの欄干が続く基壇
基壇部から東塔門と第一回廊が一段高いところにある。
第一回廊の基壇部の横線(刳り形)が印象的である。
東塔門と第一回廊
東塔門には階段がなく、横の楼門の階段を上がり、第一回廊の基壇上に立った。
第二回廊の楼門と急勾配の階段が見える。
第一回廊の基壇上
急勾配の階段を上り、楼門を潜ると祠堂と第三回廊が仰ぎ見られた。
第三回廊へは、入場制限しているのか? 長蛇の列が出来ていた。並んでいるのは韓国人が大半であった。
第二回廊で出来た影には、中国人が大勢座っていた。
東門(裏門)から一緒だった西欧人団体さんもこの中に入れば、どこにいるのかまったく目立たない。
第三回廊に上がりたいが、この長い列に並ぶ気はしない。
団体客が並んでいるのだろう。団体客がいなくなると空く。
今、11時だ、12時になれば空くだろうから、他を散策する事にし、第二回廊北側に行った。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます