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見もの・読みもの日記

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新型コロナ禍・在宅勤務1週目

2020-04-10 23:47:05 | 日常生活

 中国・武漢で発生した新型肺炎のニュースに最初に接したのは、いつだっただろう。今年の正月、私は台湾に旅行していたが、何も噂は聞かなかった。武漢が人の出入り制限を始めたのは1月23日だそうで、武漢出身の俳優・王凱(ワンカイ)が「武漢加油」とエールを送ったとか、「大江大河2」の撮影が中止になったなどの情報に接したのはこの頃だと思う。1月末から2月初めにかけての武漢の火神山医院の建設は、面白がってネットで見ていた。

 2月半ばには、中国以外の各国で感染者が確認され、日本も対岸の火事では済まなくなってきた。この頃、私の職場でも3月に予定されていたイベントのいくつかに中止や延期の決断が下された。3月半ば過ぎには幹部層の対策タスクフォースが立ち上がり、出勤自粛の可能性があることが示唆された。準備を整えよと言われても、必要な資料の多くが紙で保存されているので、これでどうやって在宅勤務ができるんだろうと困惑していた。

 ところが事態はどんどん加速し、新年度早々、まだ着任者との顔合わせも済まない4月7日(火)、政府の緊急事態宣言と平仄を合わせるように、職場でも「明日から在宅勤務を原則」という指示が下った。

 翌日4月8日(水)はいつもより晩く起きてメールをチェックし、職場からウェブ会議に参加するため、昼前に出勤してみた。けっこう同僚が来ていたので、対面で別の打ち合わせをし、持ち帰り可能な資料をなるべく持って帰った。9日(木)は1日在宅勤務のつもりだったが、必要な電子ファイルが職場のPCにしかないことに気づいて、お昼時にちらっと職場に顔を出した。やっぱり事務室には数人が来ていた。そして今日10日(金)は、ついに終日在宅勤務を通した。

 幸い自宅にPCとネット環境があるので、最低限の在宅勤務はできる。しかし全ての案件をメールベースでまとめるのはなかなか辛い。それから、仕事の開始と終了をはっきりさせにくいのも精神衛生上よくない。とりあえず朝起きたら、顔を洗い、歯を磨き、外に出ていける服装に着替える。近所のカフェや飲食店がまだ開いているので、朝食と昼食は、息抜きに外へ出ることにしている。ただ夕食のあとは、結局だらだらとメールに応えていたりして、終わりがないのがよくない。さあ仕事が終わった!週末だ!というワクワク感が全くないのもよくない。

 今週は天気がよかったので、仕事のかたわら、布団を干しておけたのは嬉しかった。明るい時間に家のまわりを歩くのもふだんの平日にはできないことで、ご近所さんの花壇の花が美しかった。

 それにしても在宅勤務、まだ1週目(というか3日目)である。このあと、どういう事態になるか、時々記録して行こうと思う。

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