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見もの・読みもの日記

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韓国旅行2003【発端/初日】成田→釜山

2003-08-22 17:37:10 | ■アジア(中国以外)

 本年4月、私は無事に解由状をもらって東京に帰任した。新しい職場では、職員は着実に休暇の消化につとめている様子。夜の7時には事務室も廊下も電気が消えてしまう。土日のサービス出勤もおおよそ無し(これでこそ公務員)。今年はたくさん夏休みが取れるぞ!とほくそ笑んだにもかかわらず、この目論見を挫いたのが春先からのSARS騒ぎ。恒例の中国ツアーの計画を立て始める6、7月に至っても終息宣言は出されず、やむなく行き先は、漢字文化圏(歴史上)のよしみで韓国に変更。ただし、ソウル2泊3日のエステツアーやお買い物ツアーで満足できるはずもなく、訪韓3度目のISさんを団長に、古代史の舞台と韓国仏教の名刹を極める世界遺産グランドツアーを企画した。

 同行メンバーは、大きく言えば同僚のISさんとIKさん、同OBのSGさん、ISさんのお友達のNMさん、そして同じ職場のKRさんにお誘いをかけたところ、ご主人とご一緒に参加してくださることになった。以上7名で出発。

 昼過ぎ、東京組は成田空港に集合。チェックインと換金の後、「それじゃあ乾杯でも」とレストランに入り、搭乗時刻ぎりぎりまでビールで歓談。ほとんど事前データのなかったKRさんのご主人が、この酔っ払いツアーにぴったりの人材であることが早くも判明する。

 短いフライトで釜山に到着。関西から先に到着していたNMさんと合流し、ツアーの前半を担当するガイドの鄭さんと宋さんに迎えられる。鄭さんは30歳そこそこの快活な女性(2児のお母さん)。一方の宋さんは、張りのある声で立居振舞いも若々しいが、鄭さんのおばあちゃんの年頃である(のち、75歳と判明)。

 市内到着後、ホテルの前の龍頭山公園を散歩し、釜山タワーから、夕暮れせまる釜山港を遠望。展望階は日本のこの手のタワーとそっくりで、チープな有料双眼鏡、派手な電飾の占いコーナー、おのぼりさん向けのお土産ショップ、そしてなぜか日本語で「白頭山の瀑布」「夢にまで見た金剛山」と題された覗きからくり(スライドショー)の箱も設置されていた。「北朝鮮人民の生活」という怖い覗き箱もありました。

 夕食はカルビ焼肉。暑いのと美味しいのとでアルコールが進む。以後、最初の注文はビール5本(ただし中瓶)、3本ずつ追加するスタイルが定着。さらに韓国流に倣って焼酎をストレートで賞味し、初日から気持ちよく酔っ払ってしまいました。

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