「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

大谷選手のMLB中継が見られない!

2021年09月05日 | 独り言

オリンピックとパラオリンピックのせいで、この1か月半ほど大谷選手のMLB中継(NHK・BS1)が見られないのが残念でたまらない。

周知のとおり今シーズンの大谷選手の活躍は素晴らしい。

9月5日現在で、「ホームラン42本」(両リーグを通じて第1位)、盗塁数「22」「投げては先発で9勝」という快挙。

僭越ながら、今年の3月の時点で大谷選手の大活躍を予想した記事をご記憶だろうか。

再掲させていただこう。

タイトルは「神の領域に近づく者たち」(2021・3・23)

「今年(2021年)のプロ野球はとても面白くなりそうで、4月からの開幕が待ち遠しくてたまらない。

まずは「MLB」(アメリカ大リーグ)だが、大谷選手が心身ともに絶好調でオープン戦の成績が凄い!

オープン戦といっても、選手たちは成績次第でマイナーリーグへの降格があるので本気で試合に臨んでいるのは言うまでもないが、周知のとおり大谷選手は昨年は左膝の手術の後遺症で足が踏ん張れず散々な打撃成績だったし、投げる方も右肘のトミージョン手術の完治にはほど遠く、使い物にならなかった。

そこで、今年こそはと秘かに誓うものがあるはずで、オープン戦の成績にもそれが如実に現れていると見た。

おそらく、公式戦では大リーグ史上において投打ともに(願望を込めて)「神の領域」に近づく成績を上げるのではないかと想像している。あと心配なのは故障だけ。」(関係部分抜粋)

以上のような記事だったが、二刀流での「神の領域」到達の予想が見事に的中!

今年の4月から7月中旬まで、それこそ毎日のように大谷選手のMLB中継を録画し「ホームラン」のシ~ンを幾度となく再生して楽しんでいた。

ところが冒頭に記したように・・。

7月中旬以降、オリンピックの放映が始まってからその愉しみがすっかり奪われてしまった。

そもそもコロナ禍のオリンピックなんて興醒めだし、パラリンピックに至ってはほとんど観る人もいないだろうし放映する必要なんてあるんだろうか。

おい、NHKさん、せいぜい「ハイライト」の放映ぐらいでいいんじゃないの~。

身体障害者への配慮はたしかに必要だが、ちょっと行き過ぎではないかな。むしろ身体機能を求められるスポーツの分野よりも、学術、絵画、文学、音楽などの方面で「健常者に負けない」ほどの手腕を発揮してほしい。

「物言わぬは腹ふくるるわざなり」(徒然草)、あえて勇気を奮って声を上げてみた。

ところが・・。

高校時代の同窓生の次のメールを見て一考せざるを得なくなった。

「パラオリンピックが始まった。今までパラオリンピックを見なかったがテレビで放映されているのを見てびっくりした。両手が無い水泳の選手を見たが泳ぎがうまい。僕は五体満足であるがうまく泳げない。非常に情けない。

エジプトの卓球選手を見てびっくりした。イブラヒーム エルセイニ・ハマドトゥ選手は48歳。10歳の時に列車事故で両腕を失った後、卓球に挑戦した。

ラケットを脇に抱えるフォームから試行錯誤を重ね今のフォームに落ち着いた。口にラケットを加え、首を振って左右に打ち分けるプレー。さらに足の指でボールを挟んでサーブトス。

そのスタイルは数多くの努力を積み重ねて出来上がったもの。痛みに慣れるまで毎日数時間ひたすら練習を重ねました。それだけでなくハマドトゥ選手によると歯の強化のためにルッコラや牛乳などカルシウムをとれるものなら何でも摂取したという。

選手として活躍するようになってから専門の歯科医師もつき、いかに歯に負担をかけずに競技をするかアドバイスを受けてきました。

また専門家とともに首のトレーニングも続けてきました。その結果、4時間から5時間は連続でラケットを口にくわえてプレーできるようになった。また足の指でボールを挟んでサーブのトスを上げる練習も重ねました。

そして2016年のリオデジャネイロ大会でパラリンピック初出場を果たしたのです。今回の東京大会では1回戦で韓国の選手に負けたが感動した」

以上のとおりだが、公共放送の使命、生きがい、たゆまない努力とヤル気、社会的な啓発などいろいろ考えさせられた。

しかし、大谷選手のMLB中継だけはどうしても観たいなあ(笑)。




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新鮮な「バナナプラグ」

2021年09月03日 | オーディオ談義

日頃からオーディオ関係の商品をチェックしているせいか、ネットにはその種の商品が豊富に登場してくるが、そのうち「バナナプラグ」の広告がつい目に入った。



解説文にはこうある。

「YFF 純銅 ジグザグ バナナプラグ banana plugs

パワーアンプ オーディオ スピーカーケーブルコネクター  無はんだ端子アクセサリ DIYスピーカー端子 (4本)

GB銅線インターフェース  金メッキ表面  強力な抗干渉能力  強力な抗酸化能力

プラグ構造はジグザグ構造を採用 中央PIN 溶接なし、ネジで締めるだけ
アルミニウム製ハウジングは、高忠実度効果をさらに高めます

二重ねじはよりしっかりと締められ、接続はより耐久性があります
プラグは4MM標準コネクタ、細かい細工 」

何だかジグザグの部分にピ~ンと感じるものがあった。現用中のバナナプラグは使っているうちに次第に緩くなってくるという欠点があるのだ。

我が家のように5系統のスピーカーがあって、しょっちゅう抜き差しをやっているとなおさらだ。

これなら弾力性が衰えそうにないし丈夫そうだなあ、しかも純銅だし~。

そこで、ためらうことなく「購入」(6ペア分)をクリック。

ほどなく到着。なかなかのスピード対応に感心。

さっそく現行のSPケーブルのバナナプラグを6ペア分すべて入れ替えた。

サウンドの方も心なしか鮮やかに変身した感じがする
(笑)。

お値段の方もリーズナブルだし、納得がいく買い物だったと思いながらバナナプラグが入っていた箱を捨てようとしたら、つい会社の名前が目についた。



「深セン市 並外れた音 テクノロジー株式会社」

エ~ッ、「並外れた音」ですか! ご大層な自信のこと(笑)。

「白髪3千丈」(李白「秋浦歌」)などにみられる中国独特のオーヴァーな表現に思わず笑いがこみあげたが、「胡散臭い」と受け止めるか「なかなかの意気込み」と受け止めるか評価が分かれるところだろう。

我が家では「近年の中国製のオーディオ機器はかなりレベルの高い工夫を凝らしてる。それでいて暴利をむさぼるような姿勢が感じられず、けっして侮れない存在だ」と思っているので好意的に受け止めている。

「深セン市」さん、この調子でますます頑張ってください。期待してますよ~(笑)。



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物言わぬは腹ふくるるわざなり

2021年09月02日 | 独り言

およそ700年前にもなる古典「徒然草」(兼好法師:鎌倉時代)の冒頭に「物言わぬは腹ふくるるわざなり」という言葉が出てくる。

その意味はご存知の方も多いと思いが「思ったことを言わないでおくと不満が溜まる。腹の中に溜めておかずに言いたいことは言ってしまえ」。

昔も今も基本的に「人の心」は変わらない。

この「ブログ主」はどちらかといえば内向的で腹に溜める方だが、ときには思ったことを率直に言わせてもらって発散するとしよう(笑)。

実を言えばブログを公開している以上多くの読者から好感を持ってもらうに越したことはないのだが、つい口が滑ることがある。

たとえばスピーカー「タンノイ」(イギリス)について。

あの「五味康祐」さんが愛用され、巧みな音楽評論と相俟って感化されたタンノイの愛好者はとても多い。まあ、
クラシックファンに限ってのことだが。

実は自分もその例に漏れない。

20歳代の頃の「ⅢLZ」(口径25センチ)を嚆矢(こうし)として、「インパルス15」、「ウェストミンスター」と手を広げてきたが、残念なことにそのうちどうも自分が求めているサウンドとは違うことがわかってきた。

そこで、思い切って同じイギリス勢のグッドマンやワーフェデールに手を広げたわけだが、現時点では「やはり正解だった」と、ほぼ納得。ただし、どうせ自己満足に過ぎないのだが。

となると、タンノイに対して溜まっていた不満がつい反面教師のように噴き出てきてしまう。

具体的には口径38セントのユニットの音声信号への反応が鈍いのが嫌いだし中高音域の艶と潤いにも乏しい。

もちろん、「それがタンノイのいいところだ」と反論される方がいても少しも不思議ではない。なにしろ感性の相違なんだから。

よく知りもしないで欠点をあげつらうのは良くないが、実際に使ったうえでのコメントだから許されるはずだと内心思っている。

そうすると、面白い現象に気が付いた。

タンノイを否定するようなことを書いた都度、このブログのアクセスが目に見えて減るのである(笑)。

このブログの読者は日ごとの凹凸はあるにしても平均でいけば1日「900人」前後がせいぜいだが確実に50人程度は減りますね~。

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎し」、こんなブログなんか読みたくもないというわけ。

そういえば、その昔「加銅鉄平」(北大電気科卒)さんというオーディオ評論家がおられた。いろんな著作を通じて勉強させてもらったがその中にこういう一節があったことを憶えている。

「オーディオ愛好家のお宅に訪問してシステムの悪口を言うのは、あなたの子供はバカですねと言うのと同じだ」

ことほどさように、日頃から愛情を注いでいるシステムに対して悪口を言われるのはご本人にとって神経を逆撫でされるようなものだろう。

たしかに自分だってシステムを悪し様に言われると気分的に落ち込むだろうが、立ち直るのも早くて「人それぞれでしょう。万人にとって正解のない世界なんですから」と、きっと開き直ることだろう。

ここで一つ気になるのが、タンノイ愛好家がグッドマンやワーフェデールなどを幅広く聴き込んだうえで使われているのかどうか・・。

ただ「巧みな言い回し」や「ブランド信仰」に踊らされた挙句に使っているだけだとしたらこれは悲劇ですね。

おっと、また口が滑ってしまった!

「物言わぬは腹ふくるるわざなり」、これからも物怖じせずに「タンノイ」をはじめ諸事についても思ったままを書かせてもらおう。

ズバッと切り裂くような「ブログ」に向けて、「敵百万といえども我行かん!」(笑)。



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身の回りのクリーン作戦

2021年09月01日 | 独り言

この猛暑の中、身の回りのクリーン作戦を2点ほど遂行したので紹介しよう。

✰ 蚊取り線香の缶の掃除



夏も終わりに近づいたとはいえ、まだまだ暑い。そして蚊も多い。

都会のエアコン生活者には無縁の代物だろうが、我が家のように近くに原っぱや藪、丘があったりすると家の中までやすやすと侵入してくるので「蚊取り線香」は救世主的な存在だ。

ところが、この「蚊取り線香」の缶タイプはタール状のヤニがすぐたまるので蓋の部分が缶にへばりつき簡単に開かなくなる。

早く煙を出して蚊を退治したいのにもうイライラしてくる。そこで初めてヤニを取り除くことにチャレンジしてみた。

本来は家内の仕事だが「髪結いの亭主」はつらい(笑)。

ネットでググってみると、「中性洗剤と重曹」を水に浸して放置しておくと汚れが落ちやすくなるとあったので即実行してみた。



10分ほどでご覧のように真っ黒に・・。

しかしこれでヤニが落ちたのはせいぜい6割程度だった。あとの汚れは不要になった歯ブラシでごしごし擦り落とし、それでも落ちない頑固なヤニは先の平べったいマイナスドライバーで強引に削り落とした。

その結果は次のとおり。



いやあ、缶の開け閉めが物忘れしたみたいに楽になってハッピー!

気持ちがいいですね。これからも定期的に掃除するとしよう。

✰ 真空管アンプのソケットの掃除

真空管アンプを使っていると真空管のピンとソケットの穴の接触部分が次第に黒くなってくるので、音質に悪影響が出てくる(気がする)。

どちらかといえば「ずぼら」な性格だがそれでも思いついた都度、そう1年に1回くらいかな~、のペースで掃除してきた。

道具といえば、ソケットの穴に合わせて3種類の綿棒とスプレー式の「PANDO」(パンドー)だ。



綿棒にクリーニング液を浸してソケットの穴の中に差し込んでごしごしと擦ってやるとすぐに黒くなる。

そして、綿棒も挿しこめないような小さな穴の場合はどうするかというと、「歯間ブラシ」(画像下の部分)の出番だ。これはとある真空管アンプビルダーさんから教えてもらったが、成る程と感心した。

ほかにも、SPターミナル、RCAコードの受け穴部分などオーディオは金属と金属の電気接点が多いので掃除するのがたいへん。

そして最後にクリーン作戦とは関係ないが、

✰ 蛇がいた!



朝のウォーキングのときにいつものコースを歩いていたら民家の駐車場に蛇がいた!

最初は人を驚かすために玩具を置いているのかと思って見過ごしたのだが、どうも気になってわざわざ引き返してじっと見ていたところ何とジワリと動き出した。

これは本物だ!

現在地に住んで42年になるが実物の「蛇」を見かけたのは2度目である。

こんなときどうしたらいいんだろう?

住宅主に知らせてもいいが、クルマが2台とも無いのでどうやらご不在の様子。

小振りだし、毒蛇でもなさそうだし、ま、いっか~。

20分後に戻ってみたらもう影も形も無かった。

こんな餌もろくに無いような場所で生きていけるのかなあ。



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