「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

オーディオ VS 「先入観は罪、固定観念は悪」

2024年06月07日 | オーディオ談義

その昔、「酒とバラの日々」という洋画があったが、我が家では「読書とオーディオの日々」がずっと続いている・・、そして不思議なことにこれがまったく飽きがこないまま、毎日がルンルン気分(笑)。

飽きない理由はといえば・・、煎じ詰めると両者とも変化に富んでいるからに違いない。とりわけオーディオは毎日「猫の目」のように変わっていますからね。

中には、
あまりに変化があり過ぎて 落ち着きのない奴だと「眉を顰める」人がいても当然・・、とかく評判がイマイチなのも承知している。

このところオーディオ関連記事のアクセスがガクッと軒並みダウンし続けているのがその証明。

な~に、かまうものか・・、誰がなんと言おうと、そして眉を顰めようと我が道を行くのみ~(笑)。

というわけで、今回もオーディオのホット・ニュース!

前々回のブログで投稿した「AXIOM80」(復刻版:以下「80」)の最新画像がこれだった。



この画像を御覧になった同じ「80」愛好家の「H」さん(神戸市)からさっそくメールをいただいた。

「私は〇〇(ブログ主のこと)さんと違って、2021年10月にAxiom80用(以下80)のフローティング台を設計して以来、3年近くこれだけに掛かりきりになってきたのですが、悪戦苦闘しながらでもあまりいい結果な出ませんでした。気をつけたことはただ一つ、〇〇さんたち先人の教え、つまり80を壊さないことです。

したがって超低音は入力しない、コーン紙の前後の音の干渉を断つことでした。

おそるおそるが災いしてか、小音量でも歪むし、脆弱で力ない音が続きました。

後面開放型キャビネットは吸音材を入れないと思っておりました。ハートレーのコンサートマスターやいろいろ吸音材を使用している方の話を聞き、ウールフェルトを詰め込んでみたのですが、量を調整すると、あら不思議、私が望む以上の音量でも一切歪まないし、低音がバンバン出ます。

解像度、透明感、スケールがどんどん上がって行きました。これが本来の実力なのでしょうが。全く雑味が無い音という感じです。

本当に急に変化が起こるのですね。でも、ずっと実験していた成果ですかね、数撃てば当たるわけでなないのですが・・。

「80」の250Hz 以下の低音は40μFオイルコンデンサーで自然に減衰するので問題ないのですが、

ウーファーの中低音以上の雑味が80への音の邪魔として目立ってきました。

現在は、インフラノイズの秋葉代表のご意見で、雑音は厚さの違うフェルトを何種類は前後に使って音を調整しています。

本当は、ウーファーにー12dB、-18dBのネットワークが適正なのでしょうが、やはり濁ると思います。200-250Hz以下を強調しないで再生するには、今が合っていると思います。

〇〇さんには釈迦に説法と思いますが、若し、PL100をウーファーで使用する場合があれば、ツィーターを鳴らさないか、完全に音を塞ぐことを推奨します。PL100なら結構いいバランスで鳴ると思います。」

ウ~ン、そうですか・・、稀代の銘ユニット「80」に対するあくなき情熱を傾ける方が、ブログ主と同様にここにもいらっしゃるのに つい嬉しくなりますな~。

メチャ「癖」のあるユニットなので鳴らし方も「百人百様」だが、「H」さんのご提言のポイントは2点ある。

 オイルコンデンサーで80をローカットする

 「PL100」(英国:モニターオーディオ)のウーファー部分を80の低音部として活用する。

これまで、まったく想像だにしなかった対策である・・、完全に意表を突かれましたねえ~。つくづく「先入観は罪、固定観念は悪」という言葉が身に沁みましたぞ(笑)。

ものごとを揺り動かすのは最後は「熱意」だが、その熱意と熱意のぶつかり合いはきっと好結果をもたらすはず・・、
よし、さっそくとりかかる としよう。

以下、続く。


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